2024年05月27日 更新 (2024年05月22日 公開)
愛犬・おもち(柴犬)とおこめ(シベリアンハスキー)、通称“もちごめ兄弟”とくらす。いつでも温厚で家族第一なパパと、みんなの幸せと健康をいつも願ってる優しいママ。
![約250坪のドッグランがある、ホテルライクなくらし。柴犬×ハスキーの異色の“もちごめ兄弟”](https://img.wanqol.com/2024/05/67495e4d-mochigome_top.jpg?auto=format)
柴犬とシベリアンハスキーの多頭飼い生活を発信するせいこさんの日常とは?
目次
- 柴犬に育てられたハスキー? 犬種の異なる“もちごめ兄弟”
- 自宅にドッグランを作るため、郊外にお引っ越し
- 「大型犬と暮らすホテルのようなお家」がテーマの平屋建て
- 「こんな柴犬初めて…」愛犬との信頼関係づくりに悩んだ1頭目
- 「まるで天使のよう」愛犬同士が遊び、教え合い、成長
- 毎日の手作り食と2時間の散歩。愛犬の喜ぶ姿が生き甲斐
- 用水路で泳ぐ柴犬の姿が「かわいい!」と話題に
- 一緒に暮らす家族だから。愛犬の意見も尊重することを意識
柴犬に育てられたハスキー? 犬種の異なる“もちごめ兄弟”
![兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃん 兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/be1cf191-mochigome_01-min.jpg?auto=format)
現在5歳になる柴犬のおもちちゃんと3歳年下の弟分・シベリアンハスキーのおこめちゃん、通称「もちごめ兄弟」という名前でSNSをやっています。
一見、全然タイプの違う2頭ですが、とっても仲良しなのだそう。
「男の子にも母性があるのか、と驚くほどおもちが優しく面倒を見てあげていました(笑)」と飼い主のせいこさんはいいます。
2頭は、せいこさん夫婦と一緒に広いドッグランのあるお家で暮らしています。愛犬のことを考えて設計したお家で、愛犬中心の生活を送っています。
愛犬のことを考えるのが趣味になったと話すせいこさんに、「もちごめ兄弟」とのこれまでと、これからについて聞きました。
自宅にドッグランを作るため、郊外にお引っ越し
「家を建ててから、2頭はいつも楽しそうにドッグランを駆け回っています」と話すせいこさん。
住宅街から離れた場所にあるせいこさんの自宅は、敷地面積が550坪。そのうちドッグランは250坪を占めます。
せいこさんがSNSで発信する動画では、広々としたドッグランの存在が目を引きます。リビングからドッグランへ、愛犬たちが自由に行き来できる設計になっています。
「ドッグランを作るために引っ越したので、広さを重視して土地の価格が安い場所を探しました。好きに遊べるよう、いつも窓も開けっぱなしです。愛犬たちの、脚の汚れなども気にしなくなりました(笑)」
![柴犬・おもちちゃんシベリアンハスキー・おこめちゃんの自宅 ドッグランつき 柴犬・おもちちゃんシベリアンハスキー・おこめちゃんの自宅 ドッグランつき](https://img.wanqol.com/2024/05/40ecf231-mochigome_02-min.jpg?auto=format)
庭のお手入れも、想像していたほど苦ではないといいます。
「実は、芝はある一定の長さ以上は伸びないので、定期的に芝刈りさえすればいいんです。あと、水やりも面倒なイメージがありますよね。でも、芝って水をあげればあげるほど、もっとほしいって甘える性質らしいんです。なので、うちはスパルタ方式で水やりは3日に1回にしています(笑)夏場は3日に一回芝刈りもあり、もちろん大変ではありますが、それも楽しみの一つです」
![もちごめ兄弟のドッグランつきの自宅 せいこさん夫婦 もちごめ兄弟のドッグランつきの自宅 せいこさん夫婦](https://img.wanqol.com/2024/05/a150750b-mochigome_03-min.jpg?auto=format)
ドッグラン完成後は、電気代節約のために、ソーラー発電の投光器(照明)を導入しました。
「夜でもウンチが見つけられるように、投光器(照明)を6つ設置。ドッグランの端まで明るくしています」
![夜のドッグラン 夜のドッグラン](https://img.wanqol.com/2024/05/3cdd5575-mochigome_04-min.jpg?auto=format)
