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わんちゃんたちとより関わりたいと思い、JKC愛犬飼育管理士の資格を取得。愛犬トイプードル3匹と一緒に簡単DIY記事を連載中!
手術やケガをした時に、傷口を舐めたりしないようにつける「エリザベスカラー」。市販のプラスチックのものは、硬かったりサイズが合わなかったり、ただでさえ具合が悪いのにもっとストレスになってしまいそう…
手に入りやすい材料で簡単に、わんちゃんのサイズにぴったりなものを作ってみませんか。愛犬が元気になる一助になりますように。
目次
- 【材料・道具】古着Tシャツを活用した愛犬用エリザベスカラー
- 【作り方①】切って貼るだけ!愛犬のサイズに合わせたエリザベスカラー
- 【作り方②】吸水マットをアレンジ!小型犬向けのもっとお手軽なエリザベスカラー!
【材料・道具】古着Tシャツを活用した愛犬用エリザベスカラー
<材料>
・古着Tシャツ
・お好きな布
→今回は キッチンクロスを使用しました。フェルトなど端処理が不要なものがおすすめです。
・両面接着芯地
・マジックテープⓇ
<道具>
・ハサミ
・アイロン
・巻尺
【作り方①】切って貼るだけ!愛犬のサイズに合わせたエリザベスカラー
愛犬用エリザベスカラーの作り方手順①
STEP1:Tシャツ(ベース)・布を切る
まずは、わんちゃんのサイズを測りましょう。
わんちゃんの首回り(A)と首から鼻の先までの長さ(B)を測ります。(B)がエリザベスカラーの幅の基本になります。お好みで調整してください。
続いて、Tシャツを切ります。Tシャツの襟をわんちゃんの頭を入れるベース部分として使います。上から布を貼るので多少いびつになっても大丈夫です!
襟を前後合わせて半分に折り、先ほど測った(B)と同じ長さになるように切ります。
※大人用のTシャツでも、襟から袖付けまでは15cmくらいしかないと思いますが、長さが足りない場合でも、上に布を貼り付けるのでTシャツは袖付けまでの長さで切ってください。
片方の肩線に沿って切ります。襟の長さが(A)わんちゃんの首回り+10cm〜くらいになるように切り落とします。長さは、襟のカーブやわんちゃんに合わせて調整してください。
Tシャツの首回りがちょうど良い大きさのわんちゃんは、切らずにそのまま使えます!
先ほど切ったベースの襟ゴムの部分を除いた大きさになるように、表側と裏側用の布を切ります。
布の幅が足りない場合やTシャツの襟そのままの形で使用する場合は、ベースを半分に折り、その形を2枚切ります。
ベースの幅が、首から鼻の先までの長さ(B)よりも短くなってしまっている場合は、(B)の長さになるようにベースより布が大きくなるように切ります。
STEP2:ベースと布を合わせる
両面接着芯を先ほど切った表地・裏地と同じ大きさに切り、表側の布とベースの間に接着芯を入れてアイロンで接着します。そして、ベースの裏にも同じように布を付けます。
接着芯のアイロン時間は使用製品の説明書をご参照ください。今回使用したものは、中温(130〜150℃)8−10秒でした。
STEP3:マジックテープⓇを付けて完成!
わんちゃんの首に巻いてみて、ちょうど良い位置にマジックテープⓇを付けたら完成です!
【作り方②】吸水マットをアレンジ!小型犬向けのもっとお手軽なエリザベスカラー!
円形の吸水マットがあれば、あっという間に出来上がるエリザベスカラーです。
<材料>
・吸水マット(30×30cm)
・貼れるフェルト (18×18cm)
・マジックテープⓇ
愛犬用エリザベスカラーの作り方手順②
円の中心に向かって切り込みを入れます。
わんちゃんの首回りに合うように、中心に円を切り抜きます。実際にわんちゃんに付けてみて、マジックテープⓇをつける長さを残して余分を切り落とします。
STEP2:吸水マットの切り口にほつれ止めのフェルトを貼る
このように切り込みの直線部分と中央部分にフェルトを貼っていきます。
まずは直線2本分と中央部分の長さ分の貼れるフェルトを幅4cm〜に切ります。
曲線になっている中心部分用のフェルトは、裏紙を取らないままで、大体1cm間隔で両辺に切り込みを入れます。
直線部分と中央部分にそれぞれ貼ります。フェルトの中央を切り口に当ててしっかり貼ってください。
STEP3:マジックテープⓇを付けて完成!
わんちゃんに合わせてマジックテープⓇをつけたら、あっという間に完成です。
是非作ってみてください♫