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マスクによるメガネの曇りを防ぐ方法とは? 原因と曇り止めグッズを使った対処法を、眼鏡ライターが紹介!

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伊藤美玲

伊藤美玲

眼鏡ライター。メガネ眼鏡専門誌『MODE OPTIQUE』をはじめ、モノ雑誌やWeb媒体にてメガネにまつわる記事やコラムを執筆している。TV、ラジオ等のメディアにも出演し、TV番組『マツコの知らない世界』ではメガネの世界の案内人として登場。2015年から2017年まで、メガネの国際展示会「iOFT」で行われている「日本メガネ大賞」の審査員を務めた経験も。

眼鏡ライターが実際に試して曇り止めグッズの特徴を解説!

はじめまして。眼鏡ライターの伊藤美玲です。メガネ業界を中心に取材をし、メガネ専門誌やWebメディアなどで記事を書いています。

さて、マスクが欠かせない存在になった現在。メガネユーザーを困らせるのが、メガネの曇りです。寒い外へ出ると、息を吐くたびにレンズが曇り、煩わしく感じている人も多いでしょう。

そんな時に役立つのが、メガネの曇り止めです。メガネユーザーである私自身、春も秋も花粉症に悩まされマスクは必須なので、メガネの曇りに対してはコロナ禍以前より様々な策を講じてきました。メガネの曇り止めグッズについても、仕事柄、様々なタイプを試しています。

今回はそんな私自身の経験を踏まえ、メガネの曇り止めグッズを使った対処法をご紹介したいと思います!

そもそも、なぜメガネのレンズが曇るのか?

曇ったメガネ

レンズが冷える寒い時期にメガネは曇りやすい

メガネのレンズの曇りは、「結露」という現象によって引き起こされると言われています。冬の寒い時季だと、メガネのレンズは冷えた状態に。そのため、吐く息との温度差が大きくなり、息に含まれる水分が冷たいレンズに触れることで急激に冷やされ、水滴に変化してレンズの表面に付きます。この細かい水滴によって光が乱反射し、レンズが白く曇ってしまうというわけです。

メガネユーザーなら、これまで寒い屋外から暖かい室内に入ったときなどに、曇ってしまって困った経験があるでしょう。でも、それぐらいなら何とか我慢することができました。

しかし現在は、マスクで口元が覆われることで温められた息が、マスクの上部からダイレクトに漏れることで、つねに曇りが起きやすくなっています。こうなると、何かしらの対策が必要です。

マスクの付け方を工夫して曇りを防止する方法

曇り止めグッズが手元にないときは、マスクの付け方をひと工夫することでも対処可能です。

マスクの隙間から漏れる息が、マスク着用時のメガネの曇りの原因なので、なるべく隙間をなくして着用することがポイントになります。そのため、鼻と頬の隙間にフィットするクッションを付けることで、マスク上部から息が漏れるのを防ぐ工夫がされている商品も販売されていますね。

もっとめがねが曇りにくいマスク

ぴったりフィットしてマスク上部からの息の漏れが少ない「もっとめがねが曇りにくいマスク

また、裏技として以前、警視庁警部災害対策課のTwitterで紹介された方法が話題になったことがありました。

不織布マスクの上部を内側に折り曲げる

ツイートによると、ひとつ目の方法は、不織布マスクの上部を内側に折り曲げるだけ。そうすることで上部が庇(ひさし)のような役目を果たし、息が漏れにくくなるという算段です。こちらは道具などいらないので手軽ですね。たしかに、普通に着用するよりは幾分か曇りにくいかもしれません。

マスクの内側に折ったティッシュを添える

もうひとつは、マスクの内側に折ったティッシュを添えて装着する方法です。実際にやってみましたが、ティッシュがしっかり鼻の上に乗るようマスクを着用するのがコツです。ティッシュをきちんとマスク内に隠せば、外見の違和感はありません。先ほどの、不織布マスクの上部を内側に折り曲げるだけの方法よりは効果を感じました。これなら、布マスクでも使えそうです。ただし、喋っている間にマスクがズレてティッシュが見えてきたらどうしよう……という不安がないとも言い切れません。

マスクにティッシュでメガネの曇り止め

マスク内側の鼻が当たる位置に、折ったティッシュを添えて着用する

メガネの曇り止めグッズの使い方と適したシーンとは? タイプ別に紹介

曇り止めの比較

お湯を入れたカップの上にメガネを置いて比較。何もしていない右のレンズは湯気で曇り、曇り止め対策した左のレンズは曇らない

というわけで、しっかりとメガネの曇りに対応したい人には、メガネ専用の曇り止めグッズを使うことをおすすめします。現在は需要が増えたことで、ドラッグストアやホームセンターなどでも目立つ位置で販売されるようになりました。

