野菜作りをはじめて3ヶ月目の人が、野菜作りをはじめていない人に伝えたいこと
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目次/ INDEX
川岸祐輔さんは、Jリーグ・ザスパクサツ群馬で活躍した元プロサッカー選手。
前橋育英高校から駒澤大学に進学し、ザスパクサツ群馬に入団。現役時代はDFとして34試合に出場し、自らのSNSでは「性格がマラドーナ」と自称するなど、ファンから「野獣」の愛称で親しまれました。2019年1月に現役を引退した後は、ザスパクサツ群馬のチームスタッフとして働いています。
そんな川岸祐輔さんが最近、DIYにハマっています。きっかけは、ザスパクサツ群馬とカインズがタッグを組んで、地元・群馬県を盛り上げる「共創プロジェクト」。DIY体験をSNSで発信するメインキャラクターに川岸家が起用されたからでした。
川岸祐輔さんはもともとDIYに興味はありました。しかし、ご多分にもれず「なかなかDIYの最初の一歩を踏み出せなかった」と言います。そんなとき、DIY企画の声がかかったそうです。
ということで、川岸祐輔さんの、DIYデビュー戦に密着してみました。
川岸祐輔さんが最初に挑戦したDIYは、子供用の家具作り。3歳になるお子さんと一緒に取り組みました。
初心者でも簡単に作ることができる手軽なDIYキットをカインズで購入。Kumimokuの『ミニチェアーキット』と『ミニテーブルキット』の組み立てに挑戦します。
Kumimoku のDIYキットは、ゴムハンマーと電動ドライバーだけ準備すれば、初心者でも簡単に家具を作れるのが特長です。
お子さんが全部の工程で「手伝いたい!」と主張したため、ケガをしないように手を添えてDIY作業を進めました。
「息子のやりたいことは全部させてみました」と川岸さん。お子さんの表情からは、作業に集中しながらも、お父さんと一緒にモノを作っているうれしさがあふれています。
Kumimokuのミニチェアーキットとミニテーブルキットを組み立てる川岸祐輔さん親子
特に電動ドライバーでの作業が楽しかったようで、電動ドライバーを手に取ると、ところ構わず穴を開けようとするため、川岸さんは気が気ではなかったようです。しかし、初心者向けの電動ドライバー『Kumimoku3.6Vミニドライバー KDC-01』を使ったので、簡単にビスを木に打ち込むことができました。
自分でDIYした机と椅子で読書するようになったお子さん
お子さんにとってDIYは、“作って終わり”のイベントではなく、自分が使うモノを初めて作った体験になりました。
「自分で作った机が大好きで、その机で折り紙をやりたいと言ったり、ミニカーを並べて遊んだりと、息子の創作意欲も高まったように感じています。塗り絵をするときも、作った机と椅子にちゃんと座って描いています。休みの日は、自分で作った机と椅子をバルコニーに出して、朝食やおやつを食べています」と川岸さんは嬉しそうに子供の変化について語ります。
「机と椅子に愛着を抱くようになりました。最初から自分で作ったこともあり、モノを大事に使う意識が芽生えたようです」
川岸祐輔さんには長年の夢がありました。それは、庭に芝生を植えて、野菜を育てること。
芝生は2021年7月末から育て始め、お子さんと一緒に植えました。ザスパクサツ群馬のホームスタジアムで芝生を管理しているスタッフに教わりながら、元気な芝生を自宅の庭で育てています。
DIYの一環として、庭づくりにも挑戦しました。『リバーシブル式 どこでもガーデンフレーム』を組み立てれば、ちょっとしたスペースで砂遊びや野菜作りができるようになります。
ゴムハンマーで杭を打って『どこでもガーデンフレーム』をDIY
とある日曜日の午後。組み立て作業に熱中する川岸祐輔さん親子
『ガーデンフレーム』の組み立てから土入れ、さらには苗植えまでの全工程に、父子は汗をかきながら取り組みました。
