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チャタテムシは体長1mmほどの小さな虫ですが、アレルギーやツメダニの発生につながる厄介な害虫です。ジメジメとした環境を好むため、梅雨の時期は特にチャタテムシ対策を徹底しましょう。今回はチャタテムシの生態や駆除・予防方法について解説します。
チャタテムシは体長約1mmの小さな虫で、体は淡い黄色や褐色をしています。世界には2,000種類以上が生息していますが、日本で見られるのは、代表的なヒラタチャタテやコチャタテを含む約10種類ほどです。
湿度75~90%の多湿な環境を好み、屋外では表土の枯葉層や枯れ草に生息しています。カビや埃、湿気を含んだ紙を餌にするため、家の中では古本や段ボール、畳などで繁殖しやすいでしょう。また、雑食性なので小麦粉や米、チーズといった乾燥食品も食べます。
チャタテムシが繁殖すると食害の被害が拡大する他、死がいが乾燥して空気中を舞うとアレルギーを引き起こしたり、他の害虫を呼び寄せたりする恐れもあります。
成虫の寿命は160日以上と長く、寿命までの間に1匹あたり100個以上の卵を産むと言われています。活動が活発になる梅雨から夏にかけては、室内で大量発生することもあるため、しっかりと対策を行いましょう。
チャタテムシはダニやシラミと間違えられることも多い虫です。しかし、ダニは体長0.2~0.4mmとチャタテムシより小さく、肉眼で確認することは難しいため、目に見えるくらいの大きさであればチャタテムシである可能性が高いです。
また、シラミは体長2~4mmとチャタテムシより少し大きいですが、体の見た目が似ているため判別しにくいかもしれません。シラミの場合には人間の衣類や頭髪などに寄生して吸血します。本棚や畳に住みつくチャタテムシとは発生場所が異なるため、判別する際の目安となるでしょう。
チャタテムシはツメダニの餌としても知られています。そのため、チャタテムシが発生したときにはツメダニの繁殖にも注意しましょう。人間がツメダニに刺されると、皮膚にかゆみや炎症を引き起こすことがあります。ツメダニによる二次被害を防ぐためにも、チャタテムシが繁殖しないうちに駆除を行うことが大切です。
チャタテムシが発生しやすい時期や場所を知ることで、計画的に対策を進めることができます。チャタテムシの成長サイクルや発生しやすい場所を押さえていきましょう。
チャタテムシは成虫になって1~4日後に産卵が始まります。ヒラタチャタテの場合、オスは存在しないためメスだけで繁殖するのが特徴です。卵は9~13日で孵化し、9~13日ほど幼虫で過ごした後、20日程度かけて成虫になります。
チャタテムシは暖かく湿度の高い環境で活動が活発化します。春から秋にかけて、特に梅雨から夏はより発生しやすくなるでしょう。しかし、気温18度以下では活動が停止し、産卵もしなくなると言われています。
チャタテムシはホコリやカビ、湿気のある場所で発生します。薄暗い環境を好むため、 家の中では押し入れの中やマットレスの下、畳の下などに住みつく傾向があります。 また、湿った紙類や乾燥食品も餌となるため、段ボールや本棚をはじめ、穀類や乾麺、ビスケットなどを置いている貯蔵庫でも繁殖しやすいです。
チャタテムシを駆除するには、主にくん煙剤や殺虫スプレーなどの化学薬品によって行う方法と、スチームクリーナーや乾燥機など加熱によって行う方法があります。ここでは、それぞれの駆除方法とおすすめの対策用品を紹介します。チャタテムシの発生場所に応じて適切な方法で駆除を行いましょう。
くん煙剤は、煙状になった薬剤を空気中に拡散することで害虫を駆除します。部屋の広さに合ったくん煙剤を使用していれば煙が隅々まで行き渡るため、一度に大量のチャタテムシを駆除できるのが特徴です。
くん煙剤を使って駆除を行うときは、窓やドアを閉めて密室にし、チャタテムシが繁殖しやすい押し入れや戸棚の扉を開けておきましょう。精密機器や家電にはカバーをかけておくと安心です。くん煙剤を使用した後は死がいを吸い込まないよう、すぐに粘着ローラーを使って処分するようにします。
