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楽しさはシェア、プライベートは別。気楽な新スタイル「ソロデュオキャンプ」がおすすめ!

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関 美奈子

関 美奈子

アウトドアライター/デザイナー。ホームセンター・100均DIY主婦キャンパー。自然や人に優しいキャンプのアイデアを発信しています。子育てを終え、夏は高原、冬は海辺へと夫婦でデュオキャンプ、最近はバックパック・ソロキャンプを満喫中。ガールスカウト世界連盟ジャンボリー日本代表(1982年)、ガールスカウト日本連盟・野外活動指導者資格取得。キャンプ歴は46年。

ソロデュオキャンプとは?

キャンプの新しい楽しみ方

空前のキャンプブーム。ファミリー、グループ、ソロと、さまざまなスタイルでキャンプを楽しむ人も増えてきました。家族の絆を感じたり、仲間同士で盛り上がったり、自由な孤独を味わったり…。

そんな三者三様な楽しみを全部まとめて味わえるのが「ソロデュオキャンプ」です。

ソロデュオキャンプは、ソロキャンパー2人が隣近所に集まってキャンプするスタイルです。焚き火やリビングスペースなどは共有し、プライベート空間であるテントはそれぞれ別々で過ごします。

ソロデュオキャンプのメリット・デメリット

メリット・デメリットを確認

ソロデュオキャンプのメリット

  • 焚き火など、2人で共有すれば楽しさが倍増する
  • 食材を共有すれば無駄が出ない
  • 焚き火台、ランタン、テーブル、燃料、クーラーボックスなど、大物ギアの運搬を分担できる
  • プライベートな時間と空間が確保でき、自分のペースで過ごせる
  • お互いが心地よい距離感でいられる
  • クルマの運転を交代しながら現地まで行けるので、負担が少ない
  • 初心者はベテランキャンパーと一緒に行けば安心
  • ソロより2人の方が危険な目に遭いにくい
  • まさかのときに、相手に助けを呼んでもらえる
  • 大型テントよりソロテント2個の方が荷物が少ない

ソロデュオキャンプのデメリット

  • 共通で使うものの荷物が増える場合がある
  • 装備が被らないよう、事前に相談が必要
  • キャンプ場のルールによっては、1サイト内にテントを2個立てられない場合がある
  • 究極の孤独好きには向かない<

ソロデュオキャンプに出かける前に考えること

事前に考えることとは?

誰と行くかによって、装備もやり方も違ってきます。別々に住んでいる2人なら、一緒に行くのか、キャンプ場で落ち合うのかなどを決めておきましょう。夫婦など家から一緒に出発する場合、普段お使いのテント+もうひとつ小型テントを用いるのか、ソロテント2個のパターンにするかを話し合いましょう。テントを複数持っていなくても、レンタル品目の充実したキャンプ場なら借りてしまう手もあります。

持ち物は出発前に確認

行く場所が決まったら、2人で相談しながら持ち物をチェック。別々に出発して現地集合なら、食糧や共同で使う装備に漏れがないか、出発前にしっかり確認しておきましょう。予約するときに、同じサイト内にソロテントを2個張れるかを問い合わせしておくと、当日慌てなくて済みます。

いざ出発!

