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ペット栄養管理士。愛犬のパピヨン2匹と暮らしながら、「犬おやつのオンラインレシピブック」の運営、犬の雑誌やウェブサイトでのレシピ制作を中心に活動中。
冷たいおやつとして定番のアイス。愛犬用にも手作りで作ってみませんか? 今回ご紹介するレシピなら、市販の犬おやつを凍らせるだけでOK! 冷凍庫にストックしておくと、お散歩帰りや暑い日のおやつにサッと切って与えられるのでとても便利です。シンプルなキューブアイスと、棒付きのアイスキャンディーの2種類の作り方を紹介します。お好きな方をお試しください。
目次
- 愛犬用アイスの材料『スナッピーピューレ』だけ
- 愛犬用アイスの作り方
- 愛犬用アイスキャンディーの材料『スナッピーピューレ』と『デンタルガム』のみ
- 愛犬用アイスキャンディーの作り方
- 愛犬用手作りアイスを与えるときの注意点
愛犬用アイスの材料『スナッピーピューレ』だけ
愛犬用アイスの材料は、Pet’s Oneのスナッピーピューレです。今回は「乳酸菌入り 野菜ミックス」と「ささみ」、2種類の味を使いました。
Pet’s Oneのスナッピーピューレで作りましたが、他のペーストおやつでも代用可能。総合栄養食として販売されているペーストおやつなら、夏のひんやりごはんとしても楽しめます。
メーカーによって食材に特徴があり、愛犬の好みや体調に合わせて選べるのがこのレシピの魅力。メーカーや種類によってカロリーが異なるので、与える量はパッケージに記載されている給与量の目安を参考にしてください。初めて作る場合は1本からお試しください。
愛犬用アイスの作り方
1. Pet’s Oneのスナッピーピューレを個包装のまま冷凍庫に入れ、3〜4時間以上冷凍させる。
2. 個包装の上からキッチンバサミや包丁で切り分け、凍った中身を取り出す。
切り分ける時や個包装から取り出す時に、袋の破片が混入しないようお気を付けください。
硬くて切りにくい場合は、10秒ほど水に浸してから切ると良いでしょう。
3. カットしたアイスをお皿に盛り付けて、愛犬用アイスの完成!
小型犬でも食べやすい、ミニサイズのアイスにわが家のわんちゃんたちも大喜びでした! シャリシャリとした食感を楽しんでいた様子。
冷凍庫から出したての状態は硬さがあるので、硬い食べ物が苦手なわんちゃんは小さく切るか半解凍にしてください。開封したものや、半解凍状態にした個包装はなるべく早く食べ切るようにしましょう。
愛犬用アイスキャンディーの材料『スナッピーピューレ』と『デンタルガム』のみ
次に、わんちゃん用のアイスキャンディーの作り方をご紹介します。
スティック棒代わりにデンタルガムを使い、お好きな形に絞り出したスティックパウチ入りペーストおやつにと一緒に凍らせて作ります。上の写真は、花の形に作ったアイスキャンディーです。
今回のレシピは、約4本分のわんちゃん用のアイスキャンディーの分量です。作るアイスキャンディーの本数によって、調整してください。
材料
・犬用歯みがきガム:4本
Pet’s Oneのスナッピーピューレ「乳酸菌入り 野菜ミックス」と「ささみ」、デンタルガム3色ミックスを使用していますが、他のペーストおやつや歯みがきガムでの代用可能です。
ペーストおやつを絞り出して使うので、材料の粒があまり目立たない滑らかな形状のものを選ぶのがポイントです。
愛犬用アイスキャンディーの作り方
1. オーブンシートにPet’s Oneのスナッピーピューレの1/2本分の量を3mm厚の花の形に絞り出します。
2. 花の中心にデンタルガムの先端を置きます。
3. 花形に絞り出したピューレと別の色のピューレを、花の中央に丸く(約1g)絞り出します。
花形に出すのが難しかったり、1色で作りたい時はハートの形もおすすめです。オーブンシートにデンタルガムを置き、その上からハート形にピューレを絞り出してください。
4. オーブンシートごとトレイに移し、ラップをかけて冷凍庫に約3〜4時間入れます。
5.ピューレが凍ったら、愛犬用アイスキャンディーの完成!
犬の熱中症対策は、気温が上がってくる春からスタートすることがおすすめです。ごはんと水分をしっかり与える、アスファルトが熱い時は散歩に行かない、室温管理などの基本の対策に「おやつでクールダウン」をプラスしてみませんか?
アイスキャンディーは、持ち手を歯みがきガムにすることで、食感の違いを楽しめるだけでなく長持ちするおやつとしても重宝します。
冷凍庫から出したての状態は硬さがあるので、硬い食べ物が苦手なわんちゃんは小さく切るか半解凍にしてあげてしてください。開封した個包装はなるべく早く食べ切るようにしましょう。
愛犬用手作りアイスを与えるときの注意点
・このレシピは健康な成犬が食べるおやつとして作っています。
・主食のドッグフードの代わりではなく、おやつ(間食)として与えてください。
・アレルギーがあったり投薬中の場合、食材の中には相性のよくないものもあります。かかりつけの獣医師に相談の上、与えるようにしてください。
・冷たいものを食べすぎるとお腹をこわすことがあります。心配な時は少ない量から試す、半解凍にして与えてください。