くん煙剤は大量繁殖したチャタテムシでも一気に駆除できるので便利ですが、持続効果は一か月程度のものがほとんどです。また、卵には殺虫成分が効かないため、2週間ほど経ったらもう一度くん煙剤を焚いて繁殖を防ぎましょう。ここでは、6~8畳の部屋におすすめのくん煙剤を紹介します。
水を使う加熱蒸散システムを採用したくん煙剤で、使用後に汚れやにおいが残らないのが特徴です。薬剤を含んだ粒子が部屋の隅々まで行き渡り、狭い場所に潜む害虫まで一気に駆除します。人体や動物にとって刺激が少ないピレスロイド系の殺虫成分を使用しているため、初めてくん煙剤を使う方、子どもやペットのいる家庭にもおすすめです。
レック バルサン ワンタッチ 煙タイプ 6~8畳用 20g×3個
強力な噴射力が特徴のくん煙剤で、家具の裏側やソファの下まで薬剤を含んだ煙がしっかり届きます。ピレスロイド系とオキサジアゾール系の殺虫成分を独自組成することで、這い出し効果・即効性・致死性の3つの優れた効果を実現しています。隠れた不快害虫まで徹底的に駆除したい方におすすめです。
殺虫スプレーは狙った場所にピンポイントで薬剤をかけることができるため、チャタテムシが狭い隙間に潜んでいる場合や発生数が少ない場合におすすめです。
使用する際は窓を開けて換気をしながら行いましょう。チャタテムシは小さな虫であるため、あまりに至近距離から噴射すると吹き飛んでしまう恐れがあります。ある程度距離を取りながら噴射し、死がいは粘着ローラーですぐに回収することが大切です。
子どもやペットのいるご家庭では、できるだけ人体に害のない成分を使用した製品を選びましょう。ここでは、安全性と有効性を兼ね備えたおすすめの殺虫スプレーを紹介します。
消臭効果やダニ避け効果も期待できる殺虫スプレーです。空気中に噴霧するだけでチャタテムシはもちろん、コバエやムカデ、蛾やクモなど50種類以上の虫を退治することができます。煙が出ないタイプなので、家電にカバーをかけるなどの事前準備や使用後の掃除も必要ありません。チャタテムシだけでなく、様々な虫の発生にお困りの方におすすめです。
アース製薬 おすだけアースレッド 無煙プッシュ イヤな虫用 80プッシュ
発生した虫を退治するだけでなく、バリア効果で害虫の発生予防にも有効な殺虫スプレーです。部屋の広さに合わせた回数を空気中に噴射するだけで、隙間の奥まで薬剤が広がります。使用後のべたつきやにおい、汚れもなく低刺激なので子どもやペットのいるご家庭にもおすすめです。
スチームクリーナーは、高温の蒸気を掃除したい場所に噴射することで汚れを浮かせて落とす清掃機器です。頑固な汚れを落とせることはもちろん、水を入れてボタンを押すだけで掃除ができる手軽さや薬品を使用しない安全性も魅力です。
一般的にチャタテムシは60~70度の高温にさらされると死滅するため、スチームクリーナーは清掃だけでなく、害虫対策にも有効です。卵から成虫まで、どのライフステージにも効果があります。高温で処理するため除菌やカビ対策にもなり、カビを餌とするチャタテムシの繁殖予防にもなるでしょう。
スチームクリーナーはお部屋の床や壁、窓ガラスをはじめ、キッチンや浴室、トイレにも使用できます。また、家庭での洗濯が難しいソファや車のシート、ぬいぐるみなどのお手入れにもおすすめです。持ち運びしやすいハンディタイプや立ったまま床掃除ができるスティックタイプがあり、製品によってはアタッチメントも豊富なので、清掃場所に合わせて使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
ケルヒャーのボイラー式スチームクリーナーとフロアクロスが2枚付いたカインズの特別セットです。ボイラー式ならではの安定したパワフルスチームが特徴で、約100度の高圧蒸気を圧縮して噴射します。頑固な汚れをしっかり落とすとともに、バクテリアやカビ・ウイルスを99.99%除菌・除去できます。清掃場所に合わせて付け替えられるアタッチメントも豊富なので、害虫対策だけでなく普段のお掃除にも活用したい方におすすめです。
