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多肉植物を育てるのに適した土とは?|植え替えの手順や注意点と合わせて解説

調べてみた

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

多肉植物を栽培するためには、購入時の植え替えや成長に合わせて適した土に植え替えることが大事です。多肉植物を育てている人やこれから育てる人の中には、どのような土を用意すればいいか知りたい人もいるでしょう。

この記事では、多肉植物に適した土や植え替えの手順、育てる際のポイントなどを解説します。多肉植物栽培の参考にしてください。

多肉植物とは

さまざまな多肉植物

多肉植物とは、葉・茎・根に水分を貯める多肉質植物の総称です。代表的なものは、ベンケイソウ科やパイナップル科などですが、サボテンも多肉植物の仲間になります。

多肉植物は、名称のようにぷっくり膨らんで丸みのある形が特徴です。その愛らしさから、インテリアプランツとして根強い人気があります。生育期で分類されていて、春と秋に生育するものは「春秋型」、生育期が夏なら「夏型」。冬に生育するものは「冬型」です。

多肉植物にも植え替えが必要

多肉植物の植え替え

多肉植物は、容器に入って販売されているものが多くあります。しかし、多肉植物にも植え替えが必要です。

多肉植物に植え替えが必要な理由

何年も同じ鉢で多肉植物を育てていると、根詰まりを起こす可能性があります。根詰まりが原因で病気になることがあるので、注意が必要です。

また、年月の経過で土が細分化されて密度が高くなると、水はけが悪くなり、生育環境の悪化につながります。

多肉植物がのびのびと育つためには、環境のリフレッシュが必要です。定期的に鉢と土を入れ替えて、植え替えを行いましょう。

多肉植物の植え替えのサイン・タイミング

多肉植物の植え替えのタイミングは、根詰まりをしているかどうかです。根詰まりは、見た目では分かりにくいのですが、サインを見逃さなければ植え替えのタイミングがわかります。

多肉植物の植替えサイン

  • 鉢の底から根が出始めている
  • 湿度が適正なのに葉が枯れはじめてきた
  • 下葉が落ちた
  • 茎から根が見えるようになった

春秋型、夏型、冬型、いずれも成長期に入ったら植え替えましょう。植え替えペースは毎年がおすすめですが、根詰まりのサインがなければ3年程度持ちます。

多肉植物の植え替えに必要な準備

多肉植物の植え替えに必要なもの

多肉植物を植え替えるためには準備が必要です。ここでは、植替えの前の準備を解説します。

苗、育てるのに適した土や鉢、その他植え替えに必要な道具をそろえる

  • 多肉植物の苗(購入する場合)
  • 鉢(底に穴が空いているもの)
  • 土(多肉植物用の土)
  • スコップ
  • 木製マドラー
  • 清潔なハサミ
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • ピンセット
  • ビニールシート(新聞紙でもよい)

鉢は、苗よりも1回り大きなものが良いでしょう。成長した多肉植物の植え替えの場合は、現在の鉢よりも1回り大きなものを選びます。

植え替えで重要な土作りについては、後ほど詳しく解説します。

育てるのに適した場所や環境を整える

多肉植物には、栽培するのに適した環境があり、植え替え時に整えて上げる必要があります。日当たりや風通しなどを確認しておきましょう。多肉植物に適した環境については、後ほど詳細に解説します。

多肉植物、良い株の選び方

元気な多肉植物

多肉植物は、15,000以上の品種があるとされていて、9科に分類されています。苗の選び方は、共通していますので以下のポイントを参考にしてください。

  • 葉が肉厚でぷりっとしている
  • 葉が徒長せずに詰まっている
  • 葉や枝の色がハッキリいている
  • 新芽がきれいな緑色である
  • (表面に粉や毛がある品種の場合)粉や毛がしっかりある

寄せ植えの場合は、同じ科の多肉植物を選ぶのがポイントです。水やりなど栽培のタイミングを合わせやすくなります。

多肉植物を【育てる・植え替える】のに適した土

多肉植物の土

多肉植物を育てたり、植え替えたりする場合は、多肉植物に適した土が必要です。ここでは、多肉植物の土について解説します。

多肉植物に向いているのは、水はけのよい土

多肉植物は、基本的に水はけのよい土を好みます。キク科の多肉植物は、目が細かくある程度保水性が高い土を好み、ベンケイソウ科は目が中くらいの土地を好む違いがあります。

多肉植物は、自ら水分を蓄えられるため、排水性や通気性が良くないと余分な水分で根腐れが起こるからです。購入時や植え替え時には、乾いた土地を準備するようにしましょう。

自身で数種類の土をブレンドして作る方法と、多肉植物用の土を購入する方法がある

多肉植物の土は自分でブレンドして作る方法と、市販されている多肉植物用の土を購入する方法があります。自分でブレンドする場合のベースは園芸用の土で、川砂や赤玉土、鹿沼土をブレンドします。

市販されている多肉植物の土は、目の細さや粗さによって違いますが、ベースは水はけがよい土です。土が乾きやすいため水はけが良く、肥料がほとんど含まれていないのが特徴です。

多肉植物に適した環境

日当たりと風通しの良い場所

ここでは、多肉植物の栽培環境で大切な日当たりと風通しについて解説します。

日当たりが良い場所に置く

多肉植物は、南アフリカや中南米などの砂漠や海岸などの乾燥地帯が現生地です。ほとんど雨が降らず、強い日差しが照りつける環境で育つ植物なので、日当たりの良い場所に置くことで育ちがよくなります。

真夏以外は、直射日光が当たる屋外で育てます。屋内でも育つ品種もありますが、この場合も日当たりの良い場所を選びましょう。

風通しの良い場所に置く

多肉植物は、水分を多く含んでいるため風通しの良さも必要です。湿気がなく風通し良い場所に置くとよく育ちます。

多肉植物の植え替え手順

根の土を落とす

多肉植物の基本的な植え替え手順は以下の通りです。成長した多肉植物の植え替え作業も、基本的には同じ流れなので参考にしてください。

  1. 苗のポットの下の方をもんで土をほぐす
  2. 苗を優しく掴んでゆっくりと引き出す ※葉の間に土が入り込まないように注意
  3. 根についている土を、根を傷つけないように優しく落とす
  4. 根の長さは鉢に入れた時に底に着かない程度に、ハサミでカットする
  5. 鉢底ネットを丸くカットして鉢底に敷く
  6. 鉢底から1cm程度土を入れる
  7. 苗を優しく手で持ち鉢に入れ、鉢を回しながら脇から少しずつ土を入れる
  8. 鉢の8分目まで土を入れる
  9. 苗を離し、マドラーを土の中に差し込んで、上下に突きながら土の中の隙間をなくす

土が詰まったら、多肉植物の根が見えなくなるまで土を入れます。このときも、マドラーを使って隙間を埋めながら土を加えていくのがポイントです。

植え替え前後と育てる際の注意点

多肉植物の植え替え前後には注意点があります。植え替え後の育てる際の注意点と合わせて解説します。

【植え替え前後の注意点】

水やり

植え替え前後には特に水のあげ方に注意が必要です。植え替え・植え替え後に分けてみていきましょう。

植え替え前には、必ず根、土を乾かす

多肉植物の植え替え前には、古い根を整理します。傷んでいる根があれば、このときに取り除きましょう。根が変色していたり、干からびていたりするものは、消毒した清潔なハサミで切り取ります。

根の整理が終わったら、根と土を乾かしてください。根と土が乾いていなければ、根腐れの原因となりますので、風通しの良い半日陰でよく乾かしましょう。

植え替え後は、水やり開始のタイミングや置き場所に注意

置き場所は風通しの良い日陰が適しています。雨や水のかからない場所に置きましょう。

植え替え後の水やりは、1週間から10日ほど乾燥させてからになります。葉にかからないように根元にゆっくりと注ぎ、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのがポイントです。安定すれば日光が直接当たる場所に移動させましょう。

