感情をストレートに伝えられるすごいマシーンを作りました
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物憂げな梅雨の季節がやってきました。
ジメジメとする家の中では、いろいろなニオイが気になる物憂げなシーズンでもあります。その中でも特に不快感の強い1つに「生ごみ臭」を挙げる方も多いでしょう。
そんなイヤ〜なゴミ臭を予防してくれる救世主となりそうなアイテムを発見しました。
ズバリ名前が『ニオイが漏れにくいゴミ袋』ということで、何とも期待できそうです。どうやら7層構造によってしっかりニオイの漏洩をシャットアウトしてくれるみたいですよ。
1枚、出してみました。手触りはガッチリしていて、ニオイの漏れにくさという点で期待が高まります。表記されているサイズは、縦270mm×横180mm×厚さ0.03mmと扱いやすくてバッチリです。※写真はSSサイズのものです。
さて、臭気判定士である筆者としては、実際にどれくらい、『ニオイが漏れにくいゴミ袋』なのかを実験にて検証しなくては気がすみません(すいません、職業病で)。なので、テスト素材として、ニオイがわかりやすい食材「キムチ」を使用することにしました。
※臭気判定士とは、悪臭防止法の改正に伴い誕生した、環境省管轄の国家資格。事業所から発生する臭気を嗅覚測定法にて算出する役割を担っている。臭気問題は多岐にわたるため、専門性を活かした苦情処理の相談や処理の援助、知識の普及などを行う。
【準備物】
などなど。これらを用意して、ニオイをチェックしていきます。
『ニオイが漏れにくいゴミ袋』と、普通のビニール袋に、同じ量のキムチを投入し、蓋つきバケツの中でひと晩、置いておいて……。ひと晩たって、さあ、気になるニオイチェックです!!
まずはニオイセンサーPOLFAによる臭気強度の違いを確認。
※今回のニオイセンサーは、センサー値の比較として用いています。数値が高ければ高いほうがニオイが強いということになります。
ではまず、普通のビニール袋のセンサー値はどうでしょうか。
なんと! センサー値1434です!!
次に、『ニオイが漏れにくいゴミ袋』のセンサー値はどうかな。
なんと! センサー値691です。
まさか、センサー値で約2倍もの差が出ました……。おそるべし、『ニオイが漏れにくいゴミ袋』の防臭力。
次に、臭気判定士の嗅覚による6段階臭気強度評価です。ターゲットスメルをキムチ臭に絞って、嗅いでいきます。
<6段階臭気強度表示法>
臭気強度0 | 無臭 |
臭気強度1 | やっと感知できるにおい(検知閾値) |
臭気強度2 | 何のにおいであるかわかる弱いにおい(認知閾値) |
臭気強度3 | 楽に感知できるにおい |
臭気強度4 | 強いにおい |
臭気強度5 | 強烈なにおい |
上記を0.5間隔で尺度を表す方法です。この「6段階臭気強度表示法」を用いてニオイを評価していきます。
センサー値で約2倍の差があったので、まずは『ニオイが漏れにくいゴミ袋』の官能評価はどうでしょう。
おお、これは・・。キムチ臭がするようなしないような……。というレベル。
ズバリ「臭気強度1.5」です。素晴らしい。
では次は、普通のビニール袋の官能評価を実施しましょう。
うーむ、ハッキリと嗅ぎ取れるキムチ臭……。強いニオイです。
判定結果は、「臭気強度4」です。
一目瞭然、いや、一嗅瞭然というべきでしょうか。結果発表はいうまでもなく、ニオイセンサーの数値でも、臭気判定士の嗅覚による官能評価でも、普通のビニール袋では明らかにニオイを強く感じられたのに対して、『ニオイが漏れにくいゴミ袋』では、ニオイの質はかろうじてわかるかわからないといったところで、全く問題のないレベルでした。
臭気判定士の嗅覚でも、ニオイセンサーでも、「ニオイが漏れにくい」をしっかりと実現してくれていることにビックリしました。これからの季節の、「生ゴミ臭を漏らさない」の救世主となってくれそうですね!
ペットのおさんぽ時のウンチ取りや、使用したネコ砂の処理、使用後のおむつの処理にもお使いいただけるとのことなので、ぜひ活用なさってみてください!!
ちなみに、筆者の妻も臭気判定士なので、念のために嗅いで評価して貰いました。「え? スゴイ……。全然、ニオイが漏れてない……。」という驚きのコメントとともに、「ほかのサイズも欲しい!!」ということで、カインズへ買いに走ったのでした。
※本記事は本件における実験の検証結果を報告するものです。嗅覚の感じ方は十人十色であり、実験環境や条件によっても効果の体感には個人差が出ることもあります。よって本記事が、本商品の効果を保証するものではないことを予めご了承ください。
※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
※効果は使用環境や使用状況により異なります。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。