【ベタの飼い方】小さな水槽で飼える魚のペット!初心者でも育てやすい
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目次/ INDEX
水性ペンは油性マジックと違い“落としやすい”と思い込んでいませんか?
確かに、水性ペンは、油性マジックより落としやすく、落とす際も普段使っている洗剤や石けんで落とせる場合が多いです。
しかし、素材によっては汚れが落ちにくい、もしくは落とす方法が異なる場合があります。この記事では水性ペンの成分や、服・壁・ガラス・プラスチックなど汚した場所別に水性ペンの落とし方を解説します。
服や壁・床を水性ペンで汚してしまった場合は、ティッシュや濡れ布巾などで素早く表面の汚れをふき取ってください。時間が経過したものは、水性ペンといえど落としにくくなってしまいます。
性ペンと油性マジックの違いを表にまとめました。水性ペンの主な成分は、着色剤と溶剤の2つ。
水性ペンは着色剤を素材にのせる溶剤が水であるため水に溶けやすいのが特徴。一方油性マジックは油分を含む揮発性の溶剤を使用しているため、油に溶けやすい性質を持ちます。
さらに、油性マジックには、定着剤や樹脂が含まれています。この定着剤や樹脂により、油性マジックは落ちにくくなっています。
水性ペンには洗濯洗剤や石けんなどが有効です。ただし、素材により染まってしまうものや凸凹のものは落ちにくいです。
水性ペン汚れを落とすときに使えるのは主に下記の3点です。
こすったり叩いたりして汚れを落とすことができる歯ブラシや、湯を入れるバケツも用意しておきましょう。
ここから各素材ごとに落とし方を詳しく説明していきます。
水性ペンで汚してからから時間が経過したものは落とすことは難しくなります。汚れに気づいたらすぐに下記の方法で落としてください。また、布製品は色落ちの可能性があります。特に色の濃い服や柄の場合は、目立たないところで試してから作業をしましょう。
今回は綿100%の服に水性ペンで書き込み、2週間放置したものを用意しました。
検証用に2週間放置した水性ペン汚れでしたが、そのまま洗濯機で洗ったところほとんど落ちました。まだ少し残っているところがあったため石けんで落としてみます。
水をつけ、固形石けんを塗ります。
揉み洗いをします。歯ブラシでこすってもOKです。
石けん残りがないようにしっかりすすぎます。
頑固な汚れの場合は、1〜2の過程を繰り返すと薄くなって消えていきます。今回は1回の洗濯と1回の揉み洗いで肉眼では確認できないほど落ちました。
油性マジックの落とし方も実験したのですが、油性マジックと比較すると水性ペンって落ちやすいんですね!
元通りですね! 洗濯機と石けんだけで綺麗に落とすことができました。
使用する壁紙は一般的なビニール系の壁紙で細かい凸凹があるもの。壁紙へ書き込んでから1週間経過したものを使用します。
1. 布巾を濡らし絞り、水性ペンで汚した部分を拭く
<頑固な汚れの場合>
2. 石けんをつけた布巾で拭く
3. 水だけの濡れ布巾でふき取る
固く絞った濡れ布巾で拭きます。時間が経った汚れのためか表面の凸部分だけ色が薄くなった程度。
やはり1週間経ってしまった汚れは取れないのでしょうか?
いやいや、私には洗濯石けんという強力な味方がいます。頑固な汚れを落とす方法も試してみます。
布巾に石けんをつけ、少しずつ拭いて取り除いてみます。今回は布巾ではなくウェットシートを使いました。
ゴシゴシと拭いてみたのですが、ウェットシートに水性ペンの紫色はほとんど付きませんでした……。
水性ペンの色がウェットシートに付かなくなったタイミングで終了。
仕上げに石けん残りがないように新しいウェットシートで拭き上げます。
ビフォーに比べるとアフターは汚れが落ちたものの薄くなった程度。「水性ペンならこすっていたら落ちるでしょう」と思い込んでいた私、時間が経った汚れは落ちにくいことを痛感しました。
凸凹部分の凸部分が染まっているのがわかります
染み込まないガラスやせとものの陶器は落とせる可能性が高いです。
プラスチックの場合材質により染まりやすいものがあります。また凸凹のあるものは落ちにくい場合があります。
丸ごと洗えるコップなどは食器洗剤を付けて洗っても良いです。
木製製品についた水性ペン汚れは落とすことができません。しかし、落ちないといってもどの程度まで落とせるのか体感してみたく実験することに。
実験に使用したのは塗装を何もしていない白木です。水性ペンで白木に書き込んでから1週間経過したものを用意しました。
水性ペンが染み込んだ頑固な汚れには、洗濯用石けんが有効なので、洗濯用石けんと歯ブラシのコンビで立ち向かいます。
歯ブラシを水で濡らして石けんをこすり取り、ゴシゴシとこすっていきます。浮いてきた汚れが広がらないように小まめに布巾で拭きとりながら進めます。
薄くなっていく様子が分かりますね。歯ブラシでこすっても紫色の汚れが出て来なくなるまで行いました。時間にすると3分程度でしょうか。
ビフォーに比べるとかなり薄くなったのがわかります。完璧には落ちませんが薄くなることは体感できました。ついてしまった際にはぜひ試してみてください。
木製製品同様、革製品についてしまった水性ペン汚れは落ちません。こちらも実体験すべく、落としてみます。
合皮のベルトなのですが固く絞った濡れ布巾でこすると落ちました。
落ちないと思っていたのですが素材により落とせる可能性がありそうです。何ごとも諦めずにやってみるべきですね。
私のように水性ペンは落とせる汚れだと思い込んでいる人もいます。しかし、時間が経てばたつほど汚れが染みついてしまうため、気づいたらできるだけ早めに落とすよう処置しましょう。
水性ペン汚れには基本的に濡れ布巾ですが、頑固な汚れには洗濯用石けんや衣類用洗剤を使用します。
「子どもと遊んでいると、気づかない内に服についていた!」なんてこともあります。時間の経過に関わらず落とす方法は変わらないので、いつの汚れかわからなくてもご紹介した方法を試してみてくださいね。
時間が経てばたつほど汚れが染みついてしまうため、気づいたら出来る限り早めに対処するようにしましょう。
水性ペンで汚れてしまった時は、ぜひご紹介した方法で落としてください。