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サラリーマンとして勤務の傍ら、ライターとして活動。各種メディアにて主にファッション関連の記事を連載、寄稿している。2024年〜愛犬・ほこりとの同居を開始。
「白く、柔らかな犬」ことボロニーズのほこりちゃんと飼い主・sushiさんのくらしとは?
目次
- 「白く、柔らかな犬」ボロニーズの子犬・ほこりちゃん
- 国境を越えた“大喜利大会”!? 愛犬が引き寄せたSNSでの思わぬ交流
- 「今しかない」“背水の陣”で念願の犬をお迎え
- 気まぐれで超マイペースな愛犬・ほこりちゃんとのくらし
- 愛犬を迎えて生活は一変。小さくても大きな力に
- 見返りなしの信頼関係。心のつながりを感じられる愛犬
「白く、柔らかな犬」ボロニーズの子犬・ほこりちゃん
昨今、犬好きの間でひそかに注目を集める謎多きアカウント、「白く、柔らかな犬」。その名の通り、綿毛のように真っ白でふわふわなワンちゃんの日常が、愛情とユーモアあふれる言葉とともに綴られています。
このワンちゃんの正体は、生後5ヶ月の子犬・ほこりちゃん。犬種は、日本でも珍しいイタリア原産のボロニーズです。
ほこりちゃんの飼い主であり、会社員・ファッションライターのsushiさんがSNSアカウントを開設してからたった半年近くで、フォロワーは6.5万人に。韓国をはじめとした世界中にほこりちゃんの成長を見守るファンが多く、投稿のたびにコメント欄はグローバルなにぎわいを見せています。
sushiさんいわく、「お迎え前、部屋の隅っこでうずくまっておとなしく寝ている姿が“ほこり”みたいだった」ことが名前の由来なんだとか。ちなみに、「誇り(pride)」とも掛けているというこだわりのネーミングです。
2024年1月にお迎えしたばかりですが、sushiさんの生活はすでに完全な「ほこりちゃんファースト」に。そんなほこりちゃんとの出会いや愛あふれるくらしについて、お話を伺いました。
国境を越えた“大喜利大会”!? 愛犬が引き寄せたSNSでの思わぬ交流
前述の通り、今やグローバルな人気を博す「白く、柔らかな犬」ですが、当初は友人など限られた仲間に向けた発信だったとsushiさんは明かします。
「私の個人アカウントのサークル機能を使って、仲間内だけにほこりをお迎えする前の準備の様子を投稿していたら、お迎えが近づくにつれてどんどん投稿頻度が上がってきてしまって(笑)」
せっかくならば、お迎え後のほこりちゃんの成長過程や日々の様子をもっと多くの人に見てもらいたいと、ほこりちゃん専用のアカウントを作りました。
成長記録として日記のような感覚ではじめたSNSアカウントは、ほこりちゃんの飾らず自然体な愛くるしい写真と、sushiさんの愛情あふれる一言も相まって、じわじわとファンが増えていきました。
「こんなに多くの人に見てもらえるとは思わなかった」と微笑むsushiさん。SNSをはじめてもう一つ、予想外の出来事がありました。それは、韓国のフォロワーから寄せられるリアクションの多さです。
「韓国で人気のビションフリーゼという犬種に似ているからか、いいね!やコメントをたくさんもらうようになりました。国民性もあるかもしれませんが、韓国の皆さんは愛情表現がストレートで、独特なんですよ」
ある日寄せられた韓国語のコメントを翻訳してみると、ほこりちゃんが「じゃがいもサラダ」と呼ばれていたそう。
それからは、“大喜利大会”のごとく、ほこりちゃんにユニークなあだ名をつける韓国のファンが増えているのだとか。
最近では、韓国語のコメントを翻訳するのがひそかな楽しみになっているというsushiさん。
「韓国の文化にも興味が湧いて、韓国語を勉強したいなとも思いはじめました。ほこりが生んでくれた思わぬ出会いですね。本人はなんのことか分かっていないでしょうけど(笑)」