足が臭い原因って? 正しい対策法とおすすめアイテムを紹介
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最近サウナにハマっているライターのトノです。
特にアウトドアでサウナを楽しめるテントサウナは格別。自然の中でととのう感覚がたまりません。
キャンプ情報を収集していたところ、アウトドアライフを極める男性を発見。
なんと、24万円で山を買い、大人の秘密基地をセルフビルドしているんです。
最近では、キャンプブームにサウナブーム……アウトドアブームの加速により、キャンプやサウナが出来る場所自体を購入して楽しむという、「山を買う」という新たな選択肢を選択する人が増えてきています。
「山を買う」という選択だけでなく、その山を自力で開拓し、いくつもの建物をセルフビルドしている男性というのがM'sさん。話を聞いてみると、壮大な人生計画の一つとして山を買うという大きな決断をし、“大人の秘密基地”をセルフビルドしていることが分かりました。
山を買う方法や注意点、現在セルフビルドをしている山の開拓について話を聞いてみることにしました。
トノ
最近はアウトドアブームの流れで山を買う方も増えてきていますが、M'sさんはどういうキッカケで山を購入されたんですか?
M'sさん
元々キャンプが好きで20年くらい前からやっていたのですが、最近は自然を楽しみに行っても、人が多くもはやフェス状態。これだったら、自分で山の土地を買ってキャンプができないかと、山を探し始めました。
トノ
山を買うとなるとかなりお金がかかりそうなイメージがあるのですが、いかがでしょうか?
M'sさん
正直ピンキリですが、私自身は300坪の土地を24万円で購入しました。
M'sさん
安いものだと、7万円の土地を見た事もあります。ただし、そこは崖のような立地で平地も少なかったので購入を見送りました。山林や雑種地は、かなり安く買える土地が多い印象です。
トノ
数万円で買える土地もあるとは驚きです。とはいえ、安い=よい場所とも限らないので、後ほど山を買う際の注意点やポイントについても教えてください。
M'sさんが購入した山の土地(購入時の様子)
トノ
通常家探しをする際は不動産から紹介してもらうケースが多いですが、山の土地の場合はどのように土地を探し、購入するのでしょうか。
M'sさん
山の土地を扱っている不動産屋があり、そこで私は土地を見ていましたが、中々よい土地を見つけることができず……。結局、インターネットで調べ、今回購入した土地と出会うことができました。
M'sさん
今回購入したのは、別荘地の一角です。私は何千坪もあるような大きな土地が欲しいわけではなかったので、小さいサイズで探していたところ、別荘地は区画されていて小さいサイズもあることを知りました。
トノ
なるほど、山の土地と一括りに言っても別荘地などもあるんですね。購入する際は、そういった条件で金額も変わってきそうですが......
M'sさん
私が購入した別荘地は、管理センターが売り出し土地リストを公開しており、リスト記載の土地を欲しい人が管理センターに問い合わせると、土地の所有者の連絡先を教えてもらい、やりとり出来る形になっていました。
M'sさん
仲介業者を通していないので仲介手数料がかかることはなく、所有者を紹介する手数料もかかることがなかったので、格安の24万円で購入できました。
山の土地を開拓するため木の伐採を進める様子
意外な金額で購入できることが分かった山の土地。しかし、購入することは“人生をかけた大きな決断”と言えるほど、考えるべきポイントがあります。
トノ
購入する際に注意すべきポイントはありますか?
M'sさん
実際に山を購入してみて、ポイントは5つあります。
<山を購入する際の注意ポイント>
トノ
それぞれ聞かせてください。まず「平地かどうかを確認すべし」とはどういうことでしょうか?
M'sさん
私は、自分で手を加えることを考えて平地を中心に探していました。別荘地を買う場合は業者が重機やブルドーザー、ショベルカーで整地することが多いですが、そうでない場合は自分で整地もしないといけないので、重要なポイントです。
トノ
購入した土地に建物を建てるとなると、平地かどうかあらかじめ確認しておいた方がよいですね。続いて、2つ目の「日当たりを確認すべし」は家探しでも同じですよね!
日の当たる物置小屋
M'sさん
そうですね。特に道路に面している方からの日当たりは大切です。山小屋を建てる場合は、日差しが入る方に玄関があった方がよいので、実際自分が購入する際もこの点は重要視していました。
トノ
3つ目の「土地を手放す時のことを考えるべし」というのは......?
M'sさん
最近では芸人さんが山の土地を買ってキャンプするなど、ブームになっていますが、そのブームがずっと続くわけではないので、飽きてやめたくなった時のことを考えた方がいいです。
M'sさん
固定資産税は毎年かかるので、いざやめるとなっても買い手がすぐ見つかるわけではなく、税金がかかってしまいます。例えば、もし自分自身が亡くなってしまったら、残された家族が興味がないと、土地があっても困ってしまう……なんてことも想像されます。そう言った将来的な目線を持って決断する必要があります。
トノ
4つ目の「近所付き合いを考えるべし」、これもお家探しと似ていますね。
M'sさん
私の場合は別荘地だったのであまり気にしなくてよかったのですが、山の土地だと昔からの集落があるため、近所の行事や草刈りの役が回ってくるなど、近所付き合いがあると聞いたことがあります。なので、買う前から近所に住む方はどんな方か確認しコミュニケーションを取れると安心です。
トノ
確かに、山の土地といえど住宅と同じように、周辺に住まれているご近所さんは確認しておいた方が安心ですね。
山に向かう際の車の中。トランクはもちろん、ルーフボックスも荷物がぎゅうぎゅう!
トノ
最後に「自宅からの距離を考えるべし」について教えてください。
M'sさん
これは、今回私が山を購入して唯一後悔している点で、山への行きやすさを考えると自宅からの距離は近い方がいいです。私は車で4時間近くかかる距離の山を購入したため、山に行ける頻度は2週間に1回になっています。
M'sさん
運転することが好きなので苦もなく行けていますが、山の土地開拓や、建物の建設を進める際には作業効率も考え、自宅からの距離は近い方が便利。積み込む荷物も多いので、その積み込みや降ろす時間も考えると結構時間がかかっているかと……
トノ
往復8時間!? そこまでの時間をかけて隔週山へ通い続けるM'sさんの熱意に圧倒されました。
M'sさん
M's(エムズ)と言います。現在自分で購入した山を開拓しつつ、その様子をブログやYoutubeで情報発信しています。