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フローリング掃除のコツは? 茂木和哉さんに聞く簡単掃除テクニック

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茂木和哉

茂木和哉

汚れ落とし研究家。独学で洗剤づくりを学び、みずからの名前をつけた代表作「茂木和哉」シリーズは、販売数150万本以上の大ヒットに。洗剤の製造販売のほか、YouTubeやSNSで掃除術を発信している。

住宅の床材として一般的なフローリング。毎日過ごす場所だけに汚れもつきやすく、「掃除をしても汚れがスッキリ落ちない」「フローリング掃除をもっと楽にしたい」といった声もよく聞かれます。

そこで今回は、掃除用洗剤「茂木和哉」シリーズで知られる汚れ落とし研究家の茂木和哉さんに、フローリング掃除のポイントやおすすめの掃除方法を教えていただきました。

フローリングの汚れにはどんなものがある?

床掃除する女性

フローリングを効率良く掃除するには、汚れの種類を知っておくことが大切です。住宅でよく見られるフローリングの汚れの種類について、茂木さんに聞きました。

ほこり、髪の毛による汚れ

毎日掃除をしていても溜まってしまうのがほこりや髪の毛です。ほこりや髪の毛を溜まったままにしていると、ほかの汚れと混ざって落としにくい黒ずみになってしまうこともあります。

皮脂汚れ

フローリングの床を裸足で歩くと、足の裏の皮脂や汗がつきます。皮脂汚れは、フローリングのべたつきの大きな原因となります。

食べこぼし、飲みこぼし

ダイニングのフローリングに多いのが、食べこぼしや飲みこぼしの汚れです。汚れに気づかず放置してしまうと、乾いて落ちにくくなることも。

黒ずみ

黒ずみ汚れには、皮脂汚れや食べこぼし、油汚れなどが原因のものと、カビによる黒ずみがあります。ほかにも、家具を置いた跡に色移りして黒ずみになることもあります。

フローリングの溝に溜まる汚れ

フローリングの溝には、ほこりや髪の毛、食べこぼし汚れが溜まりやすいものです。溝に入り込んだ汚れは、掃除機をかけただけでは取りきれないことも少なくありません。

落書き

落書きするこども

あまり一般的なケースではありませんが、小さな子供がいると、クレヨンやペンなどでフローリングに落書きをしてしまうことがあります。

プロが教える! フローリングの汚れの種類別掃除法

プロのハウスクリーニング

フローリングの汚れをスッキリきれいにするには、どのような方法で掃除をすればいいのでしょうか。汚れの種類別に、掃除のコツを茂木さんに教えていただきました。

ほこり汚れの掃除

フローリング掃除の基本になるのが、ほこりや髪の毛を取り除くこと。掃除機やドライタイプのフローリングワイパーを使って、床全体のほこりを取っていきます。

ほこり取りの後に床拭きも加えればベストですが「汚れの度合いや掃除にかけられる時間によって、毎回拭き掃除をしなくても大丈夫です」と、茂木さんは言います。

茂木さん

茂木さん

「日常の拭き掃除にはフローリングワイパーを使います」

 

私の場合は、ハンディタイプの掃除機を使っています。狭い場所や幅木(壁と床の境目に取りつけられている横板)のほこりも、掃除機のノズルを細い物につけ替えると取りやすいですよ。

 

また、ほこりを取った後の拭き掃除には、いくつか方法があります。一番しっかり拭けるのは、やはり手で雑巾がけをする方法。ただ、手で拭くのは時間も労力もかかるので、日常の拭き掃除にはフローリングワイパーがおすすめです。私は、フローリングワイパーにマイクロファイバークロスをセットして洗剤を吹きつけて拭くか、簡単に済ませたいときには使い捨てのワイパーシートを使っています。なお、無垢フローリングの場合は、水やお湯、洗剤を使った拭き掃除は避けてください。

皮脂汚れの掃除

フローリングのべたつきが気になるときは、水拭きがおすすめですが、キッチンの油汚れによるべたつきは洗剤などを使用します。

茂木さん

茂木さん

「汚れ落ちを良くするにはお湯を使うと効果的です」

 

軽い皮脂汚れなら水拭きだけで十分落ちます。汚れ落ちを良くしたい場合は、お湯を使うとより効果的です。さらに、汚れがひどいときや、キッチンなどの油汚れには、食器用洗剤を100倍くらいに薄めて拭くといいですよ。もちろん、一般のフローリング用洗剤でもOKです。

食べこぼし、飲みこぼし汚れの掃除

食べこぼしや飲みこぼしの汚れも、基本的には皮脂汚れと同じ掃除方法です。さらに、乾燥して床にこびりついてしまった食べこぼし汚れは、掃除方法にコツがあるそうです。

茂木さん

茂木さん

「洗剤を吹きかけて時間をおくとスルッと落とせます」

 

床全体の掃除を始める前に、まず食べこぼし部分に洗剤を吹きかけておきましょう。そうすると、ほかの場所を掃除しているあいだに、洗剤が汚れをゆるめて落としやすくしてくれます。掃除の最後に食べこぼし部分を拭けば、スルッと汚れを落とせますよ。

黒ずみ汚れの掃除

フローリングの黒ずみには、表面だけに汚れがついている場合と、内側からカビが発生している場合があります。表面だけの黒ずみであれば皮脂汚れと同じ拭き掃除で落とすことができますが、内側のカビはフローリングの張り替えが必要になるケースもあります。

フローリングの溝に溜まる汚れの掃除

溝に入り込んだほこりやゴミは、掃除機だけではなかなかうまく取れません。そんなときの茂木さんおすすめのアイテムが「チャンネルブラシ」です。

茂木さん

茂木さん

「力を入れずに溝の汚れを落とせます」

 

