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愛犬のチワワたちと毎日楽しく暮らしています。おしゃれでスマートなモノが好き。ミーハーアンテナを張り巡らせて、犬暮らしのヒントやチワワの徒然をお届けします。
夏のイベントにぴったりな、愛犬用の浴衣のレシピをご紹介します。今回は、夏らしい可愛い柄の手ぬぐいを使って作ってみました!
わんちゃんの着心地と作り易さを重視した、シンプルな工程となっておりますので、犬服作りが初心者の方も是非気軽にチャレンジしてみてくださいね。
目次
- 手ぬぐい他、『愛犬用浴衣』の材料は全て100均で入手!
- 愛犬のサイズに合わせた手ぬぐい必要枚数目安表
- <作業時間30分>型紙なし!超簡単な愛犬用の浴衣の作り方
手ぬぐい他、『愛犬用浴衣』の材料は全て100均で入手!
<材料>
・本体用の手ぬぐい 1枚 (※1)
・帯用の手ぬぐい 1枚 (※1)
・ファスナーテープ
・ワンタッチホック (無くてもOK)
・兵児帯用のオーガンジー(無くてもOK※2)
<道具>
・裁縫道具一式
・ミシン(手縫いもOK)
(※1)今回使用した手ぬぐいは、大きさ約35cm×95cmです。
今回のレシピは1-2号のチワワをベースに作っていますが、手ぬぐいの継ぎ接ぎを前提に、わんちゃんの大きさに合わせて枚数を増やせば応用可能です。
(※2)兵児帯はお好みでつけます。今回は100均のオーガンジーカフェカーテンで代用しました。
特にこの時期は夏らしい涼しげな柄がたくさん並んでいます。ポップなものからシックなものまで豊富なので、我が子に似合いそうな柄を選ぶのも楽しい時間ですよ。
愛犬のサイズに合わせた手ぬぐい必要枚数目安表
サイズ |
首回り |
着丈 |
胴回り |
適応犬種 |
本体用 |
帯用 |
1号 |
18-24 |
18-22 |
28-34 |
チワワ、ヨーキー、ティーカッププードル,ポメラニアン |
1枚 |
1枚 |
2号 |
20-27 |
22-26 |
36-42 |
1枚 |
1枚 |
|
3号 |
24-33 |
27-31 |
40-46 |
トイプードル、シュナウザー、シーズー、ジャックラッセル、パグ、 |
2枚 |
1枚 |
4号 |
28-36 |
32-36 |
46-52 |
2枚 |
1枚 |
|
3L号 |
24-33 |
32-36 |
40-46 |
ダックス |
2枚 |
1枚 |
5号 |
31-40 |
37-43 |
52-62 |
柴犬、コーギー、キャバリア、ビーグル、ボーダーコリー |
2枚 |
1枚 |
6号 |
33-45 |
41-47 |
65-74 |
4枚 |
2枚 |
|
7号 |
40-49 |
47-53 |
68-76 |
レトリーバー、スタンダードプードル |
4枚 |
2枚 |
8号 |
47-56 |
52-58 |
76-84 |
4枚 |
2枚 |
<作業時間30分>型紙なし!超簡単な愛犬用の浴衣の作り方
①愛犬のサイズを採寸
まずはわんちゃんの3サイズ(首回り、胴回り、着丈)を測ります。
今回は、1-2号サイズのチワワ(首回り27cm、胴回り33cm 着丈32cm)をベースにレシピをご紹介していきます。
②裁断
型紙は使いません。画像のように、手ぬぐいの元の形を生かして各パーツを切り揃えます。
<参考:モデル犬のサイズ>
チワワ 首回り27cm、胴回り33cm 着丈32cm
各パーツのサイズ:後ろ身頃35×23cm 前身頃35×11.5 cm (2枚) 襟35×8 cm (2枚)袖17.5×7 cm
<各パーツのサイズの考え方>
下記を参考にパーツのサイズを算出してください。縫い代込みの目安です。
後ろ身頃の横幅=胴回り×0.7
前身頃の横幅=後ろ身頃÷2
身頃の縦長さ=着丈+α
襟の横幅=仕上がりの襟幅×2+2cm
襟の縦長さ=着丈+α
袖の袖幅=仕上がりの袖長さ+2.5cm
袖の縦長さ=仕上がりの袖幅+1cm
身頃の長さ(着丈)や襟の長さは、作りながら修正できるので+α多めにとっておきます。
表の1-2号に該当するサイズの場合は、上の図に習って、縦長さは手ぬぐいの元の長さのままで大丈夫です。
身頃の横幅だけ注意してください。
続いて、身頃を裁断します。
後ろ身頃... 縦に半分に折り、肩幅をとり(今回は7cm)首周りを切り抜く。
前身頃... 2枚を重ね、後ろ身頃と同じ肩幅をとり、縦半分くらいの位置まで襟部分を斜めに切り取る。
肩幅と首回りはわんちゃんの体格に合わせて調節してください。
③縫製
まずは身頃を縫い合わせます。
(1)身頃を中表で合わせ、肩部分を縫い合わせる。
(2)広げた図。
(3)アイロンで縫い代を割る。(手ぬぐいの端を活かしているので端処理は不要!)
