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シンボルツリーにおすすめの樹木とは? 人気の常緑樹・落葉樹を紹介します

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

その家の顔になったり、お庭の主役となるシンボルツリー。オリーブやハナミズキなど、シンボルツリーとしてよく使われる樹木は多数ありますが、他にもいろいろな種類の樹木が使えます。

ここでは、おすすめのシンボルツリーを、常緑樹・落葉樹それぞれからご紹介します。シンボルツリーの役割や選び方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

シンボルツリーとは? 役割・植える目的を紹介

青空とシンボルツリー 

そもそもシンボルツリーとは、その家の庭に植えるシンボルとなる木のことをいいます。

家をよりよく見せるための樹木としても用いられており、近年では、シンボルツリーとお家とのバランスを考えて植えられることが多い傾向にあります。

ここでは、具体的な役割について紹介しましょう。

ガーデニングのフォーカルポイントとして

シンボルツリーの役割のひとつに、フォーカルポイントがあります。フォーカルポイントとは、ガーデニングの世界で「目を引くポイント」として使われる言葉で、ベンチやシンボルツリーなどが使われます。

日本の家は欧米に比べて庭が狭いことが多いため、大きな木が植えられないこともありますが、もし木を植える余裕があれば、シンボルツリーが主役となった、印象的な庭づくりができますよ。

文字通り家のシンボルとして

文字通りシンボルツリーとして植えておけば、もし周りに似たような住宅が並んでいたとしても、外観に差をつけることが可能です。お家に人を招く際も、「庭の木が目印」と説明することで見分けやすくなるでしょう。

建売で似たような外観のお家が多いから個性を出したいと考えている方は、シンボルツリーを植えてみてはいかがでしょうか。

程よい目隠し効果も得られる

玄関やリビングの窓が道路と近いと、人目が気になりますよね。しかし、玄関やリビングの窓の位置は変えることができません。そこで密度の高い常緑樹や枝数の多い落葉樹を選んで植えれば、程よい目隠しにすることができます。

外からの目線が気になりにくくなるのはもちろん、グリーンを家の中から感じることができるのもおすすめポイントのひとつです。

庭のない・小さい家でも緑を演出できる

シンボルツリーは、基本的に1本だけ植樹します。そのため、庭がないお家や小さいお家でも少しのスペースがあればグリーンを足すことは可能です。庭を設けていないお家なら、玄関先に佇むシンボルツリーがより映えることでしょう。

ただ、強風に煽られて倒れてしまうこともあるので、強風対策ができるだけのスペースは確保しておくのがおすすめです。

シンボルツリーの選び方

花がついたシンボルツリー

常緑樹? それとも落葉樹?

シンボルツリーは、常緑樹か落葉樹のどちらかを決めるところから始まります。

目隠しとしてシンボルツリーを植えたいなら、常緑樹を選ぶのがおすすめです。常緑樹は1年を通して葉をつけていることに加え、樹形が整っているものが多くあります。存在感があるので、常緑樹を植えれば程よい目隠しとなるでしょう。

一方の落葉樹は冬の寒い時期になると葉を落として休眠し、枝だけのシンプルな装いに。落葉樹は花を咲かせるものも多くあります。ナチュラルさを求める方、花が咲くところや枯れていく様子も楽しみたい方は落葉樹を選ぶのがおすすめです。

中には常緑樹でも寒さによって葉を落とすものや、夏の日差しで葉焼けをしてしまうものがあるので、樹木選びは慎重におこないましょう。

洋風の家に似合う木、和風の家に似合う木

常緑樹か落葉樹かだけでなく、お家の雰囲気に合わせて樹木を選ぶことも大切です。

外観が洋風なら、なるべくシンプルな樹木を選ぶのがおすすめ。逆に和テイストのお家なら、イロハモミジやハナミズキのような樹木を選ぶことで、より雰囲気を出すことができるでしょう。

バランスの取れたシンボルツリーを選べば、より魅力的なお家に見せることができますよ。

植えるのは日向? 日陰?

シンボルツリーを選ぶ際に忘れたくないのは、「日向と日陰どちらに植えるのか」です。とくに落葉樹は夏の日差しに弱いものが多く、直射日光が当たりすぎると葉焼けを起こしてしまう可能性があります。

日向に植える場合は、日差しに強いオリーブやシマトネリコなどの常緑樹がおすすめです。日陰に植樹するなら、ヤマボウシやハナミズキなどの落葉樹がおすすめ。お家の雰囲気に加えて、日向・日陰どちらに植えるのかも考慮して樹木を選びましょう。