準備が整ったら、いざ出発です! 2人で語らいながらの道中は、重い荷物の疲れも半減することでしょう。

ソロデュオキャンプのスタイルいろいろ

タープで緩く繋がったソロデュオキャンプ

タープで緩く繋がる

各自の居住スペースとなるテントを立て、間に団欒スペースのタープを設けた例です。プライベート空間と共有空間のバランスがいいスタイルです。

移動はクルマ、着いたら別々で過ごすソロデュオキャンプ

着いたら別々で過ごす

準備と移動は2人一緒。着いたら各々の居住スペースで、思い思いに過ごすスタイルです。

バイクツーリング+ソロデュオキャンプ

バイクツーリングにプラス

バイクとソロキャンプは相性のいいものです。気の合うバイク仲間がもうひとりキャンプに加われば、旅の途上も着いてからも、楽しさが倍増します。

車中泊とテント泊を組み合わせたソロデュオキャンプ

車中泊とテント泊を組み合わせ

クルマに十分なスペースがあれば、ひとりは車中泊、もうひとりはテント泊というパターンも可能です。

焚き火タイムを共有、あとは各自で過ごすソロデュオキャンプ

焚き火タイムを共有

キャンプの大きな楽しみである焚き火を共有し、それ以外の縛りは何もなし。シンプルで自由度の高い大人のスタイルです。各自が個人の装備を持ち寄り、共有の荷物を少なくすれば、徒歩+公共交通機関利用のソロデュオキャンプも可能です。

1泊2日のソロデュオキャンプをやってみた

ソロテントを1つずつ用意し、間にタープを張って、プライベート空間とタープ下のリビングスペースを移動しながら過ごすソロデュオキャンプを実際にやってみました。

キャンプ場のホームページで、ソロデュオキャンプが可能なことは確認済みです。

キャンプ場に到着

キャンプ場に到着し、案内されたのは、2本の梅の木に挟まれた細長いサイト。約120平方メートルの広さがあり、ソロテント2個と大型タープが十分に張れる広さです。全体を見回して、どこに何を設営するか、大まかなレイアウトを考えます。

タープ設営を開始

荷物を下ろす前に、まず1番の大物、タープを設営することにしました。

2人で手早く作業

2人で過ごす場所にタープを張っていきます。いつもファミリーキャンプで使っている大型のタープですが、2人いれば手早く作業ができます。

先にタープを張るのがコツ

アウトドアですから天候が不安定なこともあります。先にタープを張り、その下でソロテントを組み立てれば、急な雨でも装備を濡らさずに済みます。

ソロテント設営

次に、各自のソロテントの設営です。タープを挟んで、手前と奥に張ることにしました。

リビングスペースを整える

ソロテントができたら、リビングスペースのレイアウトに取り掛かります。動線を考え、テーブル、チェア、調理用テーブル、焚き火スペースなどを配置します。

レイアウト

色の濃い部分がインナールーフ

タープの内側に、火の粉に強い「インナールーフ」を設置しました。この下で小さく焚き火を起こし、2人で共有することができます。

全体のレイアウトが完成

左右にそれぞれのソロテント、真ん中に焚き火台、その奥にチェアとテーブルをセットし、全体のレイアウトが完成しました。

昼食時間

お昼はパスタ

お昼はパスタにしました。バーナーを2台使い、パスタ係とソース係、作業を分担してパパッと手早く。

半分ずつシェア

2種のパスタソースを使って、半分ずつシェア。ソロデュオキャンプなら食生活にも幅が出ます。

食器洗いもシェア

食器洗いもシェア。ソロデュオキャンプなら、キャンプ中の面倒な片付け作業も半分に減ります。

自由時間

ワーケーション

フリーWi-Fiを使用中

フリーWi-Fiが設定されているキャンプ場ならば、お互いの時間で仕事することもできます。

それぞれ自分のソロテント前に陣取って、キーボードに向かいます。

各人が自由に過ごす

各人が自由に過ごすことを旨としたソロデュオキャンプ。相手に気を使うこともなく、仕事を終えて缶ビールを開けるタイミングも自由です。

コーヒーで休憩

仕事の合間に、こちらも自分のペースでコーヒーを淹れ、休憩を取ります。

お互いにちょっぴり影響を受けつつも、のんびり好きなように過ごす。これがソロデュオキャンプの醍醐味です。

夕食時間

火おこし

夕食のメインは、キャンプならではの焚き火と炭火料理。ここでも、火おこし係と食材準備係に分かれれば、大幅な時短になります。

岩手切炭

カインズの「Kumimoku 防滴・防じんスチールケース 大」には、炭火料理におすすめの質の高い岩手切炭が縦にピッタリ3段詰められます。この量で、ソロデュオキャンプの2名分、おおよそ2泊3日の焼き物料理の必要量が賄えます。

