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晴れ間が多く長期休暇も取りやすい7~8月は、まさにキャンプ日和。ただ、夏キャンプには「暑さ」という大敵があります。
とりわけテント内の暑さは、対策しないままだと蒸し風呂状態になってしまいます。昼間の熱をたたえたテント内は、夜になっても暑いままで、寝苦しいことこの上ありません。
そこで今回は、テントの暑さ対策を、便利な対策グッズとともに紹介していきます。「暑くて寝れない」を解消して、快適な夏キャンプを満喫しましょう。
暑さ対策の第一歩は、風通しのよいテントを選ぶことです。テント内の温度が上昇してしまうのは、テント内に熱がこもってしまうから。これを軽減するために、テント内の空気と外気とを循環させて、熱を逃がす必要があります。
テントは通常、「ベンチレーション」と呼ばれる通気口を備えています。ただ、夏キャンプには、通常のベンチレーション+αの通気性を備えたテントを選ぶのがおすすめです。大きな窓が2つ以上あるテントや、インナーテントがフルメッシュになっているタイプのテントなどを選ぶとよいでしょう。
テントを設営する場所も、重要な暑さ対策のひとつです。暑さのおおもとである直射日光を避けることで、テント内の温度上昇を最小限にとどめることができます。
夏キャンプでテントの設営場所に迷ったときは、「木陰にテントを設営する」と覚えておきましょう。自前で日陰をつくるためのタープを持っていない場合は、木陰ができやすい森の中のキャンプ場を選ぶとよいでしょう。
木陰がないサイトでは、テントをオープンタープの下に入れることで、自前の日陰をつくってテントを設営するとよいでしょう。遮光タイプのタープは特に、暑さ対策に絶大な効果を発揮します。
オープンタープとは、1枚の生地で屋根をつくり、ポールとガイロープ(張り縄)で固定するタイプのタープです。長めのポールを使って天井面の高い屋根をつくり、その下にもぐりこませるようにテントを設営します。
オープンタープの張り方は自由度が高いので、テントを半分だけ覆ってテント内外の日陰エリアの広さを調整することも可能です。夏キャンプは、テントの外で過ごす昼間もなるべく広い日陰が欲しいもの。サイトの環境や人数に応じて、昼夜の快適さを両立できそうな張り方をいろいろ試してみてください。
テントを設営する時間帯も、暑さ対策のポイントです。夏キャンプでテントを設営する際は、真昼を避けてなるべく夕方の日没前に行うようにしましょう。
理由は2つあります。ひとつは、日の高いうちに設営してしまうと、テントが日光をあびてテント内に熱を蓄えてしまうから。いったんテント内にこもった熱は、なかなか頑固です。夕方の日差しの弱い時間帯に設営することで、テント内の気温上昇を防ぎましょう。
もうひとつの理由は、「テントの設営作業自体が炎天下に不向き」という点です。ポップアップテントのような簡単な設営ならまだしも、通常はポールの組み立てからペグ打ちまで、かなりの体力を消耗します。
夏キャンプのテント設営は、日が傾いてくる夕方4時頃から6時頃までの間に行うのがベストでしょう。設営時間はテント内の暑さと直接の関係はありませんが、熱中症を避ける上でも押さえておきたい大事なポイントです。
扇風機は夏キャンプにぜひ持参したいアイテムです。体に風を当てることで体感温度を下げるだけでなく、テントの通気口付近に置くことで、テント内の空気と外気の循環を促す効果もあります。
電源サイトでのキャンプであれば、家庭用の扇風機をそのまま持って行っても構いません。そうでなくても、電池式や充電式の小型扇風機もありますし、ポータブル電源を利用する方法もあります。
また、小型の手持ち扇風機は、テント内の暑さ対策だけでなく、テント外でも涼をとったり火起こしに使えたりと、キャンプのさまざまな場面で活躍します。風力が比較的弱いものの、軽量なのでテント内や首に紐で吊り下げて使えて重宝します。