チャンネルブラシは、ホームセンターなどの工具コーナーにあります。適度な角度と長さ、毛の硬さで、溝に溜まったほこりもスムーズにかき出すことができます。優しい力で軽くこするだけで、溝の汚れが簡単に取れますよ。

落書きの掃除

フローリングの落書きを掃除するには、まず、何で落書きをしたのかを見極める必要があります。クレヨンやペンなど、書いた物で掃除に用いる洗剤が異なります。

茂木さん

茂木さん

「クレヨンならキッチン洗剤、油性ペンならアルコール除菌スプレーがおすすめ」

 

クレヨンの落書きを落とすには、キッチンの油汚れ用洗剤や、アルコール除菌スプレーがおすすめです。油性ペンで書いてしまった場合は、アルコール除菌スプレーか除光液を使って拭いてみてください。ただし、これらの方法は、ワックスがけをしたフローリングには使えないので注意しましょう。

フローリング掃除のお役立ちグッズ

掃除グッズ

一般的な方法以外にも、フローリング掃除に役立つさまざまなアイテムがあります。プロならではの目線で、茂木さんにアドバイスをしていただきました。

子育て家庭の拭き掃除には石鹸が安心

特に赤ちゃんがいる家庭では、「フローリングの洗剤残りが心配」という人もいるかもしれません。二度拭き不要とうたっている洗剤であれば基本的に問題ありませんが、不安な場合は水拭きを。

また、洗剤の代わりに、食器用や洗濯用の石鹸を薄めて使うとより安心です。固形石鹸なら、おろし金で細かくしてから水かお湯に溶かして使いましょう。

拭き掃除を楽にする雑巾ワイパー

疲れる雑巾がけを立ったまま楽にできるアイテムが、雑巾ワイパーです。濡れた雑巾をセットして、モップの要領で床を拭くだけ。滑りもスムーズで、手で拭くのと同じくらいしっかりと雑巾がけができます。

狭い部分にはロングタイプのハンディワイパー

掃除機のノズルが入らないような狭い部分には、ロングタイプのハンディワイパーが便利です。ヘッドの角度を変えられる物を選べば、家具の隙間のほこりもスッキリ取れます。幅木やスイッチの上など、見落としやすい部分も忘れずに。

重曹やセスキ炭酸ソーダなど家にある物

重曹やセスキ炭酸ソーダを使って、フローリングの拭き掃除をすることもできます。200mlの水かお湯に小さじ1杯を目安に溶かし、スプレーボトルに入れて床に吹きつけて使いましょう。ただし、ワックスがけをした床には使えません。

「茂木和哉」のおすすめ洗剤を使う

茂木さんが開発した洗剤の中から、フローリング掃除におすすめの商品を紹介していただきました。

茂木和哉 オレンジクリーナー

天然由来成分99%、オレンジオイル配合の万能洗剤。洗浄力が高く、キッチンの油汚れやダイニングの食べこぼし、リビングの皮脂汚れにも効果的です(ワックスを塗布したフローリングには使えません)。

シャボンの泡(あぶく)

合成界面活性剤不使用の、拭き掃除用の無添加水石鹸。拭き残りのリスクが非常に低いため、赤ちゃんやペットのいる家庭でも安心。フローリングの皮脂汚れ、頑固な食べこぼし汚れ、油汚れもスルッと落とすことができます(ワックスを塗布したフローリングには使えません)。

フローリング掃除を楽にするコツは?

楽しそうに掃除する主婦

毎日、普通に暮らしているだけでも、フローリングは意外と汚れやすいものです。日々の掃除を楽にするには、どうすればいいのでしょうか。

掃除しやすい環境を作る

フローリングの掃除を簡単にするには、普段からすぐ掃除に取りかかれるような環境づくりが大切です。

茂木さん

茂木さん

「フローリング掃除をしやすい環境を整えましょう」

 

どんなに優れた掃除テクニックでも、取りかかるまでに手間がかかっては、結局続けることはできません。大切なのは、サッと簡単に掃除ができる環境を作ること。床に物を置かない、シートやマットを敷かないなど、まずはフローリング掃除がしやすい状態にしておきましょう。

裸足でフローリングを歩かない

べたつきの大きな原因になるのが皮脂汚れです。家で過ごすとき、裸足ではなく、スリッパや靴下を履くだけでもべたつき防止につながります。

茂木さん

茂木さん

「カビの原因になる湿度にも要注意」 

 

フローリングのべたつきには、湿度も関係します。特に梅雨時など、湿度が高いとべたつきに加えてカビも発生しやすくなります。除湿器などを活用して、部屋の湿度が40~60%程度になるように調節しましょう。

フローリングにワックスはかけないほうが良い

フローリングの汚れや傷の防止によく使われているのがワックスです。しかし、茂木さんは自宅のフローリングにワックスがけはしていないのだとか。

茂木さん

茂木さん

「ワックスをかけたフローリングは掃除方法が限定されます」

 

自宅のフローリングにワックスがけをしない理由は、ワックスがけをしたフローリングは掃除方法が限定されてしまうからです。ワックスを塗っている床に使用できる洗剤は、基本的に中性の物のみ。アルカリ性洗剤や石鹸、重曹、アルコールなどで掃除をしたい場合は、ワックスがけはしないほうがいいでしょう。

汚れの種類に合わせて効果的なフローリング掃除を

床掃除する男性

手間や時間、汚れ落ち、コストパフォーマンス、安全性など、何を重視するかでフローリング掃除の方法も変わってきます。

「普段はほこり取りだけで、時間のある週末に拭き掃除」「毎日ではなく週に2~3回」など、ライフスタイルに合わせて無理なく掃除を習慣づけていきましょう。

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