アヒージョを作る

メインの調理は焚き火で、おつまみのアヒージョは取り扱いの簡単なガスバーナーで手早く調理します。

それぞれの得意なやり方を活かして分担できるのが、ソロデュオキャンプの大きな利点です。

乾杯

夕食の準備を終えて、乾杯! 待望の団欒タイムです。好きなおつまみを前に、2人でじっくり盃を交わす。ソロデュオキャンプならではの最高のひとときです。

夕暮れ時

夕ご飯を楽しんだあとは、2人で手分けをしてタープ下の共有部分を片付けます。

クワイエットタイム

そろそろキャンプ場のクワイエットタイムです。右と左に分かれ、それぞれのソロテントへ。

明日の朝までは1人で過ごす自由時間。タブレットで読みかけの本を読んだり、こっそり晩酌の続きを楽しむことも。眠くなったら、それぞれが好きな時間に、おやすみなさい…。

朝食時間

翌朝

青い空の下、清々しい風が流れ、ソロデュオキャンプの朝がやってきました。別々のテントで休んだので、自分のペースで休息が取れ、寝覚めも爽やかです。

淹れたてのコーヒー

朝は目覚めの一杯、淹れたてのコーヒーでスタート。

ホットサンドを作る

朝ご飯も作業を分担。コーヒーを淹れている間に、朝食の準備をします。

2人で朝食

チェックアウト時間が迫る朝。2人で一緒に朝食を摂る場合は、ホットサンドメーカーを使った簡単メニューがおすすめ。定番のホットサンドは具を工夫し、半分ずつシェアすれば違う風味が味わえます。

撤収準備

テント内の片付け

朝食を終えて片付けたら、今度は各自のテント内の片付けに回ります。

撤収

クルマの近くにシートを敷き、ひとりがテントから出した荷物をパッキングしてシートに運び、もうひとりがクルマに積んでいくとスムーズに撤収が進みます。

タープをたたむ

テントをたたみ、クルマに積み込んだら、最後に共有スペースのタープを片付けます。夏の間は最後まで日陰を作り、天候の急変時にはタープの下で作業できるよう、タープを最後に撤収するのが安全です。2人で作業すれば、手早く片付けられます。

積み込み

友人同士など、各自が別々の場所に帰る場合は、各人の荷物がなるべく混ざらないよう、積み方を工夫しましょう。

1人はゴミ捨てへ

ひとりが積み込みの仕上げをしている間に、もうひとりがゴミを捨てに行くなど、ソロデュオキャンプなら、撤収作業の労力も半分にすることができます。

撤収完了

2人で手分けをしながら作業し、無事チェックアウト時間内に片付きました。お世話になったキャンプサイトを4つの目でもう一度くまなく確認したら、ソロデュオキャンプの撤収完了です。

ソロデュオキャンプにおすすめ・テントとタープ

個人の時間と空間も確保できるテント、2人で緩く繋がりを保てるソロデュオキャンプ向きのタープをご紹介します。

カワセ BUNDOK ツーリングテント UV BDK-18

カワセ BUNDOK ツーリングテントのサイズは210×210×高さ110cm、インナーは197×110×高さ105cm。対応人数は1〜2名、シュラフひとつと荷物が入れられるサイズなので、ソロデュオキャンプ向きです。立てやすいドーム型で、キャンプビギナーにおすすめです。インナーテントは上部がメッシュ製で空気の通りもよく、フライシートはUV加工済み。重量は約2.3kg。

カワセ BUNDOK ソロドームテント1 サンドベージュ BDK-08B

カワセ BUNDOK ソロドームテント1のサイズは200×150×高さ110cm、1名用のコンパクトなテントです。フレームは剛性の高いジュラルミン製、インナーテントは通気性のいい全面メッシュ製です。内部にはランタンフック、小物の収納に便利なポケットや、ギアハンモックなどを設置。耐水性も高く、雨天でも快適に過ごせます。重量は約1.8kgと軽量で、コンパクトに収納できるため、徒歩でのソロデュオキャンプに適したモデルです。

