美尻トレーニングを自宅で簡単に。アルインコのスクワットバンドが選ばれる理由
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目次/ INDEX
神社にお参りしたい時は人ぞれぞれ。
初詣はもちろん、大きな勝負を控えた時、幸せを祝いたい時、健康や繁盛を願いたい時、悩み困った時、さらには、一日の平安を願う日課として……参拝する想いは様々です。
そんな時は神社に赴くのが当たり前ですが、自宅に神棚があれば、いつでも何度でも参拝することが可能です。
昔は自宅に神棚や祠のある家庭もありましたが、最近は減少傾向にあります。しかも、今年は新型コロナの流行で、混雑しがちな初詣には行きにくいのではないでしょうか。
そこで提案したいのが“おうち参拝”。
神棚・神具を販売している静岡木工が、神棚・神具の種類から選び方、正しい祀り方、参拝方法まで詳しくご紹介します。
家庭だけではなく、お勤め先でも神棚をお祀りしていることは多いと思います。神社でいただいたお神札を納め、神具(神棚に揃える道具)をお供えし、神さまにお祈りすることは、古くから脈々と受け継がれ、私たちの遠い先祖も行ってきた、日本特有の尊い文化や習慣です。
そして、現代の住環境やライフスタイルの変化とともに様々な形で神棚は発展してきました。しかし形は変わっても、神さまを敬う心はいつの時代も同じです。
神棚に柏手を打ち、感謝の気持ちを込めてお祈りすることで、神さまとのご縁が深まっていきます。いつもの暮らしの中で、それはきっと心を穏やかにしてくれます。
神棚にお祈りする時としては、次のケースが多いでしょう。
ではさっそく、神棚についてご紹介していきます。
神棚にはいろんな種類があります。高品質の素材を使用した格調高いものから、現代的な洋風な内装とも相性のいいモダンなタイプまで、どんなライフスタイル・間取り・空間にも対応します。
ここでは次の5種類の神棚について紹介します。
このほかにも、神棚の種類は挙げればキリがないほど豊富です。
神社の装飾でも使用される真鍮を使った「本金具神棚」、高級感ある佇まいの「けやき色神棚」、様々な神さまをまつれる大型の「五社神棚」、会社の敷地内などにまつる「外宮」などなど。
きっと、あなたのライフスタイルにぴったりな神棚と出会えるはずです。
木曽桧 通し屋根三社 月読
希少価値が非常に高く神棚に用いる国産材として最高品質の品種を使用しているので、その美しさに魅了される方も多くいます。
一社神棚は、神宮大麻・氏神神社のお神札・崇敬神社のお神札を重ねてお祀りする神棚です。小さなスペースでもお祀りできるのが特徴です。
薄型箱宮 神楽(神具付き) ※実際の商品に「榊」は付属していません。
箱宮は、神具も並べられる箱型の神棚。主に北陸から北海道にかけての地方でお祀りされることが多いと言われています。壁に掛けることができ、すっきりと収まるのが魅力です。
Kaede ~カエデ~ メイプル
モダン神棚は、現代の洋間中心の住居にも馴染む、静岡木工独自開発のモダンな神棚です。
お神札の祀り方や所作・作法はそのままに、簡単な組み立てや取付跡が目立たない仕様など、現代住居でも神さまを拝することができるように様々な工夫が施されています。
壁に掛ける神棚は、さらに気軽に神棚を設置できるように誕生した神棚。
2本のピンを壁に押し込むだけで簡単に神棚を取り付けることが可能です。クギやネジを使わないため、新築住宅や賃貸マンションでも設置できます。
神棚の次は、神棚に供える神具(しんぐ)と呼ばれる、道具を紹介します。
神具はひとつひとつ意味のある道具ですので、ご自身の「おうち参拝」の内容・作法と照らし揃えてください。
八角盛り塩セット(大)
盛り塩は、塩を三角錐型や八角錐型あるいは円錐型に盛り、玄関先や家の中に置く風習であり、主に縁起担ぎ、厄除け、魔除けとして置かれます。
この風習は奈良・平安時代には既にあったとされています。塩には清浄や生命力の更新といった意味合いがあることが理由です。
榊(さかき)は、ツバキ科の常緑樹で、その枝は神事の際によく使用され、神棚に飾られます。
『木』へんに『神』と書いて、『榊』。つまり、榊は神さまと深い関わりのある樹木ということになります。地方によっては、榊以外の植物の樫や松を代用したり、椿や山茶花を榊と呼ぶ地域もあるそうです。
そのほかにも、神域のシンボル「鳥居」、最良のお供えもの「御神酒」など、地方や風習によって千差万別で様々あります。
日本全国には、約8万社以上の神社が存在しています(コンビニよりも多いんです!)。神棚や神具も同様に多くの種類があるということですね。
神棚を選んだら、次は神棚の祀り方について解説いたします。
まずは神棚を部屋のどこに設置するかですが、リビングや客間など、家族が親しめて、明るく綺麗な部屋の天井近くにお祀りします。
神棚の向きに関する理想的な方角は「南向きまたは東向き」ですが、家の造りもあるので、こだわる必要はありません。神さまへの敬いをもって「できるカタチでお祀り」することが大切です。
また、神棚の設置場所を考える際は、神棚と仏壇の関係も意識しておきましょう。
同じ部屋の中に神棚と仏壇を一緒に設置しても問題ないとされていますが、一点だけ注意が必要です。
それは、神棚と仏壇を向かい合わせにしないことです。神棚を拝む際は仏壇にお尻を向けてしまい、仏壇に拝礼すると神棚にお尻を向けてしまうことになるため、向かい合わせに設置するのは避けましょう。
神棚を設置できたら次はお神札や神具の祀り方。まずは「お神札」についてご説明いたします。
お神札は、神前にて降神の儀を受けた神さまの御霊(みたま)が宿られた御璽(みしるし)です。神さまから授かるものですので、大切に丁寧に扱いましょう。お神札には神社の名前と御印が記されており、和紙または薄い木の板でできています。
漢字で書くと「お札」じゃないの? と気になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、神さまが宿るものとも言われているので、正式には「お神札」となります。
そして、お神札を数える時は、1体、2体、3体…、と数えます。
お神札の種類
そして、神棚へのお神札の納め方です。お神札が1体の場合はそのままで大丈夫すが、数体をお祀りされる方は、注意が必要です。
神棚が「三社宮」か「一社宮」なのか、神棚のタイプによって異なります。
正面に「神宮大麻」、右に「氏神神社のお神札」、左に「崇敬神社のお神札」をお祀りします。
手前から「神宮大麻」、「氏神神社のお神札」、「崇敬神社のお神札」の順に重ねてお祀りします。
つづいては、神具の並べ方です。
お水・お米・お塩は、毎日お供えします。
お水は「水玉」とよばれる器、お米とお塩は「お皿」を使用し、三宝(または八足台)に載せお供えします。
お酒・榊・季節物・初物(海、山の幸)は、毎月1日・15日や新嘗祭などのお祭りの際にお供えします。
三種の神器のひとつとしても知られる「神鏡」は一般的にはお宮の正面にお祀りします。
神鏡を通して神さまを祀る意味とともに、鏡と対面することにより自分の姿をも映すことから、清らかな心で神さまに向かうことに繋がります。
神棚を設置して、お神札を納め、神具を並べたら、いよいよ参拝です。神棚はご家庭に神社があるのと同じです。
神棚に拝するときの作法も神社での参拝と同じく、「二拝二拍手一拝」が基本です。
神棚の参拝作法
お神札は一年に一度お取替えします(守護期間は一年と言われています)。
神様の宿ったお神札は一年経ったのち、神社への感謝の気持ちをこめてお返しします。そして新しい一年を平穏無事に暮らせるよう、新しい御霊が宿ったお神札を受け、新たにお祀りします。
同様に、神棚にも取替え時期があります。一般的には、5年・10年・15年と5年毎に区切って行いますが、長くても20年に一度は神棚を新しくしたいものです。
何故20年か? という事ですが、20年に一度、伊勢神宮では神さまのお引越し(遷宮)がありますよね? 新しいお住まいを用意することで、神さまのお力を衰えさせたくないという思いもあるそうで、神棚の場合も同じと考えられています。
また、生活の中で変化(結婚、出産、家の新築等)があった時にも取替えると良いと言われています。
古くなった神棚の納め方と処分方法は、身近な神職様のいる神社でお焚き上げをしてもらうのが理想的です。近くに神社が無い地域では、小正月の「どんど焼き」等で一緒に焚き上げて頂きましょう。
ただし、神社によっては対応の可能・不可能がありますので、近隣の神社に持ち込む際には、事前のご連絡とご確認をお勧め致します。
ここまで神棚の意味や、その種類、また神具に関してご説明しました。普段の暮らしや生活の中で、神棚をご自宅に設けお祈りする意味がお分かり頂けたかと思います。
今も昔も私たちを見守ってくれる神さまにご挨拶をすることで、誰かの安全を願ったり、場を清め心を整えることができます。
多くの家庭に神棚が祀られる様になったのは江戸時代。それから400年以上の時を重ね、令和の時代になっても、神さまを感じる暮らしは変わりません。しかし、暮らしのカタチは時代に沿って変化し、神棚のカタチも幅広くなってきています。
お祀りする神棚のカタチはそれぞれですが、日々、神さまへ感謝の気持ちを捧げ、神棚にご挨拶する「おうち参拝」を習慣にしてみませんか?