泥汚れで悲惨な玄関タイルを神アイテムでピカピカにお掃除してみた
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目次/ INDEX
プレゼントのラッピング方法で基本とされるのが「斜め包み」です。
「斜め包み」は見た目が美しく、フォーマルギフトの基本として広く使われるラッピング。回転させて包むので別名「回転包み」と呼ばれることもあります。
同じく基本といわれている「合わせ包み(キャラメル包み)」と比べて破れにくく、丈夫で安心。
百貨店やギフトでも広く使われている包装方法で、コツをつかめば誰でも素早く綺麗に包めるようになります。
「斜め包み」で用意する道具と材料は次の通り。
「斜め包み」でプレゼントをラッピングする際は、まず「包装紙のサイズ」が重要になります。
自分の好きな包装紙を選んだら、包む物(プレゼントするもの)に合わせて包装紙をハサミでカットします。
包装紙の縦の長さは、「プレゼントする箱の高さ×2」と「横×2」を足したサイズ。横の長さは、「プレゼントする箱の厚さ×2」と「高さ×3」を足したサイズが目安。覚えておくと便利です。
包装紙の大きさの目安
それぞれの長さを測って、2点を結んだ線に沿って切ると、包みやすいサイズになります。
包装紙を準備できたら、プレゼントの箱の角3点が包装紙に収まるように箱を置きます。
このとき、箱の正面を上にし、天を左向きに置くことを忘れずに。
手前の包装紙を折り、3分の1程度を箱の上にかぶせます。
手前の角を箱の上にしっかりかぶせて、折り目をつけることがポイント。
箱の角に合わせて、ひだを内側へ押し込みます。
このとき右手でしっかり押さえないと、箱がずれてしまうので注意が必要です。
箱の辺に合わせて包装紙を折り返していきます。
内側に入る包装紙を箱の端のラインに合わせて、転がしながら折ります。
このラインの合わせ方で出来栄えが変わってくるので、最初のうちは何度もチャレンジしながら合わせてみましょう。
反対側も同様に折っていきます。同じく箱の辺や端のラインになるべく合わせることで、綺麗な仕上がりになります。
箱の対角線を基準に折り込み、整えてテープを貼れば完成です。
デパートや百貨店のような仕上がりにするには、箱の端や辺のラインになるべく合わせて折り込むことが大切です。
折り込む際は右手で箱をおさえながら、位置がずれたり中がたるんだりしないよう注意しながらやるとキレイにラッピングできます。
位置のずれや中のたるみがどうしても気になる人は、手順ごとにテープで固定するとよいでしょう。しっかり押さえる必要はなくなるので、折ることに集中できます。
また、背面の包み終わりでは、見栄えと開けやすさを重視して1か所で留めましょう。箱や折り目に対して平行に貼るのがポイントです。
完成した包装紙はそのまま捨てず、最初のうちは何度もそれで練習しましょう。折り目がついているのでサクサクと仕上げることができ、完成の形をシミュレーションするのに最適です。
ここからはラッピングにまつわる豆知識をご紹介します。
プレゼント=ラッピングのイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。心のこもった贈り物をより素敵なものにするために、ラッピングについての知識も頭に入れておくと良いでしょう!
全ての贈り物にラッピングが必要というわけではありませんが、ラッピングすることで得られるメリットとして、次のことが挙げられます。
まず、ラッピングは飾りと考えている方も多いかもしれませんが、商品を汚れや衝撃から守る役目もあります。プレゼントはきれいな状態で相手に届けたいもの。ガラスや陶器などの割れやすいものは特に注意して、緩衝材を使用するなどラッピングに工夫が必要です。
さらにプレゼントは開けるところからワクワクしますよね。中身を隠すことでサプライズになったり、期待を高めることができます。また、商品をそのまま渡すよりもラッピングがされている方が心を込めて準備した気持ちが伝わるのではないでしょうか。中身だけでなく、送る相手を想い選んだ包装紙やリボンもプレゼントの一部ですね。
お店でラッピングしてもらうときにはいくつかの包装紙から一つ選ぶという場合もありますが、自分でラッピングをする場合には様々な種類の包装紙から選ぶことになるので、迷ってしまうかもしれません。ここでは好みやシーンに合わせた包装紙の選び方について解説します。
おしゃれな包装紙として人気を集めているのが海外の雰囲気を感じるデザインの包装紙です。フランスやイタリアの街がデザインされたものや、北欧ならではのビビッドなカラーも華やかでおすすめです。
クリスマスや進級祝いなどのプレゼントには季節感のある包装紙を選ぶのもポイント。クリスマスなら赤や緑などを使った包装紙を、進級祝いには春を感じる花柄などの包装紙も喜ばれますよ。
小さなお子さんへのプレゼントには動物やおもちゃなど、子供の興味を引くデザインの包装紙を選ぶと良いでしょう。無地やモノトーンなどの包装紙もおしゃれですが、興味のあるキャラクターやカラフルで目を惹く包装紙の方が気分が上がって、プレゼントを空ける前から喜んでくのではないでしょうか。
目上の方への贈り物にはシックなデザインやクラシカルなデザインの包装紙がおすすめです。贈る相手の人柄にもよりますが、落ち着いたデザインを選ぶと気遣いができる人と好印象を持ってくれるかもしれませんね。
また、贈るシーンにもよりますが、のしの選び方や付け方にも注意しましょう。
ストライプやキャラクターが同じ向きで規則正しく並ぶような、柄が一定の方向を向いている者は少しでもずれがあると不格好になりやすいものです。また、無地の包装紙は細かいシワが目立ちやすいので、初心者には難易度が高め。
そこでおすすめなのが柄に規則性が無くランダムな包装紙です。小花柄やランダムなドット柄などは初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。
慶事とは結婚・出産などのお祝い事を指し、弔事とは葬儀などのおくやみのことを指します。贈り物のラッピングでは慶事・弔事で包み方や包装紙の選び方が変わるので、マナーとしてしっかり押さえておきましょう。
「斜め包み」の包装方法は、おめでたいプレゼントの贈り物だけでなく、仏事でも活用されます。
仏事など不祝儀の場合、包む箱は天を右に、地を左にするのがポイントです。
折り返しの位置が下になることで、悲しみが早く流して行くように、という思いが込められています。
他にも、「キャラメル包み」の場合には左側の紙が前に来るように合わせて包むなど、一般的な包み方とは異なります。
慶弔による包み方の違いをお気付きにならない方もいらっしゃいますが、ラッピングにはこのようなちょっとした工夫と気配りが込められています。
また、慶弔は関係ありませんが、上下のあるデザインの包装紙を使う場合には、品物の向きと併せることも忘れずに!
日本だけでなく欧米でもラッピングには心を表す風習があります。パーソナルなプレゼントの場合には相手の方を想いながら自由に包装紙やリボンなどの組み合わせを楽しんでみると喜ばれますが、慶事・弔事の場合には包装紙の選び方にも注意が必要です。
結婚や出産などの喜びごとには明るく楽しい色柄を選び、ご不幸など悲しみの贈り物の時には落ち着いた心が安らぐような包装紙を選びましょう。
ラッピングの基本「斜め包み」の方法をもっと詳しく見たい方は、動画もご覧ください。