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夫、双子の男の子、愛犬ベル(イングリッシュコッカースパニエル)と4人+1匹暮らし。休日はDIYをしたり、釣りやキャンプに行ったりとアクティブでアウトドアな家族。
保護犬ベルちゃんがもたらした、子どもたちの成長やくらしの変化とは?
目次
- ソファ以外すべて手作り。なんでも自分たちで作るDIY一家
- “犬用”にこだわらない。人間の気分も上がる、ペット用品選び
- スロープやベンチなど、愛犬との生活に合わせたDIYも
- 「もう犬は絶対飼えない」先代犬で経験した、別れのトラウマ
- 犬を迎える前に、小学校低学年の息子たちと交わした約束
- この子に会いたい! 保護犬カフェで見つけたベルちゃん
- 家族みんなで愛犬が心を開くのを待った、約1ヶ月
- 犬好きな長男だから生まれた、犬をテーマにした自由研究
- みんな同じ大切な命。保護犬=“難しい子”というわけではない
ソファ以外すべて手作り。なんでも自分たちで作るDIY一家
「作れるものは、なんでも作りますよ」
そう話してくれたのは、旦那さんと双子のお子さんたち、そして保護犬のイングリッシュコッカースパニエル・ベルちゃんとくらす智子さん。
智子さんはSNSで、キャンプやDIYなど自身の家族のくらしについて発信しています。
SNSのプロフィールには「リビングにある家具はソファ以外手作り」という言葉が。智子さん一家は、欲しいものをなんでも自分たちの手で作ります。
それは、ベルちゃんの身の回りの物も同様です。ソファーへの登り降りのためにスロープを作ったり、粗相をしても大丈夫なように木のベンチを作ったり、ベルちゃんの過ごしやすさにも配慮しながらお家づくりに日々励んでいるようです。
智子さんご家族の“手作りするくらし”や、ベルちゃんを迎えたことで家族にどんな変化が起きたのか、お話を伺いました。
“犬用”にこだわらない。人間の気分も上がる、ペット用品選び
智子さんの自宅は家具をウッド調で揃え、ベルちゃんがいるリビングの統一感もバッチリ。ベルちゃんのケージも家にとても馴染んでいます。
「あまり市販のペット用品だけでは使わないようにしているんです。特にプラスチック製品は、木製が多い我が家に置くと浮いてまって。家に馴染むことを優先し、人間用のものも選択肢に入れて選んでいます」
リビングで大きく場所をとる、ベルちゃんのケージにも工夫が施されています。
ケージの上には、手作りの木のカバーを被せ、お部屋のテイストに揃えていました。こうすることで、ケージ上の空間を収納場所としても活用できます。さらに、ベルちゃんの毛が飛ばないようケージの側面にアクリル板をつけたりと、お掃除の効率化も考えられています。
また、ベルちゃんのフードには、アメリカンヴィンテージのお皿を使っています。
「値段が少し高かったのもあって割っちゃったらどうしようと不安で、お気に入りの食器なのにあんまり使えていなかったんです。でも、ベルのご飯は毎日のことですから、あげる側もテンションが上がるものがいいなと思って。ベルにとってはどうでもいいことだとは思うんですけど(笑)」
スロープやベンチなど、愛犬との生活に合わせたDIYも
避妊手術後に傷口の痛みで登り降りがしづらくなってしまったベルちゃんのために、旦那さんがベルちゃん用のスロープを手作りしたこともあります。
「避妊手術後、まだ来て数ヶ月しか経っていなかったベルがある日、なぜか食卓テーブルの上に座っていて。『なんで〜!』ってすごくびっくりしました(笑)おそらく、イスの上に乗ったはいいものの傷口の痛みで降りられず、どうしようもないからもっと高い机に乗ってしまったんだと思います。かわいそうだなあと思って夫に相談したら、一瞬で理想のスロープを作ってくれました」
他にも、お風呂が苦手なベルちゃんが入浴後にダイニングのイスに粗相をしてしまうことがあったため、おしっこをされても大丈夫なように木製のベンチも作りました。
ワンちゃんを迎えたからといって、家に馴染まないペット用品で我慢するのではなく、人間用のものも含めて探したり、作れるものは自分たちで作ったりしながら、インテリアを楽しんでいます。