リンクをコピーしました

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • もっと見る

イチゴの育て方|家庭菜園における栽培のコツや甘い実を育てる方法など詳しく解説

調べてみた

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

イチゴは甘くておいしいフルーツとして知られていますが、園芸分類上は野菜です。そのような特徴をもつイチゴは、自分で育てて収穫できます。この記事では、イチゴを栽培したいと考えている人に向けて、イチゴの特徴と栽培方法を解説します。栽培から収穫のスケジュールについても言及するため、ぜひ参考にしてください。

イチゴはどんな植物?

イチゴの果実

イチゴはバラ科に属する植物です。甘くて人気のあるフルーツというイメージが強いですが、園芸分類では野菜とされています。イチゴの原産地はアメリカで、もともと暖かい場所で育つ植物です。

イチゴの収穫時期は、春から夏の初めの時期が基本となっています。ただし、栽培方法や種類によってはほぼいつでも収穫できる場合があります。

特徴

イチゴの花と果実

イチゴには白や赤の花が咲きます。開花時期は、一般的に3~4月頃です。寒さには比較的強いですが、激しい暑さには耐えられません。日陰でも育ちにくいため、日当たりのいい場所で栽培する必要があります。

イチゴの花が咲くと、ランナーとよばれる細い茎がどんどん伸びていきます。ランナーから子株や孫株が増えていくのが特徴的です。イチゴの実は、伸びていくランナーの反対側で育ちます。

園芸における「ランナー」の扱い

イチゴのランナー

ここでは、ランナーの扱い方について解説します。

実に栄養を行き渡らせる場合

甘いイチゴを収穫したい場合、実にしっかりと栄養を行き渡らせる必要があります。そのため、ランナーを摘み取り、実に栄養が集まるようにしましょう。ランナーを摘み取るときは、脇芽も一緒に取ります。

苗を増やす場合

苗を増やしてたくさんイチゴを栽培したい場合は、ランナーを摘み取らず伸ばしましょう。ランナーから出ている新芽を根付かせ、株を増やします。ただし、親株の病気を引き継がないようにするためには、子株ではなく孫株を育てたほうが安心です。

栽培に適する時期や環境

イチゴの栽培を始めるのは、10~11月です。冬を越して3月頃になると花が咲き始めます。イチゴは寒さに強いため、-5度程度までなら耐えられます。風通しがよく、適度に日が当たる場所で育てましょう。

収穫時期

イチゴの収穫

イチゴには、一季なりと四季なりがあります。一季なりの収穫時期は5~6月の間だけです。一方、四季なりは真冬以外であれば花が咲くため、ほとんどいつでも収穫できます。ただし、四季なりは一季なりよりも味が劣りやすく、肥料もこまめに与えなければなりません。手間をかけずにおいしいイチゴを収穫したい場合は、一季なりがおすすめです。

イチゴの種類

たくさんのイチゴ

イチゴにはさまざまな種類があります。ここでは、代表的なイチゴの種類を解説します。

カレンベリー

カレンベリーは病気に強いため、植物を育てた経験が少ない人でも育てやすい品種です。「はつくに」と「てるのか」の交配によって作られました。酸味と甘さのバランスも整っており、収穫後はおいしく食べられます。

マーブルストロベリー

マーブルストロベリーは比較的暑さに強く、植物は温度管理が難しいと感じている人にもおすすめです。葉に班が入っているのが特徴的で、花が咲く前の状態でも見た目を楽しめます。ほかの植物と寄せ植えにしている人も多いです。

ゴールデンアレキサンドラ

ゴールデンアレキサンドラは、マーブルストロベリーと同じく、暑さと寒さの両方に強い品種です。育てやすく、地植えと寄植えのどちらでも育てられます。ほかの品種に比べて葉の色が薄く、黄緑がかかっているのが特徴的です。

イチゴの育て方

イチゴはどのように育てればいいのでしょうか。ここからは、具体的なイチゴの育て方についてくわしく解説します。

用土

イチゴのための土

イチゴの栽培に適しているのは、弱アルカリ性で保湿性のある土です。植え付ける2週間以上前に用意しておきます。畑で育てる場合はあらかじめ土に石灰を混ぜておき、肥料を追加します。

プランターで育てる場合は、野菜用の土を購入してください。「赤玉土:腐葉土:ピートモス=6:3:1」の割合で混ぜた土でも構いません。

植え付け

苗の植え付け

一季なりのイチゴは10~11月に植え付けます。植え付けが遅れると成長しにくくなるため、注意が必要です。

苗を購入するときは、葉の色が美しく、すでにランナーが切り離してあるものを選びましょう。購入した時点で葉が少ない場合は、8枚程度に増えてから植え付けてください。

植え付けの注意点

イチゴの実はランナーの反対側にできます。日によく当たる方向に実がつくように植えましょう。

また、葉の付け根には、クラウンとよばれる部分があります。植え付けの際はクラウンが土に埋まらないよう、浅植えにします。

人工授粉

人工授粉

3月に入ってイチゴの花が咲いたら、人工受粉を行いましょう。人工受粉の方法は簡単であり、綿棒や筆など柔らかいものを使用して雄しべと雌しべをなでるだけです。受粉がうまくいかないとイチゴがきちんと育たないため、確実に受粉させる必要があります。

収穫

イチゴの収穫

イチゴを収穫できるのは、受粉してから40~50日後です。一季なりのイチゴの場合、5~6月頃に収穫を行います。ヘタの近くまで赤くなっており、熟している実を選んで収穫しましょう。収穫する時間帯は午前中がベストです。