カワセ BUNDOK スクエアタープ BDK-23BE

カワセ BUNDOK スクエアタープは、四角形で用途の広いタープです。サイズは約290×290×高さ200cm。対角線で菱形に張るなど、ソロテント2個の間に張るときのバリエーションも豊富です。UVカット加工で紫外線を遮ります。

CAINZ 組み立てかんたん カルノル 軽さ際立つワンプッシュタープ 

フレームにフライシートをかぶせ、広げるだけのタープです。設営が簡単なので、ソロデュオキャンプのくつろぎ時間をたっぷり取ることができます。軽自動車にも載せられるコンパクト収納です。

CAINZ メッシュスクリーンタープ250 MST-250

CAINZメッシュスクリーンタープ250は、4面すべてがメッシュでできたタープです。サイズは2人で過ごすのにぴったりな250×250、高さは234、244、254cmの3段階で調整可能。風が通って涼しく、虫が苦手な人でも広い空間で過ごすことができます。

ソロデュオキャンプに便利! おすすめキャンプ小物4種

ダブルソールサンダル

カインズ ダブルソールサンダル

ソロデュオキャンプのくつろぎタイムにおすすめなのは、カインズの「ダブルソールサンダル」です。お互いがソロテントに入ったあと、ちょっとした用事で相手のテントへ行き来するときに、手早く脱ぎ履きできて重宝します。

焚き火陣幕(布製)

焚き火陣幕(布製)

焚き火リフレクター(金属製)

焚き火リフレクター(金属製)

焚き火台を囲う「焚き火陣幕」や「焚き火リフレクター」もおすすめです。ソロデュオキャンプでも、これを隣のサイトとの間に立てれば、よりプライベート感が増します。

火の粉や煙が近隣サイトに飛びにくくなり、風をさえぎるので薪や炭の火持ちがよくなります。焚き火の熱を手前に反射するため、とても暖か。軽量で有効面積の広い布製と、自立し熱の反射能力が高い金属製の2種があります。2種を重ねて使えば防風と温熱反射の両方が叶います。

ポータブル電源

ポータブル電源

電源付きサイトを利用する場合、冬場などソロテント2つで同時に電気式の暖房器具を使用すると、ワット数が電源の容量をオーバーすることがあります。そんなときに重宝なのが、「ポータブル電源」です。

片方のソロテントでコンセントから電源を取り、もう片方は「ポータブル電源」を使用すれば、使用容量オーバーでキャンプ場のブレーカーを落としてしまうことも避けられます。AC500W程度に対応できる機種を選べばほぼ用途を満たします。重量があるので、クルマでの移動向きです。

ソロデュオキャンプでは、2人の共通項目をシェアしよう

2人の共通項目をシェアするキャンプ

動画投稿が趣味なら、ソロデュオキャンプでモデルとカメラマン役もできます。

焚き火を囲んでのトーク

焚き火を囲んで、じっくり女子トーク。ゆらゆら揺れる炎の前なら、普段話せなかったこともこっそり相談できるかもしれません。

ドライブを楽しむ

クルマ好き同士なら、行き帰りのドライブを楽しめます。交代で運転すれば、ちょっと遠くのキャンプ場まで行けます。

親子でアクティビティを共有

親子でアクティビティを共有しながら、技を伝授する。夜はひとりでテント泊体験。ソロデュオキャンプなら、すぐそばでお子さんのチャレンジを見守ってあげられます。

絶景を堪能

ただひたすら目の前の絶景を堪能しに行く。そんなソロデュオキャンプだってあり。

食を楽しむ

美味しい料理や旨い酒に目がない2人なら、お互いに食材を持ち寄って、ガッツリ飲み食いするソロデュオキャンプをテーマにしてみては? ソロではなかなか作れないようなバラエティに富んだメニューも楽しめます。

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