押し入れ・クローゼットの湿気対策やってますか?収納スペースにカビが生えないようにする方法を解説
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
「猫の抜け毛が多くて掃除が大変!」と、猫の飼い主なら誰でも悩んだことがあるはず。毛が生え変わる時期があるとは聞いたことがあるけれど時期に関係なく抜け毛が多い、実は病気やトラブルがあるのではと気になったことはありませんか。
この記事では、なぜ猫は毛が抜けるのか、また抜け毛対策をしないとどうなるのか解説し、カインズで購入できるおすすめの抜け毛対策グッズを紹介します。
服についてしまう猫の毛に悩んでいた方も、悩みが軽減されるかもしれません。ぜひご一読ください。
猫の毛が抜ける原因は、主に次の4つです。
猫の毛について「毛が生え変わる時期(換毛期)」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、その他にも原因があるかもしれません。
一番多い原因は「換毛期」です。換毛期は体温調節の役割があり、暑い夏の前と冬の前の2回、季節の準備をするために毛が生え変わります。
猫の毛は、一層の「シングルコート」と二層に分かれている「ダブルコート」がいて、シングルコートよりもダブルコートの猫のほうが抜け毛は多いです。
ただ、ダブルコートの猫の換毛期は多い時期と少ない時期が明確に分かれているのに対し、シングルコートの猫は一年かけて少しずつ生え変わります。そのため、換毛期がはっきりわからないこともあります。
原因の2つ目は、「栄養不足」です。猫が健康的な皮膚や被毛を保つためには、タンパク質やビタミンが必要です。
おやつが多かったり、栄養のあるフードをきちんと食べていなかったりすると、毛の生成がうまくいかず、抜け毛が増えることがあります。
原因の3つ目は、皮膚疾患や感染症などの「病気」です。
感染症の場合、重症化することもあるので、大量の毛が一気に抜けたりかゆがったりする場合は早めに病院に連れていきましょう。
また、ノミやダニなどの寄生虫や、食物や花粉によるアレルギーが原因で抜け毛が増えることもあります。
原因の4つ目は、ストレスによる過剰なグルーミングです。血行不良や炎症を起こし、毛が大量に抜けることがあります。
猫のグルーミング(毛づくろい)は、本来精神を落ち着かせるために行うものです。
しかし環境の変化や大きな物音などでストレスを感じると、自分で被毛にダメージを与えるほどグルーミングすることがあります。
換毛期が原因で毛が抜けるのは自然なことです。しかし脱毛するほど抜け毛が多いなど、いつもの換毛期と抜け方が違う場合は何らかの異常があると考えましょう。
猫は自分で毛づくろいをするのだから、特に部屋の掃除以外に対策は必要ないのではと考える方もいるかもしれません。
しかし、猫の抜け毛は放置すると毛玉になって皮膚炎を起こしたり、毛玉を飲み込んで胃腸を荒らしたりすることがあります。
また、飼い主にも猫の毛に対してアレルギー症状が出ることもあります。猫の抜け毛は、定期的に対策を行って猫も人も快適に過ごせるように努めましょう。
猫の抜け毛に対し飼い主が行うべき対策は、次の2つです。
毛が抜ける前に対策を行うことで、猫が大量に毛を飲み込むことを防ぎます。簡単に解説しましょう。
自分で毛づくろいを行う猫には、シャンプーはほとんど必要ありません。ただ、一気に抜け毛を取り除くには有効な方法なので、特に気になる場合で猫が嫌がらなければシャンプーをしてみるのもよいです。
シャンプーをする場合は、短毛種は春と秋の1回ずつ、長毛種でも月1回程度で大丈夫です。雑菌が繁殖しないよう、乾燥はしっかり行いましょう。
ブラッシングは、ブラシやコーム、スリッカーなどを使います。抜け毛対策だけでなく、猫が喜ぶのでスキンシップにもなる方法です。
ブラッシングの方法は、長毛種は1日2回、短毛種は1日1回を目安に、次のように行います。
