「最強の定食」の定義から考える。「色」と「方向」重視の定食
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目次/ INDEX
子どもの頃以来、久しぶりにダンボールハウスを作りました!
「ダンボールハウス」とは、読んで字の如く、ダンボールでできた家のこと。
子どもはこの狭い空間で遊ぶのが大好き。ある時はお店屋さん、ある時は秘密基地として、創造力を膨らませながら夢中で遊び倒すのです。
甥っ子と姪っ子がダンボールハウスを欲しがっていたので、けっこうガチなダンボールハウスを作ってみました!
ダンボールハウスに必要な材料はいたってシンプル。とりあえずこれだけあればなんとか形になります。
どういうデザインにするかによって異なりますが、上記の道具もあると制作作業がはかどります。
布テープ No.112 50mm×25m
ダンボールを立てたらもうできた感じですが、もうちょっとこだわりたい。
ダンボール2つの側面を切り、合体させます。窓やカウンターを作る場合は、組み立てる前に切っておくのがおすすめ。
大きく窓を切り取ることにより、接合部分などが折れやすく弱くなりますので、補強しましょう。
弱いと感じる場所はガムテープで補強しよう
接合部分は、ガムテープを二重に貼り、その上にボンドを塗ったダンボールをあてがうと折れにくくなります。
ダンボールを1つカットしたら、同じ形をもう一つカット
屋根の部分に合わせて三角を切ります。
よく見たら、ダンボールに合わせてる場所は窓なので間違えていますが、たまたま合わさってしまっただけなので、みなさんは間違えないでくださいね!
矩尺(かねじゃく)が便利
新しいカッターの刃だと、切る際はもちろん、筋を入れるのにも便利。
ダンボールをカットしたらガムテープでつなげる。ガムテープがヨレないように気を付けて
屋根の高さは20cmに。ちょっと高めですが、5~7歳が使うので、高めにとりました。
また、屋根はのせるだけのものするので、突然立ち上がっても破れたり壊れたりしません。
木工ボンドは速乾性の方が仕事が早く進む
三角をダンボールハウスにガムテープで張り付けました。
ペイントしてもいいのですが、ウォ―ルペ―パ―の方が楽
屋根の部分は、ハウスを作る時に切り取った部分がそのまま使うとちょうどいいです。
屋根は木目のウォ―ルペ―パ―を使用。ボンドで貼りつけました。
さて、屋根をハウスにのせてみます。
ウォ―ルペ―パ―が乾いたらダンボールハウスに乗せてみよう
おっ! ちょうどいい感じ!
屋根の高さを高くし過ぎると「蔵」っぽくなってしまう
…なんか不自然な気がする。
そうだ。
木目の間隔が太く、ダンボールハウスのサイズ感とするとちょっとバランスが悪い気がします。
急遽、アクリル絵の具で柄に「うろこ」のような線を足して雰囲気を変えることにしました。
ウォールペーパーの縦の線を増やすのも手段としてあり。ちょっと幅が広いのが悩みどころ。
アクリルペイントで細かく書き込むと屋根らしくなるので、こんな感じで書いていきます。
このウォールペーパーが意外と色を弾かなかったので作業が楽でした。弾かないのをいいことに、水で薄めてアンティーク加工をほどこしてみました。
出来上がりはのちほど…。
細かい隙間もアクリルペイントで塗っていきます。壁になる部分を刷毛を使ってアクリルペイントで塗りました。思ったより時間がかかったので、細かい部分を刷毛にして、残りはローラーで塗ることに。
このサイズだと、アクリル絵の具は3~5本必要になるので、キレイに早く塗装するなら、思い切って水性ペンキにしてしまった方が良いと思います。
ダンボールを塗るときは、広い面はローラーを使うと便利
塗装中、ダンボールが水を吸ってボコボコし始め…。
あとでシーラーを塗ればよかったかな?と思ったのですが、もうそこまでやっちゃうと木で作れよって話になっちゃうので、やめておきました(汗)。
合わせ目が浮いてしまうので、同色のビニールテープで補強してもよい
あくまでも軽くて折りたためるダンボールハウス。このまま突き進みます。
茶色のアクリルペイントを平筆で塗るとナチュラルな雰囲気になる
カウンターや窓、ドアなど、細かい部分はブラウンで統一。アクリルペイントをドライブラシでサカサカと塗ると、わらぶき小屋のような仕上がりになります。ドアを塗るときは、平筆で一方行に塗ると木目風に仕上がります。
一旦ダンボールハウスをたたんでみた。たためてホッとしたぁ~!
