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自分で好きな植物を育てて楽しみたいと考えている人は多いでしょう。ガーデニング初心者にも育てやすい植物として、人気が高いものに多肉植物があります。この記事では、多肉植物に興味を持っている人に向けて、多肉植物の寄せ植えのやり方について解説します。
多肉植物は、根や葉、茎の部分に水分を溜め込んだ乾燥に強い植物です。元々は砂漠などの乾燥した場所で自生していた植物のため、多肉植物は水やりの頻度が少なく済みます。ガーデニング初心者でも枯らすことなく育てられる多肉植物は、おしゃれなインテリアとしても取り入れられています。
多肉植物の寄せ植えは、複数の多肉植物を組み合わせて鉢に植え付けて楽しみます。多肉植物にはユニークな色や形が幅広く存在するので、お気に入りの組み合わせで寄せ植えとして仕立てれば、多肉植物の魅力がさらに増すこと間違いなしです。
ひとくちに多肉植物と言ってもその種類はさまざま。寒さや暑さ、湿気など、多肉植物の種類によって適した生育環境は異なります。多肉植物の寄せ植えを楽しむためには、成育旺盛になる時期を指す「生育期」を合わせることが重要です。
栽培に向いている多肉植物は、生育期ごとに主に「春秋型」「夏型」「冬型」の3つのタイプに分けられます。生育期には水やりの頻度が上がり、逆に休眠期は根から水分を吸い上げることができないので、水やりはほとんど必要ないか、頻度を控えます。一方で、休眠期に水をやりすぎると根腐れの原因になってしまうことも。
生育期がバラバラなものを一緒に寄せ植えにすると水やりの管理が難しくなってしまうため、多肉植物の寄せ植えは生育期が同じものを選ぶようにすることがポイントです。
多肉植物の生育期である「春秋型」「夏型」「冬型」の各タイプの特徴について触れておきます。生育期を把握しておくことで、上手に多肉植物を寄せ植えすることができますよ。
春秋型とは、春と秋に生長する品種のこと。育てやすい品種が多く、初心者向けです。春と秋の両方で植え替えがおこなえるほか、挿し木、枝分け、葉挿しなどの繁殖もこの時期におこないます。代表的な春秋型の多肉植物はハオルシア、エケベリア、セダム、アエオニウム、リプサリスなど。
夏型は、気温の高い時期に生長する品種です。夏に生長しますが、湿度が苦手な品種が多いので、夏は風通しを良く直射日光を避け、葉焼けや腐りから守りましょう。代表的な夏型の多肉植物はカランコエ、ユーフォルビア、アロエなど。
冬型は、寒さに強く、低温時に生長する品種。冬型とは言っても、5度以下といった極端な寒さのときや春〜秋にも生長が鈍るなど、育て方が特殊なので注意が必要です。代表的な冬型の多肉植物は、クラッスラやリトープスなど。
多肉植物の寄せ植えをするためのステップをまとめました。理想の多肉植物の寄せ植えができるように、事前にしっかりと用意を整えましょう。
まずは土づくりから。自分で土を配合することもできますが、多肉植物専用の配合済みの土を使うと安心です。専用の肥料も用意します。
多肉植物の寄せ植えには鉢やプランターも必要です。できるだけたくさんの土が入り、十分に根を張れる深さのあるものがおすすめ。また、水はけがよく、鉢底に穴が開いているものを選びましょう。
多肉植物の寄せ植えをするときに必要になる道具は、スプーンやピンセット、ハサミ、ジョーロ、土入れ、ブラシ、フォーク、割り箸、鉢底ネットなど。
鉢底に土を鉢の1/3くらい入れ、肥料を入れます。土を肥料が隠れる程度まで入れたら、鉢の縁から1株目の多肉植物を植えていきます。株元がしっかりと固定されるように、土を入れ込むことがポイントです。バランスを考えながら隙間なく植えていき、全体に土を入れます。少し高いところからトントンと落として土を安定させたら、できあがりです。
多肉植物を上手に寄せ植えするには、植物同士の生育期を合わせること。これによって、水やりのタイミングを揃えるようにしましょう。
多肉植物の寄せ植えを成功させるためには、丈夫な苗を選ぶことも重要です。苗を選ぶときに見るべきポイントは、変色がなく、全体的に緑色であるということ。光合成が十分に行われ、元気に成長している苗かどうかをチェックします。一方で、茎が細くヒョロヒョロしていたり、変色しているような苗は、病気や害虫への抵抗力が弱い可能性があるので注意が必要です。
多肉植物を寄せ植えをするときに、植物同士の間隔を開けすぎてしまうと寄せ植えの魅力が半減してしまいます。株元がしっかりと固定されるように土を入れ込みながら、ぎっしりと寄せ植えすることをおすすめします。
複数の多肉植物を組み合わせて鉢に植え付けて楽しむ、多肉植物の寄せ植えについてご紹介しました。多肉植物にはユニークな色や形が幅広く存在するので、お気に入りの組み合わせで寄せ植えとして仕立てれば、多肉植物の魅力がさらに増すこと間違いなしです。
多肉植物の寄せ植えのコツやポイントを押さえたら、世界にひとつの組み合わせをぜひ見つけてみてくださいね。