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潮干狩り歴70年の超人から潮干狩りに必要な持ち物、時期、場所、注意ポイントを超伝授された

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原田知篤

原田知篤

1949年10月山口市生まれ。1969年よりフランスでオーボエを学ぶ。元東京藝術大学オーケストラメンバー。1997年ホームページ「史上最強の潮干狩り超人」をオープン。これまでに@ニフティホームページコンテスト日本IBM特別賞(2000)など数々の賞 を受賞。メディア出演多数。(株)横浜シーサイドライン潮干狩り広報部長。潮干狩りソング25曲を作詞作曲。著書に潮干狩りの疑問77(成山堂2017)など。

編集部員、22年ぶりの潮干狩りへ

となりのカインズさん新米編集部員の篠原です

こんにちは、となりのカインズさん編集部員の篠原です。

私の潮干狩りの記憶を掘り起こすと、はるか昔の22年前。地元の海で、家族でガリガリ掘ってアサリやハマグリを採ったなあ〜とちょっと懐かしい気持ちに。

砂抜きがうまくできていないものもあってちょっとジャリッとするものもあったけれど、自分たちで採って自分たちで料理して食べる、子供ながらに海の恵みはすごいなと思った記憶があります。

22年経った今、潮干狩りってなにを持っていけばいいのだろうか、いつどこでできるかもわからない。こんなときは、よし、プロに聞こう。ということで、華麗な経歴をもつ潮干狩り超人に頼ることにしました。

パリに留学! 潮干狩り歴70年の超人に直撃

潮干狩り歴69年の超人と一緒に潮干狩り

今回は、潮干狩り歴70年の超人と一緒に潮干狩りにチャレンジ。事前に必要な持ち物から採った後の処理方法、簡単レシピまで伺ってきました。

潮干狩りを始める前に

早速潮干狩りを始める前に、原田さんとちょっとおしゃべりをしてみることに。

篠原さんプロフィール

篠原

原田さんって元オーボエ奏者なんですよね? 華麗な経歴に驚きました。かつての原田少年はなぜオーボエの道に進もうと思ったのでしょうか。

原田さんプロフィール

原田さん

テレビが大好きな少年で、コンサートの番組を観ていたときにオーボエの音が好きだったんですよね。学生時代にフランス政府給費留学生としてパリに留学し、1974年から2010年まで東京藝術大学のオーケストラで活動していました。

篠原さんプロフィール

篠原

オシャレ経歴の極みですね。そんな原田さんが潮干狩りを始めたきっかけは?

原田さんプロフィール

原田さん

3歳の時に瀬戸内海に潮干狩りに連れて行ってもらったのが僕の海と貝との出会いです。目の前に広がる光景は今も覚えています。1997年には「史上最強の潮干狩り超人」というホームページも開設しました。

篠原さんプロフィール

篠原

なぜ自分の趣味だけで終わらせずに、発信していこうと思ったのでしょうか。

原田さんプロフィール

原田さん

「潮干狩り」について調べようと思ったときに、潮干狩りに関する本がほとんどなかったので、自分で作ってしまえばいいと思ったんですよね。きっかけは自分のためにメモ代わりとして残しておこうというモチベーションでしたが、きちんと活字にしておけば自分だけでなく他の人にも役に立つと思ったんです。

原田さんプロフィール

原田さん

完全自作でホームページを作成し、潮干狩りニュース、潮干狩り日記を書いて、日々新しい発見があったら記事を更新するという形で更新し続けています。

事前準備が命! 潮干狩りの持ち物リスト

篠原さんプロフィール

篠原

まず、事前にお伺いしたアドバイスを元に潮干狩りに必要な持ち物をすべてカインズで揃えてきました!

