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目次/ INDEX
東海地方を中心にキャンプをしながらフリーな働き方をしているライターのハマダアヤノです。
せっかくキャンプに行ったなら、「SNSで映えるキャンプ飯の撮影したい」と思っている方も多いはず。そんな方たちへ、SNS映えする写真撮影のコツについてお話しします。
「キャンプでおしゃれな料理を作っても、スマートフォンやカメラでおしゃれに写真が撮れない…ううう…」という方からよくご相談を頂きます。実は写真というのは、構図と被写体の色合いのバランスがうまく撮れれば、結構良い写真になるものです。
今回はカメラだけではなくスマートフォンでも、簡単に撮れる方法をお伝えします。
“写真がきれい”という判断は、「その人の感覚」で良いと思っています。というのも、写真には正解がないから。ご自身が「おお、良い写真!」と感じるものをゴールにして、そこを目指した方が良いのです。
例えば、パステルの明るい柔らかい写真が好きな方もいれば、アンティークでちょっと暗めの写真に心ときめくという方もいて、好みは人それぞれ。ご自身の好きを信じましょう。
とはいえども、「写真が上手に撮れるコツ」というものはやはり存在します。そのコツを活かしながら、ご自身が好きな写真のテイストに寄せていくことがベストです。
よく良い写真を撮るには「構図が大切」といいますが、「構図ってなんだろう?」と疑問を抱きますよね。
最初のうちは、決まった構図で何度か撮り続けていると習慣ができ、さらにはその構図をアレンジできる感覚が養われます。
まず被写体がある場合の押さえるべきポイントは、「日の丸構図」・「三分割法」。そして構図ではないですが、「俯瞰撮影」が大切です。この2つの構図と俯瞰撮影を抑えることができれば、SNS映えするキャンプ飯の撮影が可能。ぜひ試してみましょう。
日の丸構図とはその名の通り、横長方形の写真を9分割して、真ん中にドーンと被写体を置く方法です。白いご飯の真ん中に梅干しがある四角いお弁当を思い出してみてください。
この構図で撮影すると、「何が撮りたくて撮った写真か」というのがものすごくわかりやすくなります。理由は簡単で、真ん中で被写体が主張をするからです。
何が撮りたかったか伝わりやすい写真が、良い写真という場合はこの撮り方がおすすめなのですが、今回は「SNS映えするお洒落さ」が必要。この構図で撮る場合は、ダイレクトに被写体の印象が出てしまうと少しダサいので、次項の色合いやスタイリングを加えて撮影してみましょう。
三分割法は、横長方形の写真を縦に2本、横に2本、均等に線を入れ画面を九個のマス(縦3マス横3マス)に分けます。その写真の真ん中のマスの交差した四点のどこかに被写体を合わせると、写真がお洒落になるという構図です。
料理写真だと、テーブルの上に料理を置いて、真ん中のマスの右下の点あたりにその料理を置くと、良い構図になります。その状態で、料理の奥に他の副菜やドリンクなどを置くとさらにお洒落さが倍増。
構図ではないのですが、インスタグラムが流行ってから若者や海外で人気の撮影方法なのが俯瞰(ふかん)撮影です。
きっとインスタグラムをやっている方なら、一度はみたことある撮影方法だと思います。その名の通り、俯瞰=真上から撮影する方法です。上から撮ると、テーブルや床に被写体を置くので、奥行きなどがない状態となります。
この撮影の仕方をすると、メインの被写体の配置やサブの被写体を、写真内の自由な場所へ配置することが可能になります。通常の撮影だと、重力があるためメインの料理を真ん中に配置するとその上に副菜を置くことは不可能ですが、俯瞰撮影なら可能になるのです。
次に意識してもらいたいのが、写真にお洒落な華やかさが加わる「色合い」。ここでの色合いというのは、被写体に対してのことです。
例えば、カレーライスを撮影すると色味は「茶色・白(2色)」になりますね。
そこに野菜と茹で卵を加えると「茶色・白・緑・黄色(4色)」となり、料理が華やかになっていきます。さらに、テーブルクロスを赤にすると「茶色・白・緑・黄色・赤(5色)」となり、2色の時と比べると華やかに変化。
色というのは、増やして行けば行くほど華やかになるので、料理の盛り付けも色が増えると華やかになり、写真にもそのまま反映されるのです。
ここでのポイントは、色合いの濃さを揃えるとよりきれいに見せることができるということ。
例えば、濃い色合いの中に、一色だけ薄い色が入ると全く目立つことができず、下手したらその色が「色褪せている」ようにも見えてしまいます。また、その逆で淡い色合いの中に濃い色が一色あると悪目立ちすることも。わざと色合いを外す場合もありますが、色合いの濃淡はまとめた方が良いでしょう。
先ほどの日の丸構図をお洒落に見せたいときは、色合いを増やしてみると被写体の主張が収まることがあります。
また3分割法の場合でも、メインの被写体以外の場所にメインの被写体と被らない色があると、より被写体が引き立って見えるようになるでしょう。
俯瞰撮影の場合は、全体的に色を散りばめると、今時のお洒落な写真が撮りやすくなりますよ。
さて最後にお伝えするのは、写真の世界観をコーディネートするスタイリングについてです。
例えばお弁当の写真を撮るとします。お弁当だけで撮影するのと、お弁当箱、箸、箸置き、お醤油入れ、ナフキン、マグカップなどの小物があればあるほど、イメージが広がり華やかになります。
そしてそのお弁当箱や小物たちが和風なのか洋風なのか、色合いは統一しているのかなどを合わせることで世界観が生まれるのです。これをスタイリングといいます。
例えば、このお弁当の撮影にテーマを決めて「和風」「洋風」なのか、「春」なのか「夏」なのか、「ピクニック」なのか「遠足」なのか、「旦那さんのお弁当」なのか「幼稚園のお子さんのお弁当」なのかで小物や色合いは変わるかと思います。その統一された世界観をスタイリングで作ることで、写真は一気にお洒落になるのです。
この世界観を、どんな色合いで、どんな構図で撮るのかまで考えることができると、写真は一気にお洒落になりますよ。
いかがでしたでしょうか? SNSで映える写真の撮影方法について説明をしましたが、構図×色合い×スタイリングの掛け合わせが撮影のポイントです。
この三点を組み合わせることによって、様々な写真の世界観を作ることができるので、ぜひ楽しく撮影をしてみてください。