「意外と重くて大変だね」と言いながら袋から土を出して平らにならしていく
土入れのときは、お父さんには触らせないほどの勢いで、「楽しい、楽しい」と言いながら小さな手を目一杯使って土をならし、思いを込めるように足で踏みつけていきました。
小さな足でがしがしと土を踏みつけていく。体全体で土の感触を実感
『リバーシブル式 どこでもガーデンフレーム』で作った畑では、ハーブ作りに挑戦します。ハーブは野菜より手間がかかりません。
12種類のハーブを植えた川岸家の畑。現在では、ハーブは20種類にも増えている
12種類のハーブを植えた畑が、川岸家の庭にできました。
ハーブ作りは、子供の成長にはもちろんのこと、川岸家のくらしにも大きな変化を起こしました。
朝食でバジルやオレガノをホットサンドに入れたり、ルッコラのサラダを作ったりと、自分たちが作った野菜が食卓に並ぶようになりました。夜、子供たちを寝かしつけてからバルコニーに腰掛けると、夜風に運ばれたハーブの香りが癒やしの空間を演出してくれます。
「ハーブ作りがきっかけで、いろいろな植物を育てたい気持ちが強まり、植栽も始めたんです」
さらには、お庭キャンプや父子で山ごもりなど、やりたいことが次々とわいてきているそうです。
いまでは苗の様子を見ながらの水やりがお子さんの日課になっています。
お子さんの家庭菜園への熱中度合いは増すばかり。ある日、カインズに買い物に行って、イチゴの苗を見つけると「これを育てたい!」と自己主張しました。
「ハーブは葉っぱなので、子供にとっては区別がつきにくい。自分が知っているものを育てて食べてみたいという意欲がわいてきたのでしょう」
苗ポットから苗を出して『どこでもガーデンフレーム』に移し替えていく
砂とは違う、ふっくら・しっとりした土の感触。土の袋の中に入っていた小さな虫を見つけて歓声をあげ、「大きくなーれ」といいながら、イチゴの苗を植えました。
「芝生は私が育てたくて始めました。でもイチゴは『自分が育てている』という意識を強く持っているようです。芝生より成長を感じられるハーブの葉っぱが伸びていく様子に驚いたり、匂いを嗅いで自分の好きな匂いかそうでないかを感じ取って私に報告してくれます。息子の観察力や想像力に驚いていますね。ときどき、1歳の妹と一緒に庭に出て、ハーブの匂いやイチゴの苗の成長について説明しています」
川岸さんは、次のDIYも計画中です。
「自分の趣味部屋にマンガ用の本棚を作りたいです。数百冊あるマンガを壁一面にきれいに並べたい。でも、わが家は屋根が斜めになっているので、既製品だと難しい。自分で本棚を作りたいですね」と創作意欲を語ります。
「カインズには木材のカットサービスがあるから、そこでカットしてもらえれば、自分で組み立てられると思います。Kumimokuのドライバーという心強い味方もいますし!」
川岸さんは、もともとDIYに興味がありながらも、最初の一歩をなかなか踏み出せませんでした。しかしザスパクサツ群馬とカインズの共同企画『#川岸家の日記』を通じて、DIYデビューを果たしたことで、DIYへの認識が変わったといいます。
「モノ作りだけではなく、くらしを創ることそのものがDIYだと実感しました」
DIYやハーブ作りをはじめたことで、ファンとのコミュニケーションや話題も増えたそうです。「お子さんが一生懸命にやっているねと感想を伝えてもらったり、子供と一緒にDIYをやりたいけど、何から始めたらいい?と相談されたりします」
川岸さん自身、DIYをはじめたことで、くらしに対する意識が変わり、お子さんの創造力や想像力が大きく刺激されたことを実感。家族の話題も増えました。
DIYは、モノをつくるだけでなく親子の絆を深めたり、感受性や創作意欲を育んだり、明日のくらしを豊かにできる可能性を秘めているのかもしれません。
※この記事に登場したカインズの商品一覧
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