リンクをコピーしました

  • Facebook
  • X
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

カメムシが大量発生している理由を大学教授に聞いたら、意外な事実がわかった「セミもカメムシ」

クリエイター

PR

石川忠

石川忠

東京農業大学 農学部 生物資源開発学科 教授。20歳の頃にカメムシに出会い、その後20年以上に渡りカメムシの研究をしている。著書に「カメムシ博士入門(全国農村教育協会)や、「日本原色カメムシ図鑑第3巻(全国農村教育協会)」などがある。

※【閲覧注意】本記事はカメムシの生態を専門家に聞く内容のため、カメムシの画像が頻出します。カメムシが苦手な方はご注意ください。

カメムシという昆虫がいる。

世界には名前がついているものだけで45,000種ほどのカメムシが存在し、日本では1,400種ほどがすでに確認されている。アメンボや、少し前に話題になったトコジラミもカメムシの仲間だ。

カメムシがここ数年、大量発生しているというニュースを聞く。なぜ大量発生しているのだろうか、大量発生すると我々の生活にどのような問題があるのだろうか。カメムシについて記したいと思う。

農作物の天敵「カメムシ」

カメムシと聞いてまず思い浮かべるのは、臭いではないだろうか。カメムシは、触ると強い臭いを発する。これはアルデヒドという物質で、早い話、毒だ。

畑に立つ地主

どうも、この記事を書いている地主です!

畑作業をしているとカメムシをよく目にする。カメムシは果実や茎などをチューチューと吸ってしまうので害虫とされる。吸われると、果実なら凹んでしまうし、お米なら斑点米が発生して品質が低下してしまう。

カメムシ

これがカメムシです(ミナミアオカメムシ)

農業ではカメムシは天敵だ。畑でカメムシを探そうと出かけたら、次々に見つかった。だから上記のような写真を撮ることができたわけだ。あと私は普通に触っているけれど、当然臭いです。

カメムシの臭いに悶絶

臭い!

いま大量発生しているのは、「チャバネアオカメムシ」、「クサギカメムシ」、「ツヤアオカメムシ」の3種類。ではなぜ大量発生しているのかを、専門家に聞いてみたいと思う。

昆虫学研究室

東京農業大学 農学部 生物資源開発学科 教授

石川忠先生

石川忠先生を訪ねました!

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • X
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから