エステーが即答。「上履き洗い」が面倒くさい原因はアレのせい
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初めまして。10年以上も昔に「清く正しい本棚の作り方」という、ちょっと変わった本を書いた戸田プロダクションです。この名前はもちろんペンネームで、本名は戸田隆(とだたかし)と申します。九州の大分県に住んでいて、数年前までは銀行で勘定系システムや情報系システムの仕事をしていました。
私は子供の頃から「本好き」でしたが、社会人になってすぐの頃に会社の独身寮で本棚を自作し、それ以来、だいたい数年に一度くらいのペースで自作本棚を作り続けてきました。結婚したり、子供ができたり、家を引っ越したり、ライフステージは刻々と変化しましたが、それでも数年に一度は本棚を作り続けたものですから、いつしか自分の部屋と廊下に「壁一面の本棚」が完成してしまったのです。
そんな本棚づくりの経験を自分のサイトで公開してみたら、これが自分で言うのも何ですけど世の中の「本好き」の皆さんからかなり好評を博しました。読者は日曜大工にはほとんど縁のない方々ばかりでしたが、それでも私のサイトをご覧になって自作本棚の魅力に気づいてくださり、何人もの方々が「ご自分の本棚」作りに挑戦なさってその完成写真を私あてメールで送ってくださいました。
やがて私のサイトは東京の出版社からのオファーを受けて書籍化され、その本もまた「本好き」の方々に細く長〜く売れ続けるうち、なんと「台湾語版」まで翻訳出版されるほどのロングセラーになったというわけです。
あれからもう10年以上、現在の私は仕事を辞め、このコロナ禍の中、ずーっと自宅に引き篭もっている年寄りです。普段は趣味のプログラミングでフリーソフトを開発し、時々思い立ったようにライフワークであるNゲージ鉄道模型レイアウトも建設中です。そんな私が、このたび「となりのカインズさん」から「本の収納方法に悩む本好きのために、本棚へのこだわりや本棚DIYの遍歴を通して自作本棚の魅力を語ってみませんか?」というお誘いを受けました。
驚きました。2021年3月時点で、カインズの店舗がまだひとつも存在しない大分県に住んでいる私が、果たして「となりのカインズさん」に寄稿しても良いのでしょうか? はなはだ疑問ではありますが、せっかく与えていただいた良い機会ですので、初めての方もどうかしばらくこの年寄りの戯れ言にお付き合いください。