潮干狩りに必要な持ち物

左上から時計回りに、

※なかなか貝袋が売っておらず、洗濯ネットで代用している方がいたので今回は洗濯ネットを使いました。

▼原田さん事前アドバイス

▼原田さん事前アドバイス

クマデ:

原田さんプロフィール

原田さん

アサリ採りにはまずクマデ。クマデはアサリの居場所を探すものなので必須です。できれば網機能のない忍者クマデをおすすめします。

原田さんプロフィール

原田さん

網機能のものは禁止されている潮干狩り場も多いので、2本持っていくか、網がついていない方を持っていけば安心です。

クマデの違い

原田さんプロフィール

原田さん

クマデに関して、細かいポイントとなりますが、90度に曲がっていて、ちょっと内側に入り込んでいるもののほうが使いやすいです。引っ張る力だけで砂が掘れるため、少ない力で済みます。先端が外側に広がっているものだと砂が逃げてしまうので取りづらいんですよね。

原田さんプロフィール

原田さん

また、安全のために先端が丸くなっているものもありますが、尖っているもののほうが、ガリガリを感じられやすいので、アサリの大量ポイントをみつけやすいです。

アサリを入れる貝袋:

原田さんプロフィール

原田さん

簡単に貝ごと洗えて、採っているときも扱いやすいものがおすすめです。バケツを使って潮干狩りをする人が多くいますが、バケツだと海水が熱くなってアサリが弱ってしまいます。
貝が入る網ならなんでもいいのですが、口に輪が付いていると水があるところで浮くので入れやすいです。

服・靴:

原田さんプロフィール

原田さん

服装は日差しが強いのでつばが大きい帽子と肩が隠れる服がおすすめ。しりもちなども多いので着替え一式があるとさらに安心です。

原田さんプロフィール

原田さん

足元は、干潟の場合、マリンシューズが使いやすいです。危険なものがなければ、裸足が1番気持ちいいので僕はいつも裸足です。

原田さんプロフィール

原田さん

また、海岸によっては牡蠣殻などが多く、軍手やウェーダーなどが必要なこともありますが、今回行く海の公園では必要ありません。白砂の上はかなり熱いので、靴のほかに海岸を歩くサンダルがあるといいです。

クーラーボックス・保冷剤:

原田さんプロフィール

原田さん

クーラーボックスは暑い時期には必須です。保冷材は、事前にサイズを確認してください。クーラーに入るサイズを選ばないと、大きさが合わない場合があります。

タンク:

原田さんプロフィール

原田さん

砂抜き用の海水を持ち帰るためにタンクも必要です。カインズの大きなタンクだと、1回2時間程度で海水を入れ替えても何回か塩抜きできます。家庭にあるものだとペットボトルで代用してもいいです。

ビニール袋:

原田さんプロフィール

原田さん

濡れた服を持ち帰るときなどでビニール袋もあったほうがいいでしょう。あとは、アサリ以外を採ったときに、一緒のものに入れないほうがいいので、別に入れる用の網かビニールがあると非常に便利です。

移植ごて、塩、塩を入れる口細ポリビン:

原田さんプロフィール

原田さん

アサリの他にもマテガイが採れる場所では、この3つも必要です。マテガイは移植ゴテで砂の表面を削って塩を入れて採る方法が人気。関西ではマテガイが主流の潮干狩り場も多いです。

虫かご:

原田さんプロフィール

原田さん

アサリの他に魚を捕まえたい場合は、下がアクリルの虫かごがおすすめです。

サンシェード:

原田さんプロフィール

原田さん

夏の砂浜は本当に暑いのでワンタッチサンシェードもあると快適です。

神奈川県にある達人おすすめの潮干狩り場・海の公園へ

神奈川県横浜市にある海の公園

今回は、潮干狩り超人おすすめの神奈川県横浜市にある海の公園にお邪魔しました。

▼基本情報

海の公園
神奈川県横浜市金沢区海の公園10
シーサイドライン「海の公園南口」駅、「海の公園柴口」駅または「八景島」駅からすぐ
潮干狩りの料金:無料 海の公園における潮干狩りのルールは下記HPをご覧ください。
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/clamming.php

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