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「夏に半袖・短パンで寝るのは『昭和』のスタイル。すぐに見直すべきです」
そう語る快眠セラピスト・睡眠環境プランナーの三橋美穂さんは、夏も「長袖・長ズボン」で寝ることを推奨しています。
なぜ夏でも長袖で寝るべきなのか、衣類や寝具はどんなものを選べば快眠できるのか、夏の快眠について徹底的に聞きました。
快眠セラピスト・睡眠環境プランナーの三橋美穂さん
──夏に半袖・短パンで寝るのはダメなんですか?
三橋さん:はい、半袖・短パンはおすすめしません。夜間もエアコンを使うのが当たり前になった今、露出が多い寝間着は、夏であっても重度の「冷え」を感じる原因となるからです。「夏は薄着で寝具も最低限」という寝方は、時代遅れ。「昭和」の就寝スタイルですね。
──なぜ、半袖・短パンは時代遅れなのでしょうか。
三橋さん:エアコンの使用を加味していない服装だからです。今ほど気温が高くなかった40〜50年前は、まず薄着をして、それでも暑ければ扇風機や冷房で室温を調整するのが一般的でした。しかし、平均気温はどんどん上がり、次第に冷房機器なしでは寝つくことすら難しい気候になっています。今は、エアコンでしっかり室温を下げてから寝るのがスタンダードです。
冷房で部屋を涼しくしているのに昔の感覚のまま半袖・短パンで寝れば、手足が冷えてしまうのは当然です。睡眠環境づくりの様式の変化に合わせ、着るものもアップデートするべきです。
──では「令和」の現在、夏はどんなスタイルで眠るべきでしょうか。
三橋さん:夜中、「暑い、寒い」に悩まされないためには室温を一定に保つ必要があるので、寝ている間エアコンは25〜28度程度に設定してつけたまま寝てください。そのため涼しい部屋で寝ても冷えない、長袖・長ズボンのパジャマがおすすめです。
また、布団はしっかり掛けることをおすすめします。体の周りを覆うことで、室温の影響を受けない空間を作ることができ、より温度が安定しますから。
夏は、エアコンでころころ室温を変えるよりも、衣類や寝具をうまく組み合わせて心地良い睡眠環境をつくることが快眠への近道です。
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