泥汚れで悲惨な玄関タイルを神アイテムでピカピカにお掃除してみた
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カインズにはさまざまなアイテムが売られています。どうやって使うのかはわからないけど、その謎すぎる形状と質感こそがおもしろくてたまらない、というホームセンター好きも少なくない、はず。
正解じゃないからおもしろい。
カインズでみつけたアイテムの、新しい使い方を考えてみました。
今回は、菓子作家の土谷未央さんによる、カインズにあるモノを使った、新しい楽しみ方をお届けします!
今回の主役はこちら。
工具売り場で見つけた「白い三角」です。
さて、どんなふうに使うものなのでしょうか。
手に持ってみるとこんな感じ。
大きさからいって工事現場の三角コーンではなさそうですね。円錐の中は空洞で、頂点にはごく小さな穴が空いています。
白い三角の次は、白い四角が登場。
そこに尖っている方を刺して、立てて、並べます。
あまりくっつけすぎないように、自立できる間隔をあけて。
これ、実はハーブティー。砂糖で甘みを加え、食用色素で色をつけています。
いくつか色のバリエーションを用意できると◎。
ジュースでもいいですが、炭酸が入っているものだとうまくできないのでご注意を。
七分目まで、ゆっくり注ぎます。
白かと思っていた三角は半透明色だったんですね。
こぼさないように、ゆっくりやさしく注いでください。
持ち手が円錐のふちにカチッとはまるまで押し込むのがポイント。
グラグラせずに安定して立つところを見つけてください。
持って移動するのがちょっと難しいです。
あらかじめバットの上でやるか、写真のように板をかませるとスムーズに。
この状態のまましっかり凍らせてください。
冷凍庫から出して、白い四角から三角を抜き、ケースを外します。
お湯にサッとつけるとスムーズにとれますよ。
持ち手を棒や紐などにひっかけてみると、あ、これは・・・
折りたたんだ傘の形がユニークなアイスキャンディーが完成しました。
したたる滴までおいしい、カラフルな冷たいお菓子です。
青がラベンダー、赤がハイビスカス&ローズヒップ、黄がキンモクセイ。
ひとくちかじると、ハーブの香りがふんわり広がります。
でもこの白い三角、もちろん、アイスの型じゃありません。
正解は、1kgサイズのボンドに取り付けて使う円錐ノズル。
一般家庭にはなかなかないこのアイテム、「接着・補修・梱包剤」売り場で見つけました。
さらにアイスの型を固定した白い四角はスポンジ、持ち手はS字フックを使用しています。
正解じゃないからこそおもしろい、モノの新しい使い方。
土谷さんいわく、お菓子用の円錐の型って意外とないんだそうです。
Sカンとのサイズのぴったり具合も、まさにこのために作ったかのようにピッタリでした。
アイスキャンディーはもちろん、キャンディーでも、チョコレートでも。
ぜひお試しくださいね。
◯材料
(青)水 170ml/ラベンダー 3g/マロウブルー 1.5g/レモングラス 1.5g/砂糖 22g/ゼラチ
ン 2.5g(溶かしてすぐ溶けるタイプのもの)/着色料(青)
(赤)水 140ml/ハイビスカス 3g/ローズヒップ 1.5g/砂糖 22g/ゼラチン 2.5g(溶かして
すぐ溶けるタイプのもの)/着色料(黄)
(黄)水 130ml/キンモクセイ 1.3g/緑茶茶葉 1.7g/砂糖 20g/ゼラチン 2.5g(溶かしてす
ぐ溶けるタイプのもの)/着色料(黄)
*ハーブはすべてドライハーブを使用。
◯作り方
企画構成 / 片田理恵
写真 / 岩田貴樹