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群馬県高崎市の犬服作り教室 Hana Gray《ハナグレイ》講師。ヒラメキとアイデアで愛犬Grayのためのグッズや暮らしを便利にするモノ作りを楽しんでいる。

最近は強い風が吹いたり大雪が降ったりして天気が不安定なときが多いですよね。
うちの愛犬は少しこわがりで、強い風が吹いている日や外の大きな音に不安を感じると、ケージの中に入って出てこないことがあります。
皆さんのお家のケージは、愛犬が落ち着ける場所になっていますか?
今回は、愛犬にとって、ケージがより心地の良い空間になるよう、ケージをすっぽりと覆える「犬用ケージカバー」を作りました。
すべてボンドで仕上げるので、裁縫が苦手な方・ミシンをお持ちでない方でも大丈夫です! ぜひお試しください。
目次
- 【DIY入門】掛布団カバーを使った「犬用ケージカバー」の 作り方ガイド動画
- 「ケージカバー」って必要?「犬用ケージカバー」の効果と機能
- 【材料・道具】カインズの布団カバーで作る「犬用ケージカバー」
- 【犬用ケージカバーの作り方】 STEP1:布団カバーをケージサイズにカットする
- 【犬用ケージカバーの作り方】 STEP2:布団カバーをT字にカットする
- 【犬用ケージカバーの作り方】 STEP3:布端をボンドでとめる
- 【犬用ケージカバーの作り方】 STEP4:前面の「ひさし」と「とびら」を作る
- 【保温性アップ】犬用ケージカバーにアルミシートを挿入!
- 【使用イメージ】愛犬のケージに手作り「犬用ケージカバー」を装着してみた
【DIY入門】掛布団カバーを使った「犬用ケージカバー」の 作り方ガイド動画
「ケージカバー」って必要?「犬用ケージカバー」の効果と機能

犬も、人間のようにひとりでリラックスができる空間は必要だと言われています。その役割を果たす場所として、ケージなどの囲まれた場所を提供してあげることが大切です。
しかし、「ケージカバー」も使った方が良いのか迷ったことはありませんか? 中が暗くなってしまって可哀想……と思われる方もいるようですが、実は「ケージカバー」を使用することによりワンちゃんにも飼い主さんにもメリットが多いそう。
獣医師の茂木先生に、詳しく聞いてみました!

「ケージカバー」は、愛犬にとって意外と重要なアイテムです。
- リラックス効果
- 防音効果
- 防寒・風よけ対策
- 抜け毛対策
・リラックス効果
一般的なケージは、格子状のデザインが多く、空間は区切られているものの四方から丸見えの状態です。そのためケージをカバーで覆ってあげると、周りからの視線を感じにくくなり、よりプライベートな空間となり、落ち着きやすいです。
暗さに関しても、犬は本来、暗く狭い場所を好むので問題はありません。暗く囲われた巣穴のような場所は、本能が満たされリラックスできるでしょう。
・防音効果
ケージにカバーをかぶせることで、多少の防音効果も期待できます。特に雷や花火などの大きな音が鳴るとき、神経質な犬や環境の変化に敏感な犬に、音から避けられる場所を作っておいてあげると良いでしょう。犬の吠え対策としても、ケージカバーを活用している人もいます。留守番や来客時に愛犬をケージに入れると、愛犬も安心できるかつ、鳴き声の反響を制限できるメリットがあります。
・防寒・風よけ対策
ケージにカバーをかけることで風の侵入を防げます。また、寒い季節には今回のようにアルミシートなど、保温性の高い素材を使用するとより効果的です。ただし、通気性の低い素材や密閉しすぎた環境では熱がこもりやすくなるため、使用する素材や季節に応じて適切に調整することが重要です。
・抜け毛・臭い対策
ケージは長時間、愛犬がリラックスして過ごす場所なので、抜け毛や臭いがつきやすいです。カバーを使うことで、抜け毛の飛散を防ぎ、室内の掃除の負担を軽減できます。
また、洗濯しやすいカバーを選び、カバー自体をこまめに洗濯し、愛犬の空間を清潔に保ってください。
【材料・道具】カインズの布団カバーで作る「犬用ケージカバー」

<材料・道具>
- 布団カバー(掛布団カバー シングル 150×210cm)
- アルミシート×2枚(多目的アルミシート 厚手 1畳用)
- 面ファスナー (面ファスナー 粘着剤付き ホワイト 幅10×長さ15cm)
- 布用ボンド(コニシ 裁ほう上手スティック)
【犬用ケージカバーの作り方】 STEP1:布団カバーをケージサイズにカットする

