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獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。
愛犬との散歩、飼い主さんにとっても愛犬にとっても楽しい時間ですよね。しかし、飼い主さんがしっかりと愛犬を守ってあげないと、事故やトラブルを招いてしまうことも。そこで今回は、散歩中のマナーや散歩を安全に楽しむための心得を解説します。
目次
- 散歩中の歩きスマホはNG!愛犬の様子を常に観察
- 飼い主さん近くを歩かせるようリードでコントロール!
- ある程度自由に遊べる時間も確保する!
散歩中の歩きスマホはNG!愛犬の様子を常に観察
散歩中は、愛犬の様子やまわりの状況に常に気を配らなければいけません。ちょっとよそ見をしている間に、通行人に飛びかかったり危険な拾い食いをしてしまったりしたら、取り返しのつかないことになってしまいます。
このような理由から、散歩中の歩きスマホも絶対にNG。散歩中にどうしても出なければいけない電話がかかってきた場合は、道の端に寄ってリードを短く持ち、しっかり止まってから操作するように心がけてください。
飼い主さん近くを歩かせるようリードでコントロール!
人や車の往来が多いエリアでは、リードを短く持ち、愛犬と飼い主さんの距離をできるだけ縮めて歩きましょう。リードを長く持って自由に歩かせてしまうと、自転車や自動車、子どもの急な飛び出しに対応できず、危険な状況になってしまう場合があります。
愛犬はもちろん、自分自身やほかの人の安全のためにも、リードは飼い主さんがコントロールできる必要最小限の長さにしておくと◎。
急な引っ張りや、制止させたい場合に備えて、リードは手にしっかりとかけて、十分な力を入れられるように持ちましょう。散歩中にお互いが怪我をしないためにも、リードは大切な命綱です。
ある程度自由に遊べる時間も確保する!
ドッグランや広場など、広くて愛犬の安全を確保できる場所でのみ、リードを長めに持って遊ばせてあげるといいでしょう。ただ歩くだけではなく、自由に動きまわれる時間があったほうが、愛犬の満足度もアップするはずです。
もちろん、遊んでいる間も油断は禁物。周囲に危険なものがないかのチェックは欠かさず、ほかの犬や人が近づいてきたら愛犬を呼び寄せることができるよう、十分に気を配っておくことが大切です。
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