いざというときのために「防犯用カラーボール」は投げる練習をした方がいい
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※【閲覧注意】本記事はカメムシの生態を専門家に聞く内容のため、カメムシの画像が頻出します。カメムシが苦手な方はご注意ください。
カメムシという昆虫がいる。
世界には名前がついているものだけで45,000種ほどのカメムシが存在し、日本では1,400種ほどがすでに確認されている。アメンボや、少し前に話題になったトコジラミもカメムシの仲間だ。
カメムシがここ数年、大量発生しているというニュースを聞く。なぜ大量発生しているのだろうか、大量発生すると我々の生活にどのような問題があるのだろうか。カメムシについて記したいと思う。
カメムシと聞いてまず思い浮かべるのは、臭いではないだろうか。カメムシは、触ると強い臭いを発する。これはアルデヒドという物質で、早い話、毒だ。
どうも、この記事を書いている地主です!
畑作業をしているとカメムシをよく目にする。カメムシは果実や茎などをチューチューと吸ってしまうので害虫とされる。吸われると、果実なら凹んでしまうし、お米なら斑点米が発生して品質が低下してしまう。
これがカメムシです(ミナミアオカメムシ)
農業ではカメムシは天敵だ。畑でカメムシを探そうと出かけたら、次々に見つかった。だから上記のような写真を撮ることができたわけだ。あと私は普通に触っているけれど、当然臭いです。
臭い!
いま大量発生しているのは、「チャバネアオカメムシ」、「クサギカメムシ」、「ツヤアオカメムシ」の3種類。ではなぜ大量発生しているのかを、専門家に聞いてみたいと思う。
東京農業大学 農学部 生物資源開発学科 教授
石川忠先生を訪ねました!
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