猫あるある、いくつ共感できますか? 猫好きによる、猫好きのための偏愛座談会
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ナス栽培において多い害虫は、アブラムシとアザミウマです。特にアザミウマは、葉だけでなく実の栄養を吸うので、実が傷つく原因となります。
アブラムシはテントウムシ、アザミウマはタバコカスミカメが天敵となり食べてくれます。タバコカスミカメは、ゴマやクレオメといった植物を好み繁殖するので、宮崎さんの畑では、ゴマを隣で栽培しているといいます。
しかし、天敵を放ったからといって絶対にゼロにはできないので、増やさないように共生させる感覚だそうです。ゼロにしたいなら農薬をたくさん使うしかないといいます。
終盤なので枯れてしまっているゴマ
ナス栽培において多い病気は、すすかび病やうどんこ病、青枯病です。
すすかび病は換気で発生する病気なので、摘葉をして湿気を減らす。うどんこ病は硫黄を散布。青枯病は、連作をしてしまった時に出やすくなるので連作しない。といった対策が有効となります。もし、青枯病が出てしまった場合は、収穫に使うハサミを通して他の株に移りやすいので、株ごとにハサミを消毒して拭いてから他の株を収穫してあげてください。
ちなみに、宮崎さんはいちいちハサミを消毒することは作業効率的にできないので、熱バサミと呼ばれるものを使用しているといいます。切る鉄の部分が200℃になり、熱消毒がされるハサミです。
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宮崎さん
露地栽培で結構多いのが、コオロギが若い苗の軸をかじって折れてしまうことです。硬くなってきたら大丈夫ですが、若いうちはかじられてしまいます。もし心配ならば、上から被せてあげるようなネットなどがホームセンターで売っているので使ってみてください