収穫後の子株

子株と孫株

来年以降により多くのイチゴを収穫するためには、ランナーから伸びた子株を育てる必要があります。親株の次にできた子株は病気を受け継いでいる可能性があるため、子株の次の孫株を育成しましょう。孫株の葉が3~4枚になったら切り離し、植え替えて根付かせます。植え方は、最初に苗を植えたときと同じです。

イチゴ栽培を成功させる育て方のコツ

イチゴをうまく育てるためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、育て方のコツを解説します。

肥料

肥料のあげ方

イチゴの栽培では、それほど頻繁に肥料を与える必要はありません。野菜用の土を使用している場合、もともと肥料が入っています。追肥は、植え付けて1ヶ月が経過した頃や、新葉が出てくる2月頃に与えましょう。

肥料を与えすぎると花が咲かなくなる恐れがあり、実ができにくくなります。必要以上に肥料を与えないように注意しましょう。

水やり

水やり

イチゴは排水性のある環境が適していますが、乾燥が進むと成長しにくくなります。季節にあわせ、適度な水やりをしましょう。夏は水分が蒸発しやすいため、早朝か夕方に水やりをします。

また、休眠期にあたる冬は、気温が比較的高い日の午前中に水を与えてください。雨の状況も考慮し、適切な環境を保てるようにしましょう。

夏越し・冬越し

日陰に置いたイチゴ

イチゴは暑さに弱いため、真夏は半日陰に移動させましょう。日の光を遮る場所がない場合は、シェードを設置すると効果的です。夏はコンクリートも熱くなるため、イチゴの苗が直接触れないように注意してください。ベランダでイチゴを育てているなら、ガーデンラックやすのこを活用するのがおすすめです。

また、気温が下がっていくと休眠期に突入します。寒くなると葉が茶色くなりやすいですが、クラウンに問題がなければあまり気にする必要はありません。

イチゴ栽培において実を甘くする方法

甘そうなイチゴ

イチゴを甘くするには、ランナーの摘み取り以外にも方法があります。ここでは、栽培時にできる方法を2つ解説します。

日当たりの良い場所で育てる

イチゴを甘く育てるためには、しっかり日に当てる必要があります。日照時間をしっかり確保し、日当たりのいい場所に置きましょう。日に当たるとイチゴが成長し、おいしく育ちます。

脇芽かきを行う

脇芽かきとは、イチゴの根本に生えている小さな芽を摘み取ることです。脇芽かきを行うと、イチゴの実に養分が届きやすくなります。こまめにイチゴの状態を確認し、脇芽を見つけたらその都度摘み取りましょう。脇芽はつまみながら引っ張るだけで簡単に摘み取れます。ただし、ほかの部分を傷つけないよう、慎重に作業しましょう。

肥料の与えすぎに注意する

適度に肥料を与えれば甘いイチゴに成長しますが、与えすぎてしまうと逆効果です。肥料を与えるときは分量や頻度に注意しましょう。また、イチゴに与える肥料は、イチゴ専用の肥料か有機肥料を選ぶ必要があります。

葉かきは適度に行う

苗が元気に成長している場合、葉もたくさん生えてきます。葉が多すぎる場合は葉かきをし、葉の枚数を減らしましょう。花の下にある古い葉から摘み取っていきます。ただし、摘み取りすぎないよう、8枚程度は残しておくといいです。

イチゴ栽培で注意したい病害虫

イチゴの葉の病気

イチゴを育てるうえでは病害虫にも注意が必要です。以下では、具体的な病気や害虫について解説します。

病気

イチゴは灰色カビ病に注意が必要です。春や秋に発生しやすく、実や葉に灰色のカビがつきます。湿度が高いとかかりやすいため、風通しをよくしておく必要があります。

また、実や葉が粉っぽくなるうどんこ病にも気をつけましょう。うどんこ病になると光合成をしにくくなります。灰色カビ病と同じく、風通しをよくすることで対策できます。ただし、乾燥しすぎるのもよくないため、適度な湿度を保つようにしてください。

害虫

イチゴに発生しやすい害虫は、アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジなどです。風通しをよくすると、害虫の発生を防止できます。害虫が発生した場合、まずは手作業で駆除しましょう。害虫の被害が深刻化しているなら、専用の殺虫剤を使用して駆除しなければなりません。害虫はイチゴの成長を阻害するため、しっかり対応する必要があります。

イチゴのコンパニオンプランツ

イチゴとニンニクの栽培

コンパニオンプランツとは、寄植えするとよい効果のある植物のことです。たとえば、イチゴをニンニクと一緒に育てると、害虫や病気を防げます。また、ペチュニアとともに育てれば花の香りにミツバチが引き寄せられ、受粉を促進できます。

イチゴの栽培カレンダー

イチゴの栽培について、それぞれの作業に適した時期をまとめると以下のとおりです。

イチゴの栽培カレンダー

時期によって異なる作業が必要になるため、それぞれ着実に対応できるようスケジュールを頭に入れておきましょう。

まとめ

時期にあわせて適切に管理すれば、自宅でも甘くておいしいイチゴを栽培できます。ランナーにより株を増やせるため、将来的にはたくさんのイチゴを栽培できる可能性もあります。押さえるべきポイントをしっかり理解して栽培を始めましょう。

株式会社カインズではオンラインショップを運営しており、イチゴの栽培に必要なアイテムも多数扱っています。オリジナル商品も豊富なため、オンラインショップを活用してイチゴを栽培するための準備を整えましょう。

イチゴの取り扱いも豊富!ホームセンター通販のカインズの公式通販・オンラインショップはこちら

loading

関連するキーワード

となりのカインズさんをフォローして最新情報をチェック!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Instagram
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

RELATED関連する記事

POPULAR人気の記事

  • Daily
  • Weekly

広告掲載について

NEWS LETTER ニュースレター

Webライター・イラストレーター募集

取材のご依頼や情報提供はこちらから