他にも、安全性の高い塀を使用したりと、ドッグランに並々ならぬ想いを込めたせいこさんご夫婦。
これまでたくさんのドッグランを巡ったり画像検索をして、設計やデザインなどの参考にしたのだそう。
「ドッグランは、毎回行くだけで交通費もかかるし、入場料もかかるじゃないですか。そう考えると、自宅に作ってしまったほうが長い目で見ると元がとれるなと思ったんです。今こうして、毎日楽しそうに遊んでくれているのを見るだけで、作った甲斐がありますね。プライベート空間なので、仲の良い子だけを呼んで遊べます。ドッグランのある生活、最高ですよ」
「大型犬と暮らすホテルのようなお家」がテーマの平屋建て
![柴犬・おもちちゃんシベリアンハスキー・おこめちゃんのリビング ドッグラン直結 柴犬・おもちちゃんシベリアンハスキー・おこめちゃんのリビング ドッグラン直結](https://img.wanqol.com/2024/05/056b4314-mochigome_05-min.jpg?auto=format)
せいこさんたちは、ドッグラン以外にも犬中心の設計で、人間と犬の両者が気持ち良く過ごせる空間を目指しました。
段差のない平屋建てにしたのも愛犬たちを考えてのこと。犬の足腰に悪影響が出る恐れのある階段をできるだけ減らすため、フラットな造りにしました。
リビングを広くし、愛犬と過ごす空間を広くとっています。床には、店舗用タイルを使用し犬の爪で傷がついてしまうのを防いでいます。
「私たちの気持ちだけで、床が傷つくことを注意して怒ったりしてしまうのが嫌だったのでフローリングは諦めました。お互いのストレス軽減の為です」
![柴犬・おもちちゃんシベリアンハスキー・おこめちゃんのキッチン 扉を閉めて安全確保可能 柴犬・おもちちゃんシベリアンハスキー・おこめちゃんのキッチン 扉を閉めて安全確保可能](https://img.wanqol.com/2024/05/e6416914-mochigome_06-min.jpg?auto=format)
犬にとって危険の多いキッチンも、扉を閉めれば独立できるように工夫しています。
また、住居部分はパートナーの両親が必要になったら住めるように二世帯住宅になっているそう。
「両親も『毎日ホテルに泊まりに来てる気分になるよね』と喜んでいました。私たちもホテル以上の快適さを感じられるようになって、元々アウトドアな性格だったのですが、家で愛犬たちと過ごすことが好きになりました」
「こんな柴犬初めて…」愛犬との信頼関係づくりに悩んだ1頭目
そんなせいこさん夫婦とおもちちゃんの出会いは、夫婦が結婚を意識して戸建の賃貸物件に住み始めた頃。
実家で日本スピッツやヨークシャー・テリア、ダックスフント、チワワといった小型犬を飼ってきたせいこさんと、実家で柴犬を飼ってきたパートナーが、「そろそろ犬を迎えようか」と自然の流れで意気投合したことがきっかけです。
「おもちと出会う前は、保護したスズメと文鳥を飼っていました。でも、『戸建てに住むなら犬も迎えたいね』とパートナーと話し合ったんです」
愛鳥に必要な小物類を購入するためにペットショップを訪れた際、柴犬のおもちちゃんに出会いました。そこでせいこさんが一目ぼれ。
生後3カ月のおもちちゃんを迎え入れました。
![せいこさん宅に来たばかりの頃のおもちちゃん(生後3ヶ月) せいこさん宅に来たばかりの頃のおもちちゃん(生後3ヶ月)](https://img.wanqol.com/2024/05/3973b5a9-mochigome_07-min.jpg?auto=format)
「この子だ!」と運命を感じて迎えたおもちちゃんでしたが、その後しばらく噛み癖で育犬ノイローゼのような状況に陥っていました。
せいこさんのパートナーも、口が裂けてしまうケガを負ったこともあり、「これまで柴犬を何頭も飼ってきたけど、こんなに激しい子は初めてだ……」と言っていたのだそう。
せいこさんたちはおもちちゃんの育て方に悩み、毎日夫婦で話し合いました。一時期は犬のしつけ教室や訓練所に通うことも考えましたが、「おもちのパパとママは私たちなのだから、まずは自分たちで信頼関係を作ろう」と一念発起。
当時はどうしたら噛み癖を改善できるか話し合い、毎週課題をつくり、チャレンジすることを繰り返していました。