お家にあるケージの大きさを測ります。
今回は、幅90cm×奥行65cm×高さ60cmのケージカバーを作成します。

ケージの大きさに合わせて布団カバーをカットします。
布団カバーのカット後サイズ
縦:ケージの高さ+ケージの奥行(+縫い代)=126cm(60+65+1)
布団カバーのファスナーがない方をカットし、縦の長さを計算した長さにします。
【犬用ケージカバーの作り方】 STEP2:布団カバーをT字にカットする

布団カバーをT字にカットしていきます。Tの長い上部で側面と屋根を覆うイメージです。

上部68cm(ケージの奥行65cm+縫い代2cm+ゆとり1cm:65+2+1)を残し、左右の下角(↑上図の赤線部分)を58cm(ケージの高さ60cm−2cm)の正方形で切り落とします。
※この時、ファスナーのスライダーを切り落としてしまわないように、スライダーの位置を中央付近に移動させ、クリップ等で仮留めしておきましょう。
【犬用ケージカバーの作り方】 STEP3:布端をボンドでとめる

布団カバーを裏に返します。
布の上部内側1cmに布用ボンドを塗り、表生地と裏生地を貼り合わせます。

表側の生地の赤線部分同士・緑線部分同士、
裏側の生地の赤線部分同士・緑線部分同士を
それぞれ縫い代1cmが重なるように貼り合わせます。
布団カバーをファスナー口から表に返します。
【犬用ケージカバーの作り方】 STEP4:前面の「ひさし」と「とびら」を作る

布団カバーをカットしたとき(STEP1・2)に余った布を活用し、前面カバーの「ひさし」と「とびら」を作ります。

「ひさし」部分の横幅は、
ケージ幅の半分45cm+両端の縫い代2cm+ゆとり1cm=48cm
縦幅は自由です。
今回は、余っていた24cmをそのまま利用しました。

48cmにカットした布を裏に返します。布端1cmに布用ボンドを塗り、表生地と裏生地を貼り合わせます。
表に返し、開いている部分を1cm内側に折り返して貼り合わせます。
もう1枚も同じようにします。

「とびら」は、布団カバーをT字にカットしたとき(STEP2)に余った布を活用します。
「とびら」の縦幅は
ケージの高さ60cm−2cm=58cm(背面の布の長さと同じ)にして、
横幅はひさしと同じく、
ケージ幅の半分45cm+両端の縫い代2cm+ゆとり1cm=48cmにカットします。
裏布とつながっている端の部分(わ)を下側にし、48cmになるように、ファスナー側を切り落としてください。

カットした布を裏に返します。
両面とも上の端を1cm裏に折り返し、布用ボンドで貼り付けます。
左右の端は布端1cmに布用ボンドを塗り、表生地と裏生地を貼り合わせます。もう1枚も同じようにします。

「とびら」を表に返します。
「ひさし」の裏側、上から10cmの所に「とびら」の開け口を上にして貼り付けます。2枚とも同じようにします。
黄色部分には、面ファスナーの「メス」を貼り付けてください。

ケージにカバーを被せて、屋根の端に面ファスナー「オス」を貼り付けます。

T字のカバーの前面に、「とびら」をつければ完成です!
【保温性アップ】犬用ケージカバーにアルミシートを挿入!

犬用ケージカバーにアルミシートを入れることで、保温性が高まります。
ケージのサイズに合わせて、アルミシートをカットしました。
屋根:幅90cm×奥行65cm×1枚
側面:奥行65cm×高さ60cm×2枚
背面:幅90cm×高さ60cm×1枚
前面:幅45cm×高さ55cm×2枚

カットしたアルミシートを、ファスナー口から布団カバーの中に入れます。
前面の「とびら」にも、ポケット口からアルミシートを入れられます。
ファスナーをそのまま活用したので、中のアルミシートは簡単に出し入れできます。
【使用イメージ】愛犬のケージに手作り「犬用ケージカバー」を装着してみた

愛犬が普段使っているペットケージに作ったカバーを付けてみました。見慣れないカバーに少しびっくりしているようでしたが、少し経つと落ち着いたようです。
余ったアルミシートをケージの床マットの下にも敷いてみました。
「とびら」は2枚に分かれているので全部覆うことも、半分だけにすることもできます。愛犬の様子を見て、お使い下さい。
市販の布団カバーで作っているため、お洗濯もOKです!
愛犬がリラックスできるケージカバー、ぜひ作ってみてください。
※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。
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