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ペット栄養管理士。愛犬のパピヨン2匹と暮らしながら、「犬おやつのオンラインレシピブック」の運営、犬の雑誌やウェブサイトでのレシピ制作を中心に活動中。
何かと手間のかかるイメージのある手作り犬ごはんも、炒める時にコツがいるイメージのあるチャーハンも、レンジで簡単に作れちゃうのです!
今回のメイン食材のまぐろは、お刺身用として売られているものでOK!さばく手間もなく、骨が引っかかる心配がないのも嬉しいところ♡日常の犬ごはんとしてはもちろん、ダイエット中の子やシニア期に入ったわんちゃんにもオススメのメニューです。
目次
- 【動画】90秒で分かる!超簡単な愛犬用まぐろチャーハンの作り方
- 栄養バランス◎愛犬用まぐろチャーハンの食材
- 【簡単10分】愛犬用まぐろチャーハンのレシピ
- 1日に与えていい愛犬用まぐろチャーハンの目安量
- 愛犬用まぐろチャーハンの食材の期待できる働き
- 【大興奮】まぐろチャーハンを愛犬達にあげてみた!
- 愛犬用まぐろチャーハンを与えるときの注意
【動画】90秒で分かる!超簡単な愛犬用まぐろチャーハンの作り方
栄養バランス◎愛犬用まぐろチャーハンの食材
<材料> 156mm×156mm×83cm(内容量 1100ml)の耐熱タッパー 1つ分
・きはだまぐろ 100g
・卵 Lサイズ1個
・ごはん 80g
・小松菜 50g
・大根 50g
・にんじん 30g
・カッテージチーズ 30g
・大葉 5g
・白すりごま 5g
※タッパーは蓋もレンジで使用できるものを選んでください。
【簡単10分】愛犬用まぐろチャーハンのレシピ
器に盛って、完成!
愛犬用まぐろチャーハンの作り方のポイント
・電子レンジでの加熱中に「コトン」「カタン」などの違和感のある音がしたら、すぐに加熱を止めてください。その後は、様子を見ながら10~20秒ずつ加熱してください。
・卵は必ずよく溶きほぐしてから電子レンジに入れるようにしてください。
1日に与えていい愛犬用まぐろチャーハンの目安量
手作り犬ごはんはレシピによって出来上がりの量やカロリーが異なるので、与えていい量も変わります。
今回は以下を参考に、愛犬のごはんの回数に応じて分けて与えてください。
レシピで出来る量
約380g / 416.9kcal
愛犬の体重 | 与えていい量 |
1kg | 102g |
3kg | 232g |
5kg | 341g |
7kg | 439g |
10kg | 573g |
15kg | 777g |
20kg | 964g |
30kg | 1306g |
残った分は小分けにしてラップに包み、冷凍保存するのもオススメです。
(冷凍保存したものは早めに食べ切るようにしてください)
愛犬用まぐろチャーハンの食材の期待できる働き
今回のメイン食材はまぐろ。まぐろに含まれるDHAには脂肪の蓄積を抑えたり脳の情報伝達をスムーズにする働きが、EPAには血管・血液の健康維持を助ける働きがあると言われています。
栄養バランスを考えた手作り犬ごはんにするには、食材の組み合わせ方が大切になります。
例えば、実は“手作り”をするとカルシウム不足問題がよく見受けられます。「魚=カルシウム豊富」というイメージを持っている方も多いと思いますが、魚だけでカルシウム補給をするのは意外と至難の業…。そこで今回は、カルシウムが豊富に含まれている小松菜、カッテージチーズ、大葉、ごまと合わせました。
とはいっても、難しく考えすぎないで大丈夫!栄養成分をちょっぴり気にする必要はあるものの、「切って、必要に応じて加熱して、冷ます」が手作り犬ごはんの基本の作り方!
そう思うと、グッと簡単なものに感じてきませんか?
【大興奮】まぐろチャーハンを愛犬達にあげてみた!
今では、ごはんの前は早く食べたくて大騒ぎしながら踊っている愛犬びすけ。実はパピー時代、食べることに興味がなくて何日もごはんを食べないこともあったんですよ!
手作り犬ごはんを取り入れてからは食べることが大好きになり、市販のドッグフードも迷わず食べるようになりました。
顔周りにごはんが付いてしまうことが気になる時は、スヌードやバンダナでカバーしてみてくださいね♪
「手作り犬ごはんは簡単」「気楽に作ってみて!」と聞き、挑戦したいものの最初の一歩が踏み出せない背景には、与えていい量や食材選びに不安があったり、時間や調理の面で作れるか心配だったり。頑張って作っても愛犬が食べてくれなかったら切ない・・・などの様々な思いがあるのではないかと思います。
「愛犬のためにごはんを作ってみたいな」と思ったとき、自分にとって無理のないことから始めることがおすすめ。スーパーで揃う身近な食材で、調理も簡単なレシピから試してみてはいかがでしょうか。
愛犬用まぐろチャーハンを与えるときの注意
・このレシピは健康な成犬が食べることを想定して作っています。
・アレルギーがあったり投薬中の場合、食材の中には相性のよくないものもあります。かかりつけの獣医師に相談の上、与えるようにしてください。
・出来立ては熱いので人肌以下に冷ましてから与えてください。