ひと言で曇り止めといっても、スプレーやジェル、ウェットシート状のものなど様々なタイプがあり、それぞれ使用感も異なります。いずれもメガネ用に作られた曇り止めを、用法を守って使うようにしてくださいね。また、防曇加工されたレンズには専用のケアが必要になるので、曇り止めは使わないよう注意してください。

それでは、タイプ別に特徴をご紹介していきましょう。

【ジェルタイプ】のメガネの曇り止め

最近よく見かける、ジェルタイプ。ジェルタイプには、強力なイメージがありますね。実際に効果は高く、1回の使用で数日間効果が持続します。パッケージが小さく容量は少なめなのですが、少量で効き目が得られ、置き場所を取らないのも魅力です。

レンズに米粒大のジェルを出したら、指で両面ともに馴染ませます。そして乾くまで少し時間を置いてから、ティッシュで拭き取ります。すぐに拭き取ってしまうと効果が落ちるので、ご注意を。また、“ティッシュで拭き取る”というのもポイント。メガネ拭きで拭いてしまうと、せっかくレンズに定着した成分まで拭き取ってしまうからです。

ジェルタイプのメガネの曇り止め

レンズ1枚に必要なジェルは米粒大くらいの量

ジェルタイプのメガネの曇り止め

指でジェルをレンズの両面に馴染ませ、ティッシュで拭き取る

注意点として、このジェルタイプは指でレンズ全体に馴染ませる必要があるため、指先が汚れます。また、拭き上げるためにティッシュが必要になり、ゴミも出ます。そのため、出かける前などに自宅でケアする際におすすめです。

【スプレータイプ】のメガネの曇り止め

スプレータイプは、シュっと吹きかけるだけで広範囲に付けられるのが魅力です。サラっとしている液なので、ジェルタイプよりも軽くレンズに延ばすことができ、拭き上げる時の感触も軽く、拭き残りも少ないのが魅力です。

スプレータイプも、1分程度時間を置いてからティッシュで拭き上げてくださいね。こちらも、1回の使用で数日間効果が持続します。製品にもよりますがジェルタイプと同等程度の効果が得られるので、使用感の好みで選んでいただけたらと思います。

スプレータイプのメガネの曇り止め

スプレータイプは広範囲に広げやすい質感

使用時は吹きかけた時に液が少し飛び散るのと、吹き付け過ぎると液がレンズから垂れてしまうので注意が必要です。また、ジェルと同様、拭き取るティッシュも必要になるので、こちらも自宅でのケアにおすすめです。

【ウェットシートタイプ】のメガネの曇り止め

シートに曇り止め液をしみ込ませた、ウェットシートタイプ。このタイプは、クリーナーに曇り止め効果をプラスしたものが多く見られます。そのため、製品によって、曇り止め効果が高いものもあれば、“オマケ”程度の効果のものも。個包装になっているので持ち歩きやすいのは、嬉しいポイントです。

ウェットシートタイプのメガネの曇り止め

ウェットシートタイプの曇り止めはクリーナーを兼ねたものが多い

シートに成分が含まれているので、シートが乾かないうちにレンズを拭くだけでOK。そのため、外出先でも手軽に使えます。鞄にひとつ入れておけば、自宅でのケアを忘れた時にも便利です。

難点を上げるとしたら、使い捨てなのでコストが少々割高になるのと、ゴミが出てしまうということでしょうか。

【ドライクロスタイプ】のメガネの曇り止め

ドライクロスタイプは、布に曇り止め成分がしみ込ませてあり、繰り返し使用できるタイプの曇り止めグッズです。いずれも使用回数には限りがあり、数百回程度使えるメガネ拭きのような生地感のものから、もう少し手軽に買える20数回で使い切るタイプのものもあります。

ドライクロスタイプのメガネの曇り止め

ドライクロスタイプの曇り止めの使用回数は製品によって様々

このタイプは液で手が汚れることもなく、使い捨てシートのように使用した後にゴミが出ないので、外出先での使い勝手は抜群です。

注意すべき点としては、水に弱いので洗った後に濡れたままのメガネを拭いてはいけないこと。必ず水分を拭き取ったメガネに使うようにしてください。

また、このタイプはレンズ片側につき10秒程度くまなく拭き上げる必要があります。その際に力を入れ過ぎると、レンズに傷がつく恐れがあるので注意してください。製品にもよりますが、効果についてはジェルやスプレーよりは若干控えめかも……? とはいえ、この手軽さに勝るものはないでしょう。

曇り止め効果だけでなく、使用感や使い勝手も考慮しよう

さて、各曇り止めグッズについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。曇り止め効果の高さが、グッズ選びのポイントであることは言うまでもありません。

ですが、日々使うものなので、購入する際には、自分にとっての使いやすさや、使用感の好みを考慮することも重要だと私は思っています。ご自身にはどのタイプが便利に、そして快適に使えるのか。この記事が参考になれば幸いです!

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