1000円分のモルタルでレンガを何個作れるかやってみた!
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「ハンドパワー」のフレーズで世を席巻した、超魔術師のMr.マリックさん。中学生の頃からマジックに魅了されたというマリックさんは、以来既存のマジック道具をそのまま使うのではなく、一から手作りしてオリジナルの「超魔術」を作り上げてきました。現在は自身のYouTubeチャンネルで「DIYマジック」と称し、身近な材料で作れる簡単なマジックを数多く紹介しています。
今回はそんなマリックさんに、クリスマスや忘年会、新年会などの出し物にぴったりな、初心者でもできるDIYマジックを教わりました。ぜひ作る過程から楽しんで、マジックにチャレンジしてみてください。
──早速ですが、今回はどんなマジックを教えていただけるのでしょうか?
Mr.マリックさん(以下、マリック):何でも出てくる魔法の箱「ガックリ箱」です。まずは、実際にやってご覧に入れましょう。
──まさに何でも出せる魔法の箱でした……! でも、そんな夢のような箱なのに「ガックリ」は一体どういう意味なんですか?
マリック:「ガッカリ」という意味はないんです。首を「ガックリ」とするように箱を倒す動きから、そう名付けました。
──確かにあの動きは「ガックリ」だった。タネを教えていただけますか?
マリック:はい。仕組みは単純で、このように箱の底面がスライドする仕掛けになっています。
──お、箱が展開された。
マリック:箱の底に物を入れると、その重みで仕掛けの部分が後ろに飛び出します。底面だった部分が壁になるので、正面から見ると何も入っていないように見えるわけです。
箱を手前に90度倒すと、正面からは何も入っていないように見えるが……
後ろ側を見ると、物の重みで仕掛け部分が飛び出している
──なるほど。最初から物自体は箱に入っていたわけですね。でも箱を倒すことで、正面からは見えなくなると。
マリック:そう。シンプルですが巧妙なトリックです。