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愛犬・おもち(柴犬)とおこめ(シベリアンハスキー)、通称“もちごめ兄弟”とくらす。いつでも温厚で家族第一なパパと、みんなの幸せと健康をいつも願ってる優しいママ。
柴犬とシベリアンハスキーの多頭飼い生活を発信するせいこさんの日常とは?
目次
- 柴犬に育てられたハスキー? 犬種の異なる“もちごめ兄弟”
- 自宅にドッグランを作るため、郊外にお引っ越し
- 「大型犬と暮らすホテルのようなお家」がテーマの平屋建て
- 「こんな柴犬初めて…」愛犬との信頼関係づくりに悩んだ1頭目
- 「まるで天使のよう」愛犬同士が遊び、教え合い、成長
- 毎日の手作り食と2時間の散歩。愛犬の喜ぶ姿が生き甲斐
- 用水路で泳ぐ柴犬の姿が「かわいい!」と話題に
- 一緒に暮らす家族だから。愛犬の意見も尊重することを意識
柴犬に育てられたハスキー? 犬種の異なる“もちごめ兄弟”
現在5歳になる柴犬のおもちちゃんと3歳年下の弟分・シベリアンハスキーのおこめちゃん、通称「もちごめ兄弟」という名前でSNSをやっています。
一見、全然タイプの違う2頭ですが、とっても仲良しなのだそう。
「男の子にも母性があるのか、と驚くほどおもちが優しく面倒を見てあげていました(笑)」と飼い主のせいこさんはいいます。
2頭は、せいこさん夫婦と一緒に広いドッグランのあるお家で暮らしています。愛犬のことを考えて設計したお家で、愛犬中心の生活を送っています。
愛犬のことを考えるのが趣味になったと話すせいこさんに、「もちごめ兄弟」とのこれまでと、これからについて聞きました。
自宅にドッグランを作るため、郊外にお引っ越し
「家を建ててから、2頭はいつも楽しそうにドッグランを駆け回っています」と話すせいこさん。
住宅街から離れた場所にあるせいこさんの自宅は、敷地面積が550坪。そのうちドッグランは250坪を占めます。
せいこさんがSNSで発信する動画では、広々としたドッグランの存在が目を引きます。リビングからドッグランへ、愛犬たちが自由に行き来できる設計になっています。
「ドッグランを作るために引っ越したので、広さを重視して土地の価格が安い場所を探しました。好きに遊べるよう、いつも窓も開けっぱなしです。愛犬たちの、脚の汚れなども気にしなくなりました(笑)」
庭のお手入れも、想像していたほど苦ではないといいます。
「実は、芝はある一定の長さ以上は伸びないので、定期的に芝刈りさえすればいいんです。あと、水やりも面倒なイメージがありますよね。でも、芝って水をあげればあげるほど、もっとほしいって甘える性質らしいんです。なので、うちはスパルタ方式で水やりは3日に1回にしています(笑)夏場は3日に一回芝刈りもあり、もちろん大変ではありますが、それも楽しみの一つです」
ドッグラン完成後は、電気代節約のために、ソーラー発電の投光器(照明)を導入しました。
「夜でもウンチが見つけられるように、投光器(照明)を6つ設置。ドッグランの端まで明るくしています」
他にも、安全性の高い塀を使用したりと、ドッグランに並々ならぬ想いを込めたせいこさんご夫婦。
これまでたくさんのドッグランを巡ったり画像検索をして、設計やデザインなどの参考にしたのだそう。
「ドッグランは、毎回行くだけで交通費もかかるし、入場料もかかるじゃないですか。そう考えると、自宅に作ってしまったほうが長い目で見ると元がとれるなと思ったんです。今こうして、毎日楽しそうに遊んでくれているのを見るだけで、作った甲斐がありますね。プライベート空間なので、仲の良い子だけを呼んで遊べます。ドッグランのある生活、最高ですよ」
「大型犬と暮らすホテルのようなお家」がテーマの平屋建て
せいこさんたちは、ドッグラン以外にも犬中心の設計で、人間と犬の両者が気持ち良く過ごせる空間を目指しました。
段差のない平屋建てにしたのも愛犬たちを考えてのこと。犬の足腰に悪影響が出る恐れのある階段をできるだけ減らすため、フラットな造りにしました。
リビングを広くし、愛犬と過ごす空間を広くとっています。床には、店舗用タイルを使用し犬の爪で傷がついてしまうのを防いでいます。
「私たちの気持ちだけで、床が傷つくことを注意して怒ったりしてしまうのが嫌だったのでフローリングは諦めました。お互いのストレス軽減の為です」
犬にとって危険の多いキッチンも、扉を閉めれば独立できるように工夫しています。
また、住居部分はパートナーの両親が必要になったら住めるように二世帯住宅になっているそう。
「両親も『毎日ホテルに泊まりに来てる気分になるよね』と喜んでいました。私たちもホテル以上の快適さを感じられるようになって、元々アウトドアな性格だったのですが、家で愛犬たちと過ごすことが好きになりました」