【育てる際の注意点】

剪定

多肉植物を育てる際の注意点としては、水やりについてや剪定、害虫対策等が挙げられます。多肉植物が健康な状態で長く楽しめるようにチェックしてみてくださいね。

水やりの頻度に注意

植え替え後の水やりが終わり、多肉植物が安定してくれば定期的に水やりを行う必要があります。目安としては2週間おきですが、様子を見ながら適正に水やりすることが大切です。

多肉植物の状態を毎日見ていると、多肉植物が水を欲している状態がわかるようになります。葉にシワがより、色が黒くなってきたらたっぷり水をあげてください。

剪定の時期に注意

全ての多肉植物に必要なわけではありませんが、葉が大きくなってきた場合は風通しや日当たりを良くするために剪定します。

剪定の時期は、気温が10℃から30℃で植物の光合成が盛んな頃が適しています。殺菌したハサミで剪定することがポイントです。

病害虫に注意

「多肉植物は病気に強く丈夫」というイメージがあるかもしれませんが、実は病気や害虫で枯れてしまうこともあります。毎日の観察が病気や害虫を防ぐポイントです。

たとえば、うどんこ病が発症した場合は専用の薬を散布して対処しましょう。

注意が必要な害虫はアブラムシやカイガラムシ、ワタムシなどです。薬剤で対処できないワタムシは、ピンセットで1つずつ取り除きます。

その他、多肉植物の育て方・楽しみ方

ハイドロカルチャーの寄せ植え

多肉植物には、他の植物にはない育て方や楽しみ方があります。ここではハイドロカルチャーでの栽培や寄せ植えなどを解説します。

多肉植物はハイドロカルチャーで育てることも可能

ハイドロカルチャーとは、土を使わずに植物を育てる方法です。

ただし、日光と水温、藻の発生に注意が必要です。ハイドロボールの場合は、ボールが乾いたのを確認して少量の水を与えるように気をつけましょう。

多肉植物は寄せ植え・挿し葉や挿し芽・株わけを行ったり、飾り方を楽しむのもおすすめ

多肉植物は、単一でも楽しめますが、寄せ植えでアレンジすれば、楽しみが広がります。多肉植物の形状は、大きく分けて4つのグループがあります。

  • 上に成長するタイプ
  • 横に成長するタイプ
  • 苗の形状のまま大きくなるタイプ
  • 長く伸びて垂れるタイプ

この4タイプを組み合わせて飾り方に工夫を施せば、オンリーワンの寄せ植えを作れるでしょう。

また、多肉植物は挿し葉や挿し芽、株分けで増やせる植物です。剪定で切った葉や枝を捨てずに、繁殖栽培に活用するのもおすすめです。

【参考】寄せ植えの方法

オリジナリティが溢れる多肉植物の寄せ植えには、次のようなポイントがあるので参考にしてください。

  • 上に成長するタイプには、低いものを合わせると立体感を出せる
  • 生花をアレンジするようなイメージで寄せ植えするとデザイン性が高くなる
  • 長く伸びて垂れるタイプは背の高い鉢が適している

おすすめの多肉植物

可愛らしい多肉植物の寄せ植え

多数の種類がある多肉植物で、おすすめのものをいくつか紹介します。

ハオルチア属は岩陰に生息しているため、間接光を好みます。室内栽培向けであり、インテリア性も高い品種が多いです。

セダム属は、地植えもできる品種が豊富です。寒さや暑さだけでなく乾燥にも強いため、初心者も挑戦しやすいでしょう。

エケベリア属はバラの花のような雰囲気を持ち、美しい多肉植物です。程よい日光で育ち、カラーバリエーションも豊富なので部屋に飾れば映えます。

まとめ

多肉植物は、水はけの良い土を好む植物です。15,000を超える品種があり、サボテンやアロエなどは知名度が高い品種です。育てやすいため安定して高い人気を保っています。栽培や植え替えポイントを知れば、育てやすい植物です。

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