本体は1.6kgと軽く、持ち運びしやすいハンディタイプのスチームクリーナーです。水を入れてから約3分で蒸気を噴射できるため手軽に使用できるのが魅力です。約100度の安定したパワフルスチームで、頑固な汚れを落とすとともに、バクテリアやカビ・ウイルスを99.99%除菌します。カーペットやソファなど、洗濯が難しい繊維製品の害虫対策にもおすすめです。
衣類にチャタテムシが繁殖してしまった場合には、乾燥機にかける方法もおすすめです。乾燥機は内部が60度以上になるため、卵から成虫まで死滅させることができます。コインランドリーなどの乾燥機を利用する場合には、30分以上運転させましょう。
ただし、乾燥機にかける前には必ず洗濯表示を確認することが重要です。乾燥機にかけられない素材のものは、黒いビニール袋に入れて天日干しするなど、高温状態を保つことでチャタテムシを駆除できます。
チャタテムシを駆除したあとは粘着ローラーなどを使い、すぐに死がいを回収することが大切です。死がいを吸い込んでしまうとアレルギー症状を引き起こす恐れがあるため注意しましょう。
また、チャタテムシは体内にカビ菌を蓄えています。チャタテムシが付着していた食品は、死がいを取り除いたとしても不衛生なので処分し、収納していた場所はアルコール除菌しておくことをおすすめします。駆除後の古本や古紙についても同様です。収納場所の清潔を保ち、再びチャタテムシを繁殖させないためにも、チャタテムシが付着していた本は処分しましょう。
チャタテムシが大量繁殖している場所には、チャタテムシを餌とするツメダニも発生している可能性があります。ツメダニは吸血はしませんが、刺されるとかゆみや炎症を引き起こすこともあるため、適切に駆除を行いましょう。
ツメダニの駆除には殺虫剤と掃除機がけが有効です。殺虫剤でツメダニを死滅させた後は、部屋を換気しながら一平方メートルあたり約20秒かけてゆっくりと掃除機をかけましょう。寝具やソファに発生したツメダニは、布団乾燥機や衣類乾燥機を使用して駆除します。乾燥機を使用した後は掃除機をかけて死がいを吸い取りましょう。
ツメダニの発生を予防するためにはチャタテムシを繁殖させないことが重要ですが、こまめに掃除機をかけることも発生予防になります。週に一回を目安に掃除機をかけ、フローリングの場合は週に2回程度拭き掃除も行いましょう。寝具類については週に一回程度掃除機をかけることをおすすめします。
月に一度ダニが気になる場所にスプレーするだけで、ダニを駆除できる殺虫剤です。寝具やソファ、カーペットなど丸洗いできない繊維製品にスプレーしておくと、ダニが表面に移動した際に薬剤に触れて死滅し、繁殖予防になります。速乾性でべたつかないのも特徴で、子どものぬいぐるみや布団にも安心してお使いいただけます。
チャタテムシの発生を予防するには、餌となるものを置かないことや食品を適切に保存することが大切です。また、チャタテムシは湿度が55%以下になると活動が鈍り、繁殖しにくくなると言われているため、換気や除湿も有効です。ここでは、チャタテムシの発生を予防するポイントを詳しく解説します。
段ボールや古紙は暖かく湿気を含みやすいため、チャタテムシが生息するには好条件の場所です。また、古紙はチャタテムシの餌になるため、成長して繁殖する恐れもあります。段ボールをはじめ、古本や新聞紙などの古紙はすぐに処分して家の中に置かないようにしましょう。
乾麺類やかつおぶし・菓子類などの乾燥食品、米や小麦粉などの穀類は、要冷蔵の表記がないため、開封した後もキッチンの収納棚などに保存しているケースが多いです。しかし、クリップやゴムで開け口を留めてあっても体の小さなチャタテムシは容易に侵入でき、食料を餌に内部で大量繁殖する恐れがあります。乾燥食品類やチーズなどは狙われやすい食品なので開封後はジッパーバッグのような、密閉できるものに入れ冷蔵庫で保存しましょう。
食品衛生法の規格に適合している抗菌ジッパーバッグです。冷蔵保存だけでなく、冷凍保存もでき、電子レンジの解凍機能にも対応しています。開閉時に音が鳴るのが特徴で、食品の保存や小物類の持ち運びにもおすすめです。
ジップロック イージージッパー M 12枚
