裏庭をボタニカルにイメチェン! 手軽に出来るマイクロ家庭菜園!
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目次/ INDEX
家の中で漂う生ゴミ臭、赤ちゃんの使用済みオムツ、ペットの排泄物の強烈なアンモニア臭……。
それらは生活の中で避けては通れないニオイとはいえ、できることなら抑えたいもの。
その悩みに応えてくれるのが、防臭素材であるBOSを使った「臭わない袋」シリーズです。SNSでは「本当に臭わない!」と感動の声が次々と寄せられています。
「臭わない袋」シリーズは、一見すると普通のビニール袋のようですが、袋に入れて口を縛れば、たちどころに臭いを閉じ込めてしまう優れもの。ただ縛るだけで、悪臭を閉じ込めてしまうとは、まるで魔法のようです。
そんな驚くべき効果を発揮する臭わない袋シリーズについて、製造・販売元であるクリロン化成株式会社に、「なぜ臭わないのか?」を詳しく聞いてみました。
クリロン化成株式会社 開発営業部 大橋絵里子さん(右)/安原綾乃さん(左)
※取材はオンラインで実施
──早速ですが「臭わない袋」シリーズはどうして臭わないのでしょうか?
──ニオイがもれない理由は、素材のBOSにあるということですね。なぜBOSはニオイを通さないのでしょうか。
大橋さん
BOSは元々、医療用のストーマ(人工肛門)から排泄物を受け止めるための袋を開発するところから生まれた素材なんです。
──すみません、ストーマって何ですか?
大橋さん
手術によってお腹に新しく作られた排泄口のことです。直腸につなぐので、ご本人の意思とは無関係にお腹から尿や便が排泄されるようになります。そのため、受け止める袋が必要になります。
──BOSは医療用にも使われる袋だったんですね。
安原さん
ストーマの袋は、日常生活で使われるものなので、臭い漏れしないことが大前提。加えて、肌に優しい柔らかさも重要です。BOSが一般的なポリ袋と比べて、ガサガサ音を立てないのも重要な仕様です。
安原さん
「ガサガサ音を立てないから赤ちゃんを刺激しない!」とも好評の声をいただいています。
──開発段階ではどのように「臭わない」を実験しているんですか?
安原さん
実際に赤ちゃんのうんちオムツを入れて、嗅いでいます(笑)。屋内だと臭いが大変なので、屋外でやっていました。
大橋さん
他にも臭いの強いものは大体試しましたね。展示会でも袋にカレー粉やコーヒーを入れて、防臭性能を試してもらっています。さすがに、うんちオムツ入りの袋を嗅いでもらうのはハードルが高いので……。
──さすがに怖いですよね……。
大橋さん
でも、一応オムツ入りの袋も持参していて、たまに勇気のある方が挑戦してくれてました(笑)。
展示会の様子を朗らかに語る大橋さん
──実験してみたら、「ちょっと臭うな」ということはありましたか?
大橋さん
ありません! ですがBOSもまったく臭いを通していないわけではないんです。
──え、そうなんですか?
安原さん
普通の袋で臭いが漏れるのは、素材の目が荒くて、そこから臭いが抜けているイメージなんです。BOSはきっちりと詰まっていて、臭いの素を通しにくい。ごく微量の臭いが漏れ出ているけれど、人間の鼻に届くまでに大気中で薄まって臭わないという仕組みです。
(クリロン化成提供)
安原さん
だから「臭わない袋」を使うときも、口の部分をねじって結ぶのがおすすめです。両端を結び合わせる方法だと、どうしても隙間ができてしまいます。
臭いが漏れない結び方を実演する安原さん
大橋さん
それは、驚異の防臭素材 BOSを使用しているからです。「臭わない袋」は臭いを通しにくいBOSという素材を使用した商品シリーズなんです。