![子犬時代の柴犬おもちちゃん 子犬時代の柴犬おもちちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/f907082e-mochigome_08-min.jpg?auto=format)
ある時、おもちちゃんの日々の様子を観察し、「運動量が足りていないのでは」という仮定に辿りつきます。共働きで留守番の時間が長く、散歩も20分ほどしか時間をかけてあげられていませんでした。
そこで、趣味の釣りに一緒に連れていくことに。
「私たち夫婦の共通の趣味が釣りで、行くときには、いつも実家に預かってもらったりしていました。“大変だから”と。でも大変なのは人間の事情。釣りも、まずは試しに連れて行ってみようとなりました」
すると、砂浜で思う存分遊ぶのがいい運動となり、次第におもちちゃんも落ち着いていきました。せいこさんも「その頃から、グッと信頼関係が深まったのを感じました」といいます。
「きっとおもちなりに、『もっと遊びたいよ』とシグナルを出していたんですね」
![夫婦の趣味の釣りに、初めて愛犬おもちも連れて行った 夫婦の趣味の釣りに、初めて愛犬おもちも連れて行った](https://img.wanqol.com/2024/05/3fb45f9a-mochigome_09-min.jpg?auto=format)
「たぶん、元々おもちは気性が荒い性格だと思うんです。だからこそ、いままでは嫌なことがあるとすぐに怒ってしまっていたんです。だけど、運動してストレスが軽減され、怒りを抑えられるようになりました。また、信頼関係が深まったことで私たちとのルールも理解して守ってくれるようにもなりました」
![結婚式のリングドッグを務める柴犬おもちちゃん 結婚式のリングドッグを務める柴犬おもちちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/ba79215f-mochigome_10-min.jpg?auto=format)
おもちちゃんがやってきて1年半後に結婚したせいこさんたち。結婚式では、おもちちゃんが指輪を運ぶリングドッグを担当しました。
「まるで天使のよう」愛犬同士が遊び、教え合い、成長
![おもちちゃんと飼い主のせいこご夫婦 おもちちゃんと飼い主のせいこご夫婦](https://img.wanqol.com/2024/05/b06f3ea5-mochigome_11-min.jpg?auto=format)
「2頭目を考えたのは、自宅を建てることを決めた時です。ドッグランを作ろうと決めていたので、『それなら2頭目を迎えよう』と話し合いました」
2頭目を迎えるために、おもちちゃんと気が合う犬を探し始めます。ドッグランやドッグカフェを訪れ、様々な犬種と触れ合う機会を設けました。
「おもちがすごく神経質な性格なので、慎重に考えました。でも、あるドッグカフェでシベリアンハスキーの集まりに参加したら、おもちが楽しそうにワンプロしたんですよね。気が合いそうだなと感じました。それに私もシベリアンハスキーの魅力にすっかりハマってしまって(笑)。お迎えするならシベリアンハスキーにしようと決めました」
それからは、おもちちゃんと気が合うシベリアンハスキーを探すため、様々なブリーダーやペットショップへ出かける日々を送ります。
「なかなかおもちと気が合う子が見つからなかったんですよね。会わせてみると、おもちがうなったり、近づこうとしなかったり。おもちが喜ばないことになってしまっては本末転倒なので、多頭飼いはあきらめようと思っていました」
そんな時、あるブリーダーで出会ったのがおこめちゃんです。おもちちゃんは出会った瞬間におこめちゃんの匂いを嗅いで、優しく舐めたそう。
「おもちの中では、この子に決まったんだと感じて、おこめをお迎えする話を進めました」
![シベリアンハスキーのおこめちゃん シベリアンハスキーのおこめちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/9121ff4c-mochigome_12-min.jpg?auto=format)
せいこさんたちの心配をよそに、おもちちゃんとおこめちゃんはすぐに打ち解け、たくさん2頭で遊びながらすくすくと育ちました。
ハスキーはヤンチャだと覚悟はしていたものの、思い返しても苦労をした記憶がないほど『まるで天使のように育てやすい子犬』だったといいます。
