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ロープを編んで、わんちゃんのカフェリードを作りました。丈夫でカラフルなパラコードを使っているので、災害時やアウトドアにも役立ちます。
持ち手部分に付けたナスカンで、簡単にわんちゃんを係留できるので、お散歩の寄り道などの日常使いはもちろん、緊急時などつないでおかないといけない場面でも重宝しますよ♪
目次
- 【動画】パラコードを編んで作る愛犬用カフェリード
- 【パラコードって何?】愛犬のリードにも使われる丈夫なロープ
- 【材料・道具】パラコードを編んで作る愛犬用カフェリード
- 【STEP1/3】ナスカンを取り付ける〜愛犬用カフェリードの作り方〜
- 【STEP2/3】パラコードをハート編みする〜愛犬用カフェリードの作り方〜
- 【STEP3/3】持ち手を作る〜愛犬用カフェリードの作り方〜
【動画】パラコードを編んで作る愛犬用カフェリード
【パラコードって何?】愛犬のリードにも使われる丈夫なロープ
もともとは第二次世界大戦中に、パラシュート用のコードとして使われていましたものです。現在はキャンプや登山などアウトドアの場面で活用されていますが、緊急時や災害時には応急処置のための止血帯や添え木の固定にも使えたり、内部の糸を解けば裁縫・デンタルフロスとして、細かくほぐせば着火剤としても使用可能です。
一般的なものは、太さ約4mm、7本の芯によって1本のロープができており、550ポンド(約250kg)の重さに耐える性能を備えるため、「550コード」 という別名でも呼ばれます。
より丈夫なものが欲しい場合は9本の芯が入ったパラコード、もう少し細い方が良い場合は芯が5本のパラコード、とわんちゃんに合わせて選んでみてください。
組み合わせるパラコードの色によって、様々な雰囲気のリードを作り出せることも魅力の一つです。
【材料・道具】パラコードを編んで作る愛犬用カフェリード
<材料>
・長さ4mくらいのパラコードを2本(①②ハート模様用)
・長さ5mくらいのパラコードを1本(③サイドになるもの)
・ナスカン2個
→わんちゃんに合わせた丈夫なものをご用意ください。
・DカンまたはOカン1個
→なるべく継ぎ目がないものがオススメです。
★出来上がり長さ約120cm程度で作る際の材料です。お好みに応じて、作成する長さは調整してください。
<道具>
・ハサミ
・ライター
・メジャー
〜あれば便利なもの〜
ペンチ
クリップ(仮止めの時使用)
スプーン
【STEP1/3】ナスカンを取り付ける〜愛犬用カフェリードの作り方〜
①②はハート模様、③はサイドを編む用になります。
紐の先端をほつれ止めをします。
紐の先端をライターで炙り、溶けた芯の部分に素早くはさみやスプーンの背などをぎゅっと押し当てます。※火の扱いにはご注意ください。
続いて、①②(ハート模様を編む2本のパラコード)を二つ折りにして、
折り目をナスカンの穴に10cmほど通します。ナスカンの先から出た折り目を広げると輪になるため、その輪に紐の端を4本とも通します。
先ほどの輪の部分に、③(残りのパラコード)も挿し込みます。③の長さの中心あたりが輪にくるくらいまで通します。
①②の紐の端を一本ずつしっかり引き締めます。↑写真のような状態になったら、編む準備が完了です!
【STEP2/3】パラコードをハート編みする〜愛犬用カフェリードの作り方〜
③の右側の紐を、青い紐2本(①)とピンクの紐2本(②)の間を通って左側にまたがせます。
③の左側にあった紐も同じように右側へまたがせます。③の紐が、青い紐2本(①)の下で交差している状態です。
青い紐2本(①)を左右に開き、その間からピンクの紐2本(②)を上に出します。
今度は、左右にある③の紐を、ピンクの紐2本(②)の下で交差させます。
このように青・ピンクの紐、交互に③の紐を交差させていきます。編み目がハート型になるように、紐を引き締めながら編んでいってください。
これを繰り返し、①②の紐が残り1mくらいまで編んでいきます。
【STEP3/3】持ち手を作る〜愛犬用カフェリードの作り方〜
カフェリードの持ち手部分を固定するため、丸カンをセットします。上にある2本のパラコード(今回はピンクの紐)に丸カンを通し
そのままハート編みを続けます。
丸カンを付けたところから30cmくらいまで編めたら、③の紐を青い紐2本(①)とピンクの紐2本(②)の間でひと結びします。
6本の紐の先端をナスカンに通し、編み終わりから3cmくらい下のところまで移動させます。
ナスカンが丸カン側にくるように、紐の端を折り返し
編み終わりのところ(前の写真の白い矢印の部分)で、6本全ての紐をまとめてひと結びします。
結んだら紐を一本ずつ引っ張り、これ以上締められないくらいまでしっかり引き締めます。
↓①②の紐を軸にして、③の紐をスネークノット(つゆ結び)で数回結びます。
左の紐Aを、①と②と右の紐Bの上を通り、交差するように右に移動させます。
先ほど右に移動させたAを、①と②とBの裏を通して、左に移動させます。このとき、右側に少し大きめの輪を作っておいてください。
Bの先端をAの裏側に通します。
Bの先端をAの裏側に通します。そのままBの先端を、右側にAで作った輪に上から中へ通します。
紐AB(2本の③)を引き締めます。絶対に取れたらいけない箇所なので、がんばって編み目をぎゅっと力いっぱい引き締めましょう。
これを数回繰り返します。もし締めにくい場合は、ペンチなどで引っ張るのがオススメです。
お好きな長さで余分な紐を切り、端を焼き止めしたら完成です。今回はタッセル風にしたかったので、少し長めに先を残ししました。
ぜひわんちゃんにぴったりなものを作ってあげてみてください。