これらは猫が自分でグルーミングできない場所なので、飼い主のブラッシングを気持ちよさそうにしてくれます。コームを使う場合は、皮膚を傷つけないように注意しましょう。
長毛種の場合は、脇からお腹と内股をプラスします。また長毛種はサマーカットを検討しても良いでしょう。
部屋を掃除する際は、毛が舞い上がらないように霧吹きで少し湿らせてから掃除機をかけるのがコツです。
また服についた毛はコロコロクリーナーを使いましょう。空気清浄機を使っても服につく毛を減らすことができます。
それでは、カインズの商品から猫の抜け毛対策になるグッズを20選紹介します。猫の抜け毛に悩む飼い主の方はぜひ参考にしてください。
まずは、ブラッシングにおすすめのブラシを紹介しましょう。
「ファーミネーター」は抜け毛対策のブラシとして定番と言っていい商品で、SNSにも投稿がたくさんあります。「抜け毛を90%除去」と謳う商品で、しかもワンプッシュで歯についた毛を取り除くことができます。小型の短毛種用から、大型の長毛種用まで揃っている商品です。
「両目コーム」は、SとMがあり、粗目と細目が1つになったコームです。からまった毛を粗目でときほぐして、細目で仕上げます。毛を整えて抜け毛も除去できる商品です。
「ムダ毛取りブラシ」は、なかなか普通のブラシでは取りにくいアンダーコートの抜け毛も、ごっそりと取れると評判の商品です。もつれ毛や異物を取り除いてから、やさしく毛の流れに沿ってブラッシングしてください。
「猫用スリッカーブラシ」は、先が丸ピンでできている、やさしい作りのブラシです。広範囲の毛をやさしくブラッシングして、抜け毛もしっかり取ることができます。手元はラバーグリップなので握りやすいのも特徴です。
「ワンプッシュスリッカーブラシ」は、その名の通りワンプッシュで毛を取り除けるスリッカーブラシです。前述のスリッカーブラシよりも少し歯が短いですが、からまった毛を取り除くことが簡単なので使いやすいですね。
「NHS ウルトラマルチグルーマー」は、スリッカーを痛がる猫にもおすすめです。ラバーなので握りやすくとかしやすいです。皮膚のマッサージと同時に細かい抜け毛を取ることができます。シャンプーのときにも使えるように、水抜き用の穴がついています。
「グルーミンググローブ」は、手にはめてなでるだけで抜け毛の除去とマッサージができる商品です。普通のブラシでは痛がる猫でも、飼い主になでられている感覚なので快適です。抜け毛の除去は毛並みに逆らってなでるとよく取れます。フケや汚れも落とすことができる商品です。
「なで猫(にゃん)しゃもじ」は、一見普通のしゃもじのようで実は猫用ブラシというユニークな見た目のブラシです。カインズ限定カラーになっています。見た目はしゃもじですが、この商品でなでると、猫はまるで舌でグルーミングされているような感覚になります。表と裏で突起部分が違うので、使い分けることもできる商品です。
「ケトリーナベビーパウダー」は、ブラシではありませんが、ブラッシングの前にスプレーするとさまざまなメリットがあります。ベビーパウダーそのままの匂いでブラッシングで毛が舞い上がるのを防ぎ、抜け毛をしっかり取りやすくなります。静電気防止効果で毛がからまるのを防いでくれるのも特徴です。
「QR トリートメント 猫ノンフレ」は、いわば「洗い流さないシャンプー」です。スプレーしてブラッシングするだけで、まるでシャンプーしたてのように毛がツヤツヤになります。抜け毛の除去や乾燥によるフケの発生にも効果があり、保湿スプレーとしても使えます。
猫にシャンプーをするときは、人間用のシャンプーは使えません。人間用は猫の皮脂を過剰に落として皮膚トラブルにつながる可能性があるためです。猫用のシャンプーならば、猫がグルーミングで毛を舐めても大丈夫なように作られていますので、猫用のシャンプーを使いましょう。
ペッツワンの「無添加トリートメントシャンプー」は、1歳未満の子猫にも安心して使える、防腐剤や着色料が無添加のシャンプーです。猫が舐めても安心なアミノ酸の働きで、毛がふわふわになるというレビューもあります。人間用のシャンプーボトルとほぼ変わらない値段で、たっぷり使うことができます。