「おもちがおこめを優しく教育してくれたおかげです。パピー特有のワンプロにも全部おもちが付き合ってくれて、私たちに甘噛みなどをしてくることも一切ありませんでした。ふたりは兄弟のようでもあり、親子のようでもあります」
![仲良し兄弟 柴犬・おもちちゃんとシベリアンハスキー・おこめちゃん 仲良し兄弟 柴犬・おもちちゃんとシベリアンハスキー・おこめちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/0da4a025-mochigome_13-min.jpg?auto=format)
毎日の手作り食と2時間の散歩。愛犬の喜ぶ姿が生き甲斐
![シベリアンハスキーのおこめちゃん パピー期 シベリアンハスキーのおこめちゃん パピー期](https://img.wanqol.com/2024/05/b7031b7b-mochigome_14-min.jpg?auto=format)
天使のようなパピーだったおこめちゃんですが、生まれつき腸が弱く、お迎え当初は体重が増えないことが悩みでした。どのドッグフードをあげても、お腹を下してしまい太れずにいたのです。
「あの頃は本当にガリガリで……。毛並みの悪さも目立っていました。身近にいるほかの飼い主や獣医師さんにも相談し、手作り食にしてみることにしたんです」
すると、みるみるうちに体つきがよくなり、毛並みもつややかになりました。現在は、毎日スーパーなどで購入した肉や野菜を調理し、1日に必要なカロリーを計算して、食材を組み合わせながらあげています。
![手作り食にしてシベリアンハスキーのおこめちゃんも健康に 手作り食にしてシベリアンハスキーのおこめちゃんも健康に](https://img.wanqol.com/2024/05/c1422d5d-mochigome_15-min.jpg?auto=format)
「作り置きにしたら食べなくなってしまうので、基本は毎食作っています。愛犬たちの食費は月に3~4万円ほど。私たちより野菜もちゃんと摂取しているし、人間よりヘルシーなものを食べてますね(笑)旅行へ行くときも、お弁当にして持っていっています」
![飼い主せいこさんの愛犬用の手作り食用メモ 飼い主せいこさんの愛犬用の手作り食用メモ](https://img.wanqol.com/2024/05/dfd52ac9-mochigome_16-min.jpg?auto=format)
せいこさんの熱心なケアのおかげで、おもちちゃんの体重は現在21kg、おこめちゃんの体重は28kgにまで成長しました。
また、毎朝約5キロの距離を2時間かけて散歩して、そのほかはドッグランで自由に遊ぶ日々を送っています。
「何より、この子たちの笑顔を見れることが生き甲斐なんです。どうしたら2頭が喜ぶかを考えるのが、私たちの趣味のようになっていますね」
用水路で泳ぐ柴犬の姿が「かわいい!」と話題に
おもちちゃんは、用水路をすいすいと泳ぐ柴犬として、流れるプールを楽しむような姿がSNSで話題となり、ニュースサイトやテレビ番組で取り上げられたことがあります。
![近所の用水路で泳ぐ、柴犬おもちちゃん 近所の用水路で泳ぐ、柴犬おもちちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/2ca0bd00-mochigome_17-min.jpg?auto=format)
「用水路で泳ぐ動画は、新築の自宅へ引っ越してきた記念動画なんです。初めて近所を散歩をする姿を収めました」
いまでは泳ぐのが上手なおもちちゃんですが、幼い頃は水たまりを踏めないほどの水嫌いだったでした。
「新婚旅行としてプールつきの施設へ宿泊したときに、たまたま一緒になったゴールデンレトリバーに、ドッグプールで『泳ごうよ』と誘われたのが始まりでした。ゴールデンレトリバーはおもちを誘うようにプールへゆっくりと入ったり、隣に並んで一歩ずつ入水してくれたりしたんです」
ゴールデンレトリバーに誘われたおもちちゃんは少しずつプールへ入り、一緒に泳ぐ姿を見せたそう。
「それから泳げる柴犬になって、泳げそうな場所があれば入るようになりました。私たちが勝手に水が苦手だと思いこんでいただけで、きっかけがあれば楽しめたんですね」
![泳ぐのが大好きになった柴犬おもちちゃん 泳ぐのが大好きになった柴犬おもちちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/edf01440-mochigome_18-min.jpg?auto=format)