続いて、袖を取り付けます。
(4)袖の長辺片方を三つ折りにして縫っておく。
(5)袖の中心を肩の縫い目に合わせ、縫い付ける。
(6)ロックミシンまたはジグザグミシンで端処理をする。
(7)取り付けた袖を広げる。
(8)身頃を中表に合わせ、脇と袖を縫う。
(9)袖はやや斜めにすると、わんちゃんにフィットしやすい。(そのままでもOK)
(10)袖を縫ったら不要な部分は切り落とし、ロックやジグザグで端処理する。
(11)裏返した状態。これがベースになる。
続いて、襟部分の下準備です。
(10)襟2枚をつなぎ合わせて縫う。
(11)アイロンで縫い代を割る。
(12)長辺の両端を1cm程折る。
(13)さらに半分に折って、アイロンでしっかり折り目をつける。
続いて、本体に襟を取り付けます。
(14)襟の中心を首後ろ中心に合わせ、まち針で固定する。
(15)12でつけた折り目に沿って、縫い付ける。(中心から縫い始めるとずれない)
(16)本体の襟ぐりまでを基準に縫い付ける。
※縫い終わったら、首のカーブ部分に切り込みを入れると仕上がりが綺麗になります。
続いて、襟の仕上げの前に裾の処理をします。
(17)片端を取り付けた襟を中表に折り、余分な長さをカットする。
(18)前身頃を裾から襟端に向かって斜めにカットする。
※この時、着丈も長いようであれば裾も合わせてカットする。
(19)端を三つ折りにして端ミシンをする。この時、襟端まで一気に縫う。
(20)襟を折り返して、表側から片端を縫う。
本体が完成!!
④帯の作り方
まずは、浴衣本体を広げ、帯をつける位置と幅、長さを確認します。
ファスナーテープを取り付ける場所を確保するため、本体よりも3-4cm程長めにとります。
続いて、帯の長さと幅が決まったら、帯パーツを切り出します。
土台は折って取り付けるので、2倍の幅をとります。羽部分は好みの大きさで調節してください。
続いて、土台の帯を本体に取り付けます。
帯土台は長辺両端を中心に合わせて折り込み、縫いつけます。
向かって左端を余らせて、マジックテープⓇを取り付けます。
対のテープは、実際にわんちゃんに着せた状態で位置を決めましょう。
続いて、羽(リボン)の作り方です。
羽も留め部分も、 図のように中心に返し口が来るように端を縫います。
※兵児帯パーツも同様です。
返し口から返したら、羽を蛇腹状に折り、留めを縫い付けて完成です。
続いて、男の子にもおすすめの貝の口結びの作り方です。
パーツを半分に折り、返し口を残して縫います。裏返したら返し口の処理をして結びます。
最後に、羽を本体に取り付けて完成です。
羽部分は直接縫い付けて固定しても良いですが、ファスナーテープにすると、お洗濯の時に脱着できて便利です。
また、胸元にワンタッチフックを取り付けると、肩がずれ落ちるのを防げますよ。
着せるとこんな感じです。
今年の夏は打ち上げ花火が見られるでしょうか?
わんちゃんと楽しい夏をお過ごしください。