シンボルツリーにおすすめの常緑樹

オリーブ

オリーブの木

日光や乾燥に強く、洋風のお家にぴったりなオリーブ。日向で植樹スペースの広い庭なら、オリーブが映えるでしょう。成長スピードが早く大きく育つため、存在感たっぷりなシンボルツリーになること間違いなしです。品種によってはコンパクトに育つものもあるので、お庭の広さに合わせて選びましょう。

また、春頃になると白くて小さい花を咲かせます。キンモクセイのような香りがするオリーブは、くすんだ葉と花だけでなく、香りも楽しめる樹木です。

シマトネリコ

シマトネリコの木

背の高いシンボルツリーを探しているなら、シマトネリコがおすすめです。成長すると3〜4mにもなるシマトネリコは、夏場の強い日差しや乾燥にも耐えられる性質を持っています。その代わり寒さにはめっぽう弱く、関東より寒い地域では越冬が難しいので注意が必要。

寒さに弱いことを除けば、暑さや乾燥、病気や虫にも強く肥料をあげる必要もないので、非常に育てやすい樹木だといえます。

シラカシ

シラカシの木

ツヤツヤした濃い緑色の葉を持つシラカシも、シンボルツリーとしておすすめ。1年を通して樹形などに大きな変化はありませんが、大変丈夫で枯れたり痛んだりする心配もありません。ある程度の大きさになるまでは寒さに弱いので、注意が必要です。

シラカシは、育て方によっては日除けになるほど繁茂します。植樹する場合は、広いスペースに植えるのがおすすめ。品種によってはどんぐりがなるものもありますよ。

ソヨゴ

ソヨゴの木

ソヨゴはお家のテイストを選ばず植えられるシンボルツリーです。華奢で落ち着いた雰囲気なので、和風でも洋風でも違和感なく溶け込むことでしょう。手入れにさほど手間がかからないため、初めて植物を育てる人にもおすすめ。

雌木のソヨゴは秋になると写真のような赤い実をつけます。かわいらしい実がアクセントになり、葉だけのときとはまた違った雰囲気のシンボルツリーを楽しむことができますよ。

シンボルツリーにおすすめの落葉樹

ハナミズキ

ハナミズキの木

春には花を咲かせ、秋になると紅葉するハナミズキは、その1本で四季を感じることのできるシンボルツリーです。咲かせる花の色によって樹木の性質に違いがあります。丈夫な木を選びたいなら、白っぽい花を咲かせるハナミズキを選ぶとよいでしょう。

ハナミズキは剪定をしなくても、成長過程である程度樹形が整っていきます。あえて剪定をせず、自然に整った樹形を楽しんでみてもいいかもしれませんね。なお、ハナミズキは日光を好むため日向に植えるようにしましょう。

アオダモ

アオダモの木

日向でも半日陰でも育てやすいアオダモは、枝葉の数が少なく華奢で、繊細な印象を与えます。背が高い樹木ですが、上部に葉が集中しているため圧迫感はありません。華奢ですが、お家のテイストを選ばず植えられるのもおすすめポイントのひとつ。夏になると白い花を咲かせ、冬になると落葉し、1年を通していろいろな表情を見せてくれます。

また、落葉樹としては珍しく、直射日光にもある程度耐えられる木です。日向に植えるシンボルツリーを探しているなら、アオダモを検討してみてもいいかもしれません。

エゴノキ

エゴノキ

春から初夏にかけて、小さな白い花が垂れ下がるように咲くのが特徴のエゴノキ。その様子はとても可憐で、この花を目当てに選ぶ人が多いほど人気のシンボルツリーです。ただ、エゴノキの花とのちになる実はエゴサポニンという毒が含まれているため、誤食しないようにしてください。

エゴノキは直射日光を避け、日向か半日陰の場所に植樹しましょう。また、生育力が強い樹木のため、植樹スペースは広めに取っておくことをおすすめします。

ヤマボウシ

ヤマボウシの木

ヤマボウシは、初夏にハナミズキと似た花をつけます。ハナミズキとの見分け方は、花びらの先端が尖っているかどうか。ヤマボウシは横に成長する木のため、ある程度広い植樹スペースが必要です。広々とした庭に植えられるならヤマボウシ、植樹スペースに余裕がない場合はハナミズキを選ぶとよいでしょう。

なお、ヤマボウシは風通しの悪いところに植えると病害虫の被害を受けてしまう可能性が高まります。枝が増えすぎないよう、適宜剪定してあげてくださいね。

まとめ

シンボルツリーの選び方から、おすすめの樹木8種類をご紹介しました。お家の顔になるシンボルツリーは、常緑樹・落葉樹のどちらかから、お家の雰囲気や植える場所を考慮して選ぶことが大切です。

シンボルツリーになり得る樹木は他にも多数あります。目隠しにしたいのか、シンプルなお家に彩を持たせたいのかなども考えながら、ベストなシンボルツリーを選んでみてくださいね。

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