用水路で遊んだ後は、毎回シャンプーをして綺麗にしてあげます。飼い主としては大変な作業ではありますが、「それでも、おもちが楽しそうに泳ぐのであれば構わない」とせいこさんは嬉しそうに語ります。
「もちろん用事がある時は用水路に入らないよう注意することもありますが、基本的には愛犬たちが楽しんで暮らせるように配慮しています。『遊べる時は全力で遊べ』がモットーなので」
テレビ番組のクルーが用水路で泳ぐおもちちゃんを取材しに来た時は、普段は入らない弟分のおこめも用水路で泳ぐ姿を見せました。
「おこめはお調子者なんですよね(笑)。楽しそうな雰囲気が伝わったんだなと思いました」
一緒に暮らす家族だから。愛犬の意見も尊重することを意識
![兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃん 兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃん](https://img.wanqol.com/2024/05/90e858ed-mochigome_19-min.jpg?auto=format)
「おもちはマイペースで、何をやるにも癖が強く喜怒哀楽が激しいタイプ。そこがとっても面白くて可愛いです。おこめは常に笑顔で少しおバカちゃんなところがたまりません。この子たちとの生活のどこを切り取っても、幸せしかありません。毎日が思い出です」
2頭と生活するようになってから、夫婦間の喧嘩はほとんどなくなったそう。
「それまではパートナーにイラついたり、小言を行ってしまったりしてしまうこともありましたが、2頭を見ていると癒されてイライラしなくなりました!」
![兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃんとせいこさん夫婦 家族写真 兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃんとせいこさん夫婦 家族写真](https://img.wanqol.com/2024/05/41a6a4ef-mochigome_20-min.jpg?auto=format)
せいこさんはSNSでは、読む人がハッピーになる投稿を心がけているといいます。
「1つの投稿に100~200のコメントがくるんですけど、皆さんとても温かな方ばかりなんですよね。おもちとおこめを心から可愛いって思ってくださっていることが伝わってきます」
一方で、「良いところを切り取って発信しているけれど、もし犬を迎えたいと思った時にはちゃんと考えてほしい」という気持ちもあるそう。
「SNSってキラキラしたところだけを切り取って発信しているケースがほとんど。だけど、犬の性格や環境によっては、我が家のようにパピー期に飼い主が悩んだ時期もありますよね。人間の子どもであれば、様々な援助を受けながら頑張れるかもしれませんが、犬はそうではありません。個人的には相談できる家族がいるほうが、飼う時にはプラスに働くと思います」
![兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃんとせいこさん夫婦 家族写真 兄の柴犬・おもちちゃんと弟のシベリアンハスキー・おこめちゃんとせいこさん夫婦 家族写真](https://img.wanqol.com/2024/05/5a5f7d24-mochigome_21-min.jpg?auto=format)
加えて、せいこさんは「犬たちは、人間の暮らしにすごく合わせてくれているから、意見を尊重したい」とも語ります。
「犬たちは常に私たちの顔色をうかがって行動を制限してくれています。だから時には犬たちの主張も受け入れてあげたいと思うんですよね。一緒に暮らす家族として、互いを尊重していきたいです」
最近はせいこさんのパートナーがおもちとおこめのためにDIYする場面も増えたそう。全員でホームセンターへ行き、どんなDIYをするか考えるのだといいます。
「おもち用のブランコを作る計画もあるんですよ。完成したら動画で報告するので、ぜひ楽しみにしていてください」
お話を伺ったせいこさんの背景には、ドッグランに作られたガセボで寝転がるおもちとおこめの姿が見えました。のびのびと過ごす2頭の日常の背景には、せいこさんの深い愛情が息づいています。