とりあえず色塗りは終了~!!
ダンボールハウス完成!屋根を高くとったので若干、蔵っぽい
一晩明けて…。
ダンボールのボコボコ感は、絵の具が乾いてくると治まってきました。ただ、ボンドが乾き始めると、屋根が少し反り気味に。
ウォールペーパーを貼った後、この置き方で乾かすと屋根が反ってしまうので注意です!
横にして閉じた状態で、重しを乗せておくと開かず真っ直ぐ仕上がります。
カウンターやサンバイザーに、ダンボールで作った三角で棚受けを付けました。カウンターの棚受けは、2~3枚重ねると強度が増します。接着は左右ともガムテープで留めて、折りたためるようにしておきました。
折りたたむ時に、しっかり留めておきたい時は、内側にマジックテープを付けておくとまとまるので◎。
できあがったダンボールハウスに、ガーランドでかざりつけると...おままごとにちょうどいい、小さなショップが誕生しました!
ダンボールハウスの前にテーブルを置いたらお店っぽくなりました。
カウンターの強度は重たいものを乗せるようにできていないので、おもちゃをのせる程度で遊ぶことを推奨します。
ダンボールハウスにいろいろ飾り付けてみました~!カントリー調のカフェのできあがりです♪
どこにでも運べるので、外でのおままごとにもぴったり。ただし濡れないようにシートを敷くのをおすすめします。
シンプルな作りなので、何屋さんでもいいですよね!
……ところで。反対側はどうなってるの?
あっ、ソレ、気になっちゃう感じですかぁ~?
裏面では居酒屋さんがオープ~~~ン!!
夏や秋に楽しめるはずだったイベントも軒並み中止になってちょっぴり寂しい。まだまだお出かけや外食も憚られるこのご時世だからこそ、家族の時間を大切にしたいところ。
こんな「ごっこ遊び」なら、大人も飽きないで付き合ってあげられるのでは?
おつまみとビールを準備しました! おつまみは、コンビニでも手に入る乾きものを中心に。
まったりお家でお酒を楽しむ幸せを噛みしめます。
たぬき君とダンボールハウス居酒屋で乾杯!
……え? たぬきが気になる?
たぬきは信楽の人から頂いたもの。こんなところで役立つとは…。
遊んだあとは、簡単に折りたたんでお部屋の隅に立てかけられます。
畳むととてもスリムなダンボールハウス。
ダンボールハウスは隙間に入る薄さ。ダンボールラックなどがあれば収納しやすい。
しっかり立てかけるなら「ダンボールストッカー」などの購入も良いですが、マジックテープを連結させたものを巻いておくとまとまりがよくなるのでお試しあれ。
丸2日かかって出来上がった「ダンボールハウス」。作り始めるとどんどんこだわってしまいました。
本当は内装もクロスを貼ってしまおうか考えたのですが、終わりが見えなくなってしまったので断念。
ダンボールハウスを微調整
何より強度が心配で、実はあとから隙間にコーキングをしたり、ガムテープで後から補強して塗装しなおしました。※コーキングは少ししか使わないのでわざわざ買わなくてもいいです。
一生懸命作ったのに一日でゴミになったら悲しいので…(泣)
作っている最中に、弱いと感じた場所は追加で補強
作り終えた後、やっぱり次は壊れない素材&軽量なハウスを作りたいなと考えがムクムク。
みなさんも、まずはダンボールハウスにチャレンジしてみてくださいね!