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目次/ INDEX
リビングや寝室、子供部屋など、カーペットを敷かれている方は多いと思います。こまめに掃除機やコロコロをかけていても、実はホコリや食べかす、髪の毛やペットの毛、汗や皮脂などさまざまなゴミや汚れが溜まっているかもしれません。
こうした汚れがどんどん溜まっていくと、ダニやカビの発生にもつながり、最悪の場合家族のアレルギーやアトピーの原因になってしまうことも。清潔な環境で暮らすために、カーペットは常にキレイにしておきたいものです。
そこでこの記事では、自宅でカーペットを洗濯する方法を解説していきます。洗い方を詳しく説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは自宅で洗うことができるのか、カーペットの洗濯表示を確認しましょう。
カーペットだけでなくラグや絨毯など、素材によっては洗濯できないものもあります。洗濯可のものでも、洗濯機ではなく手洗いしたほうが良いものもあるため、タグに書かれている洗濯表示や取り扱い説明書などを見てしっかりチェックしましょう。
また、小さめサイズのものなら洗濯機で洗うことができますが、折り畳んでも入らない場合は、浴槽で手洗いするか、コインランドリーの利用を検討しましょう。
家庭用の洗濯機の容量は5kg〜10kgが一般的ですが、キレイに洗濯するためには、全体の容量の6割を目安にするのがおすすめです。というのも、洗濯機いっぱいに洗濯物を詰めてしまうと、水や洗剤が十分に行き渡らなくなり、汚れが落ちにくくなってしまいます。
対してコインランドリーの洗濯機は家庭用よりも大容量のため、大きめのカーペットでもキレイに洗濯することができます。
カーペットの洗い方をまとめると次のようになります。
洗濯表示やサイズに合わせて、最適な方法で洗うようにしましょう。
洗濯機洗いが可能なカーペットで、かつ比較的小さめサイズの場合、洗濯機で洗うのがおすすめです。次の流れでカーペットを洗っていきましょう。
しっかり汚れを落とし、色落ちや型崩れなどしないように、次のポイントを抑えて洗いましょう。
洗濯前にほこりや汚れを取り除いておくことで、汚れ落ちがよくなります。
とくにひどいシミは、水で濡らしてから洗剤をかけて少し放置しておきましょう。その後タオルや布などで叩くように汚れを拭き取ります。
ネットに入れずに洗濯してしまうと、洗濯中にカーペットに傷がついて毛足がほつれることも。キレイに洗濯するために、必ずネットに入れて洗濯しましょう。
ネットに入れるときは、ギザギザになるように「屏風たたみ」をすると、汚れをまんべんなく落とせるためおすすめです。もし目立つ汚れがあれば、そこが表にくるように畳みましょう。
洗剤は普段使っているもので大丈夫ですが、もしおしゃれ着用の中性洗剤があれば使うようにしましょう。おしゃれ着用洗剤は素材にやさしいため、色落ちや型崩れの予防につながります。
また、洗剤のタイプは粉よりも液体のほうが溶けやすくおすすめです。
洗濯機洗いが可能なカーペットでも、サイズが大きいと洗濯機で洗うことができません。その場合、コインランドリーを利用するか、浴室で手洗い・踏み洗いをして洗濯しましょう。
浴室で洗濯する場合は、次の流れで行います。1〜2の手順は洗濯機で洗うときと一緒です。
浴槽洗いで1番大切なのが、お湯の温度です。お湯を張る前に洗濯表示を確認し、絵の中に数字があればその温度以下で設定しましょう。それ以上高い温度で洗ってしまうと、生地が痛む原因になります。
1時間〜2時間つけおき洗いしたあとは、カーペットを裏返したり折ったりしながらまんべんなく踏み洗いしましょう。きちんと汚れが落ちるように、途中でお湯が濁ってきたら入れ替えます。
また、滑って転ばないように、しっかり手すりに掴まりながら行ってください。
汚れが落ちてきたら、シャワーで浴槽の洗剤を落として、改めてお湯を入れ替えてすすぎ洗いをします。洗剤が残らないように、3回はすすぐようにしましょう。
すすぎ洗いが終わったら、お湯を抜き足で踏みながらカーペットの水を切ります。ある程度水切りできたら、浴槽のフチにカーペットをかけましょう。水がポタポタ垂れなくなるぐらいまで水切りしてから、風通しの良い場所に干しに行きます。
浴槽でのカーペットの洗濯は、どうしても体力と時間がかかってしまいます。忙しくて中々洗えない方は、コインランドリーで洗うのがおすすめです。
洗い上がりから乾燥まで早く、踏み洗いや水切りの手間がかからないため、普段忙しい方でもキレイに洗濯することができます。ただ自宅で洗うのとは違い、お金がかかったり店まで持ち込む手間がかかるため、事前にしっかり調べておきましょう。
カーペットの洗濯の頻度は、3ヶ月に1回がめやすです。ただ、小さなお子さんやペットがいる場合、汚れや臭いが気になったら都度洗って清潔にしましょう。
日頃から、ちょっとの汚れでもすぐシミ抜きしたり、ほこりやごみを掃除機やコロコロで取り除いたり、掃除を習慣にすると洗濯頻度を減らすことができます。
そもそも洗濯不可のカーペットは、天日干しをするか、目立つ汚れがついてしまった場合はクリーニング店へ相談してみましょう。
クリーニング店の中でも、カーペットのように大きいものは受け付けていないこともあります。まずは身近なところで、クリーニングを受け付けているお店がないか調べてみましょう。
ここからは掃除やお手入れがしやすいカーペットを紹介していきます。
もし特殊な素材のカーペットを使っていて、洗濯ができずに困っている方は、お手入れのしやすいカーペットに買い換えるのも1つの手です。生活スタイルや部屋のインテリアも考慮しつつ、検討してみてください。
タイルカーペットはとくに小さいお子さんがいたり、ペットのいるご家庭でおすすめです。もし汚れてもそこだけ切り離して洗えるため、衛生的に使うことができます。
制菌防臭や帯電防止、ペットの気になるニオイも防いでくれる効果があります。
こちらのタイルカーペットは防炎効果があり、万が一ライターやマッチの火が移っても燃え広がらない素材です。カラーや柄もさまざまあるため、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
ペットのニオイを消臭したり、抗菌・防臭効果があるカーペットです。カーペットの毛がローループになっており、ペットの爪が引っかかりにくくなっています。
いかがでしょうか。ここまで自宅でカーペットを洗うための方法や、キレイに洗うためのポイントなどを紹介してきました。
まずはそもそも洗濯できるカーペットなのか、洗濯表示を確認してから洗うようにしましょう。手洗い・洗濯機洗いができて、小さめのカーペットであれば洗濯機で丸洗いできますが、サイズが大きい場合は浴槽で踏み洗いするのがおすすめです。あまり時間がとれない方は、コインランドリーを利用するのも1つの手です。
ぜひこの記事を参考に、カーペットを定期的に洗濯して、清潔な環境を保つようにしましょう。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。