冷感タオルも役立ちます。水で濡らして絞って使うタイプと、濡らさないで使える接触冷感タイプがあり、それぞれ使い勝手が違います。
水で濡らすタイプは、ひんやり度が高めのものが多く、瞬間的に体感温度を下げるのに適しています。ただし、服の襟元が濡れてしまったり、すぐぬるくなってしまったりするところが難点です。
一方、接触冷感タイプはひんやり度こそ低めですが、服やギアを濡らさずに使えるメリットがあります。また、急冷効果は期待できませんが、ぬるくなった水分が体に張り付く不快感もないので、長時間の快適さを求めるのなら接触冷感タイプがおすすめです。
冷感タオルの素材は、ポリエステル、ポリエチレン、綿が混じった素材、特殊な冷感素材などさまざまですが、夏のテント泊の寝苦しさを和らげるために使うなら、肌触りの良い冷感タオルを選びましょう。
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布団やベッドの上に敷くクールパッドも、寝苦しい夏の夜の強い味方になります。
クールパッドには、接触冷感タイプと冷感ジェルが入っているタイプのものがあります。また、冷感ジェルの層の上にさらに接触冷感素材の布が使われているものもあります。
ひんやり感の強さでいえば、冷感ジェルタイプが強みを発揮します。ただ、冷感の持続性や寝心地の良さは商品によって異なります。複数の商品を比較してみるとよいでしょう。
また、キャンプで使用する際は、持ち運びのしやすさもチェックしたいところです。重さや洗濯のしやすさでは、布製の接触冷感タイプのメリットも見逃せません。
コット(簡易ベッド)も、テントの暑さ対策に大活躍します。
真昼に熱をたくわえた地面は、夜になってもなかなか冷えません。熱をたたえた地面と体との間に隙間がなければ、地面の熱が体に伝わりやすくなるだけなく、自分の体温でさらに熱を閉じ込めてしまうこともあります。
そこで役立つのがコットです。コットは、地面から寝床までの高さによってハイコットとローコットに分けられますが、地面との距離を最大限とれるハイコットのほうが、より効果が見込めるでしょう。
コットを使うと、地面が凸凹のキャンプサイトでも快適に眠れるのもメリットです。テント外では、複数名が座れるベンチとしても使えます。
テントそのものや設営方法、便利グッズなどで暑さ対策することも一案ですが、暑すぎる場所でキャンプをしないことも大切です。
夏キャンプに最適な場所のひとつが、高原など標高の高い場所です。標高が100m高くなるごとに、気温は0.6℃下がるとされています。
標高1,000mの場所では、海抜0メートルの場所と比べて6℃程度涼しくなるため、夏は標高の高いキャンプ場まで足を伸ばした方が快適なキャンプになるはずです。
湖畔や川沿いも、涼をとるのに最適な場所です。水辺では涼しい風が吹くため、暑さ対策になります。標高の高い場所にある湖畔や川沿いなら、より涼しい環境でテント泊ができるでしょう。
水遊びや釣りなど、水辺ならではのレジャーも楽しめるので、水辺のキャンプ場は夏に人気のスポットです。ただし、川の中州など、急な増水が起こる可能性のある場所は避けましょう。
また、同じ水辺でも海辺は要注意です。夏の海辺は気温がとても高く、夜になってもなかなか下がってくれません。
ここまでテントの暑さ対策について紹介してきましたが、真夏のキャンプでは、いっそテント泊を諦めて貸別荘などを利用するのも手です。
少人数であれば木造の簡易なキャビンやバンガロー、家族連れやグループキャンプなら広めのコテージというように、人数や求めるスペックに応じて選ぶとよいでしょう。中には、エアストリームやトレーラーハウスを常設しているキャンプ場もあります。
温暖化がすすむ昨今、テントの暑さ対策が追い付かないほどの気温になることも珍しくありません。そんなときには、無理なく暑さをしのげるコテージやキャビンを利用しましょう。
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