「ペットキレイ 低刺激シャンプー」は、洗う成分にこだわりたい方におすすめです。100%植物生まれの成分で作られ、皮膚にやさしく、うるおいを守ります。子猫用とありますが、成猫や老猫でも安心して使えます。きつい香りもなく毛がふわふわになります。
「クイック&リッチ シャンプータオル」は、どうしてもシャンプーが苦手な猫の体をきれいにしたいときにおすすめです。トリートメント成分が入っているので、被毛をコートしてさらさらふわふわになります。大判なので拭きやすいです。汚れや臭いが気になるけどシャンプーは大変、皮膚疾患でグルーミングさせられないという方はぜひ使ってみてください。
「ペット用バスタオル ポケット付き」は、猫をシャンプーしたあと体を拭くのに便利なグッズです。普通のタオルでは水分を吸い込めない、何枚も使わないと乾かないとお悩みの方におすすめします。マイクロファイバーが通常のタオルより水分を多く吸い込み、ハンドポケットもついているので拭きやすいです。
「ソフトタブワイド」は、柔らかい素材でできた折りたたみバスケットで、ペット用のバスタブとしてだけでなくいろいろ使い道があります。折りたためて収納に困らないだけでなく、スベリ止めや水抜き栓がついていて使いやすいです。
シャンプーをしたあとの猫をしっかり乾かすためにドライヤーを使いたい方は多いと思いますが、動き回る猫にドライヤーをかけるのは大変です。「トルネードエアードライヤー」ならば、立てて置けるので両手を使って乾かすことができるので、乾かす時間と手間を軽減できます。トルネードエアーの温度や風量も調節できるので、やけどの心配もなく使えます。
猫に直接関係ありませんが、家の中の抜け毛を掃除する負担が軽減できる対策グッズを紹介します。
「マクロス タッチスイッチ スリムエアクリーナー MEH-44WH」は、販売価格が2,000円台(2022年8月現在)という激安価格でありながら使いやすいと評判の空気清浄機です。重量は350gと非常に軽いスリムモデルで、持ち運んで使用するのも簡単です。マイナスイオンを発生するので消臭効果もあります。1日8時間使用しても1ヶ月の電気代は約12円と、非常に経済的です。
抜け毛対策としてだけでなく、本格的な空気清浄機を使用したい場合は、シャープの「加湿空気清浄機 KC-50TH4 W」がおすすめです。シャープ独自の空気浄化技術である「プラズマクラスター」を搭載して、ホコリだけでなく花粉やウィルスなどの微小な粒子も抑制します。加湿機能もあり、給水も簡単に行なえます。人気が高く定番とも言える商品です。
カーペットやソファなど、なかなかはらっても落ちない抜け毛の掃除は大変ですよね。「ケトール」は、繊維に付着した抜け毛を掻き出して集めることができるスポンジです。繊維についた猫の抜け毛を集めて毛束にします。そのあと掃除機やコロコロクリーナーをかければ掃除も簡単です。
「一毛打尽」は、上記のケトール同様ペットの抜け毛を掃除しやすくまとめるクリーナーです。手のひらサイズで持ちやすく、繊維の奥に入り込んだ毛も掻き出します。本体には毛がつかないので、どんどん抜け毛を集めることができます。車内に置いて、気がついたときに掃除できる大きさなのも便利です。(夏季の高温になる車内では、素材が劣化することがあります)
猫の抜け毛は、夏前や冬前の換毛期に多く抜けます。しかしそれ以外にも、栄養不足や病気、ストレスなどで抜け毛が増えることがあります。
感染症が原因で抜け毛が増えている場合、重症化する危険もあるので早めに獣医師に相談しましょう。
抜け毛は放置すると皮膚炎を起こしたり、人間のアレルギーの原因になったりするので、こまめなブラッシングが重要です。
場合によっては、猫用シャンプーやサマーカットもおすすめです。
カインズには、猫のブラッシンググッズや猫用シャンプー、また抜け毛の掃除を楽にするグッズが揃っています。
紹介したアイテムを使って、しっかり抜け毛対策をしてあげましょう。