日傘のスキをなくしたら妖怪っぽくなった話
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
今シーズンの冬も終わり、季節は春に向かってきました。乾燥が気になる冬には、みなさんのご自宅でも加湿器が大活躍だったのではないでしょうか?
地域によって差は出てきますが、一般的に加湿器の使用時期は気温と湿度が低下する10月〜4月ごろと言われているそうです。そう、そろそろ加湿器をしまう時期!
我が家で使用している加湿器は、こちらの2台。左側は寝室で使用している加熱式のタイプ、右側はリビングで使用している加湿器と空気清浄機が一体になったものです。どちらもこの冬、ほぼ毎日使用をしていましたが……。
ぶっちゃけ、その間に一度も掃除していません!
どれだけ汚れているのか不安ではありますが、次のシーズンを気持ちよく迎えるために、この2台を徹底的にお掃除してみたいと思います。
まずは、加熱式加湿器のパーツを解体していきます。普段はタンクしか外さないけど、こうやって広げてみると細かいパーツがいっぱいありますね。
なんだか、本体にこびりつくやばい汚れが見えてきたような気がする……。
やっっっば!
中は汚れで真っ白になっています。そう、これは水道水に含まれているミネラル分などが固まったカルキ汚れです。お風呂の鏡につく頑固な水アカ汚れと一緒で、すでにガチガチに固まっています。
特に本体の溝部分は、白色を通り越して茶色に変色している!? そしてこの汚れが岩のように固くて、びくともしないんです。
この冬の間に一度も掃除をせず、放置していた代償ですね……。
そんなカルキ汚れに効果的とされるのがクエン酸!
汚れの原因となるミネラル分はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うことできれいに落とせるんですよ。
インターネットで調べてみると、クエン酸に加湿器のパーツをつけ置きして掃除する方法がたくさん掲載されていたので真似してみます。ちなみにお湯1Lに対して、使うクエン酸の量は大さじ1杯くらいが目安だそうです。
大容量バケツの中に、お湯とクエン酸を入れて準備完了!
こんな感じでバケツの中にパーツを入れて、このまま2〜3時間つけていきます。
本体の方はバケツに入れられないため、汚れが気になる溝部分に同じくクエン酸水を投入しつけ置きします。
そして約2時間後……
けっこう頑固な汚れだったので、つけ置きだけじゃ厳しいかもしれない......。2時間くらい経ったところで、歯ブラシを使って汚れをゴシゴシこすり始めました。
びくともしなかったカルキ汚れが、クエン酸につけたことで柔らかくなったのか、固まっていた状態からだいぶ落としやすくなっていました。
同じく、本体の溝の茶色くこびり付いた汚れも歯ブラシでゴシゴシと落とします。この汚れを落とすのには根気が必要でした……。
努力の甲斐があって、きちんと汚れが落ちて水の色が濁っているのがわかりますね。
さぁ、加湿器がどれだけきれいになったかは後半をお楽しみに!
つけ置きして待っている間に、もう1台の空気清浄機をお掃除です。こちらの製品は、去年の秋頃に購入したばかりの新入り!
パッと見は全体的にきれいですが、中はどれだけ汚れているのでしょうか……。
裏面を見てみると、フィルターに貼っているホコリとり用のシートはこんなに汚れています。このシート、こまめに貼り替えているのですが、すぐに汚れてしまうんですよね。
でもそれだけ空気を清浄してくれていると思うとありがたい。
シートを剥がして、中のフィルター2種類を取り出します。このフィルターは水洗いすると効果が落ちてしまうため、掃除機でホコリを吸い取ると良いそうです。
うちのフィルターは、幸いにもほとんど汚れてなかったので布で軽く拭き取りました。
次に加湿器用のタンクを取り出します。
タンクの水は毎日変えているので、中もきれいでカビなどの目立った汚れはありませんでした! よかった〜。
続いてタンクの奥にある加湿フィルターを取り出します。このフィルターは中央が茶色く汚れてしまっている!
加湿フィルターも、先ほどの加湿器と一緒にクエン酸につけ置きをしました。
つけ置き中に、取り外した空気清浄機の他のパーツを拭き掃除します。今回は中性洗剤のウタマロクリーナーを使いました!
本体の内部にも、けっこうな量のホコリがたまっています!
ここの部分に薬剤を使うと故障の原因につながる恐れがあるので、ウタマロクリーナーではなく、ドライシートなどを使って拭き取った方が良いそうです。
そんなこんなで、2台の加湿器をパーツ分解し、さらにクエン酸つけ置きをして約3時間が経過しました。
だいぶ水が濁っていますね〜。さて、どれだけきれいになったのでしょうか……?
まずは、加熱式加湿器のパーツのビフォーアフター写真です。
あれだけたくさん付いていた真っ白なカルキ汚れがキレイに落ちましたよ〜! 地道に歯ブラシでゴシゴシと磨いた成果が出ました。
本体の溝部分の茶色く頑固にこびり付いたカルキ汚れも、ここまでキレイに大変身! ここは本当にガッチガチに汚れが固まっていたので大格闘しました。
カルキ汚れは放置すると本当に厄介。改めて日頃からちゃんと掃除するのが大事なんだと身に染みますね。
黄色く汚れていた空気清浄機の加湿フィルターは、つけ置きしただけでちゃんとキレイに汚れが落ちましたよ!
クエン酸水から取り出したパーツを水道水で洗ったら、しっかり乾かしてお掃除終了!
つけ置き時間も長かったし、頑固な汚れと格闘したため半日がかりのお掃除でしたが、キレイになってスッキリ!
(※汚れを長期間放置さえしなければ、お掃除の工程はつけ置きだけなのでとても簡単です。)
これで気持ちよくまた来年の冬を迎えることができますね。
みなさんも加湿器をしまう前に、クエン酸を使ったお掃除をお忘れなく!
※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。
※効果は使用環境や使用状況により異なります。