開閉が簡単なスライド式ジッパーバッグです。従来品に比べて本体フィルムの強度が向上しました。冷蔵・冷凍保存が可能なので様々な食品の保存におすすめです。また、小物の持ち運び用として、旅行やスポーツの際も活躍するでしょう。
チャタテムシはカビを餌とするため、家の中にカビが生えないように換気や除湿をして湿気を溜めないことが大切です。窓を開けて風を通したり湿気の溜まりやすい古紙を処分したりすると室内の湿度を適切に保つことができますが、梅雨の時期など、湿度の高い日は除湿器やエアコンを活用して湿度が上がりすぎないようコントロールしましょう。
もしもカビが生えてしまったときは、エタノールを使ってカビを除去します。エタノールにはカビの発生を抑える効果があります。一般的に消毒用エタノール・無水エタノール・エタノールの3種類がありますが、家庭用として使うときは最も濃度の低い消毒用エタノールで十分でしょう。
まずはブラシを使ってカビを取り除き、エタノールを染み込ませた脱脂綿や布で拭きます。カビの胞子を周囲に撒き散らさないよう、カビを取り除いた後はすぐに掃除機で吸い取りましょう。また、エタノールで拭いた後はしっかり乾燥させることがカビ予防のポイントです。
カビの処理を行うときは胞子を吸い込んだり手で触れたりしないよう、マスクと手袋を着用することが大切です。
スプレーのように飛び散らないジェルタイプの消毒用アルコールです。周囲を汚さずに使用できるため、置き場所を選びません。速乾性に優れており、軽くすり込むとすぐに乾きます。有効成分エタノールの効果で水を使わず手指を消毒します。保湿剤としてヒアルロン酸Naが配合されているため、手肌に優しいのも魅力の一つです。
カビ予防には室内を除湿することが大切です。ジメジメしやすい梅雨の時期はもちろん、空気が乾燥する冬場も室内との温度差で結露が発生しやすいので注意しましょう。特に窓辺は結露が発生しやすく埃も溜まるため、チャタテムシにとって生息しやすい環境です。アルミサッシのレールにカビが生えてしまったときは、カビ取り剤を使用して除去しましょう。
また、結露が発生したときは水分を拭き取り、窓を開けて換気をすると、湿気がこもらず、カビ予防になります。悪天候が続くときや風通しの悪い場所には、除湿剤や除湿乾燥機の使用がおすすめです。
除湿効果や脱臭効果のある活性炭入り除湿剤です。湿気を素早く吸収するのが特徴で、吸収した水分はゼリー状に固まります。また、スリムタイプなので縦にも横にも置くことができ、奥行のある場所には数本連結して奥までしっかり除湿することができます。湿気のこもりやすい押入れや下駄箱、収納庫などにおすすめです。
本体重量約820gのコンパクトな除湿機です。プラグをコンセントに接続し電源を入れるだけで使用でき、お部屋間の持ち運びも簡単です。水タンクは満水になると自動停止機能が作動するため、就寝時や外出時も安心して使えます。900mlの大容量タンクを採用しているので、数日は排水することなく運転できるでしょう。
また、消費電力が27Wと低い点も特徴の一つで、電気代が気になる方にもおすすめです。
撥水効果と表面張力により、結露で生じる水だれを防ぎます。室内の窓ガラスに塗るだけで使用でき、水拭きにも強いのが特徴です。約30日間と効果が長く持続するため、手間をかけずにカビ予防や結露対策をしたい方におすすめです。
チャタテムシは屋外でも落ち葉や枯れ木の集まる場所など、湿気を含み、寒さをしのげる場所に生息しています。庭や玄関で繁殖してしまうと家の中に侵入する可能性も高まるため、こまめに掃除をして落ち葉や枯れ木を溜めないようにしましょう。
チャタテムシは体長1mmほどの小さな虫ですが、繁殖力が高く、アレルギーや食害、ツメダニを引き寄せる二次被害の原因となります。チャタテムシが発生してしまったときは殺虫剤や熱処理により適切に駆除を行いましょう。アレルギー症状の防止には、粘着クリーナーなどを使い、駆除後の死骸を回収することが重要です。
チャタテムシを駆除した後は、カビの除去や除湿、埃や食べかすの掃除などを行い、徹底的にチャタテムシの繁殖を予防しましょう。
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