料理研究家・リュウジの簡単やばうまレシピ「キノコ柚子胡椒バターパスタ」
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キッチンリセットという言葉を耳にしたことはありますか? YouTubeやInstagramで話題のこのキッチンリセットとは、毎晩のルーティンワークでキッチンをきれいな状態に戻す(=リセットする)ことを意味します。
キッチンリセットによって1日分の汚れをその日のうちに取り除き、キッチンに汚れが溜まることを防ぎます。毎晩のキッチンリセットのおかげで、翌朝は清潔で整ったキッチンに立つことができ、爽やかな1日を迎えられることでしょう。キッチンリセットは「毎晩しなけらばならないこと」なのでハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、1日単位の軽微な汚れのうちにこまめに掃除をしておくことで、年末の大掃除のように溜まりに溜まった頑固汚れを相手にする必要がなくなりますよ。
明日をすっきりと迎えるための新習慣として、ぜひ毎晩のルーティンワークにキッチンリセットを取り入れてみてはいかがでしょうか?
キッチンリセットを毎晩のルーティンワークに取り入れるコツは2つ。
キッチンリセットは、夕飯後の洗い物を片付けたついでにそのままの流れでやるのがおすすめです。夕食後、ソファに腰掛けて一息ついてしまうとなかなか重い腰は上がらないもの。夕食の片付けにプラスオンして習慣づけて、毎晩のルーティンワークに組み込みましょう。
キッチンリセットを気持ちよく取り入れるためには、日頃からキッチンのカウンターやシンク周りにできるだけ物を置かないという工夫も大切です。例えば、コンロの近くに調味料や調理道具がたくさん並んでいたりはしませんか? あまりにもキッチンの汚れやすい場所に物がたくさん置いてある状態では、キッチンリセットはスムーズに進みません。収納術を駆使して、物は掃除の邪魔にならないところに日頃から収納しておくことをおすすめします。
ほかにも、常設の水切りカゴは思い切って撤去して、洗い物をするたびにキッチンクロスを水受けとして使用するのも良いでしょう。
YouTubeやInstagramを通じて、お掃除上手さんによるさまざまなアイデアがキッチンリセットには生まれています。その中でも特におすすめの3つに絞って、今回は「キッチンリセットでやることリスト」をご紹介します。所要時間は5分ほど。やるとやらないのでは、翌朝の気持ち良さが格段に違いますよ。
それではひとつずつ見ていきましょう。
夕食の食器を片付けたら、そのままの流れでシンクをきれいにします。排水口のゴミを捨てて、食器用のスポンジと食器用の中性洗剤を使って、シンク、排水口のゴミ受けやフタを洗いましょう。一度ついた水垢はこびりついてしまうと大変です。毎日洗っておけば常にきれいな状態が保てるので、汚れはとれやすいですよ。
シンク専用のスポンジをわざわざ用意しなくても構いません。その代わりにスポンジはできるだけ安価なものを用意して、週に1度のペースで新しいものに交換を。こうすることで、スポンジのきれいも保ちましょう。
次に、コンロやIHクッキングヒーター周辺の掃除に移ります。油汚れはこびり付くと落ちにくくなるので、キッチンリセットでその日のうちに落としてしまいましょう。油汚れには、セスキ水が向いています。セスキ水を含んだスプレーを使い、コンロやIHクッキングヒーターの汚れを拭き取ります。
こびり付いてしまった落ちにくい汚れには、メラミンスポンジを使うと◎。メラミンスポンジは細かく切ってストックし、使いたいときに使いたい量だけ取り出せるようにしておくと便利です。
最後に、キッチン全体を拭き上げます。先ほどのセスキ水のスプレー以外に、ウタマロクリーナーといった油汚れに強いスプレーで拭いてもキッチン全体がとてもきれいになりますよ。
シンク全体の水滴もスプレーを使いながらきれいに拭き取ります。キッチンペーパーや使い捨てのマイクロファイバークロスを使って拭き上げると、水分を吸着しやすいです。
キッチンリセットをした後は、キッチンがピカピカ&サラサラに。キッチンリセットを毎晩のルーティンワークとして習慣化させれば、翌朝を清々しく迎えられること間違いなしです。
忙しかった日や疲れた日など、どうしても乗り気になれない日は手を抜いても構いませんが、キッチンリセットは毎日続けることが重要です。面倒臭くなって三日坊主になっては本末転倒なので、できるだけ簡単で手軽な掃除に絞って、オリジナルのキッチンリセットを見つけてみてくださいね。