公開
群馬県高崎市の犬服作り教室 Hana Gray《ハナグレイ》講師。ヒラメキとアイデアで愛犬Grayのためのグッズや暮らしを便利にするモノ作りを楽しんでいる。
だんだんと暑さがやわらいできましたが、まだまだ油断大敵! これからの行楽シーズンも、ワンちゃんたちは熱がこもりやすく、熱中症になりやすいそうです。
特に黒い毛のワンちゃんは、日光の熱を吸収しやすいので注意が必要です。少し汗ばむような日は愛犬の体調にも気をつけてあげたいですよね。
とっても簡単な保冷剤入れの作り方を3種類ご紹介します。お散歩やお出かけの際には、体温を調節できるようひんやりグッズを使ってあげてください。
目次
- 【DIY入門】超簡単に作れる、愛犬用の保冷剤入れ(クールネック・ポーチ・リュック)の作り方ガイド動画
- 【熱中症対策】3種類の愛犬用の保冷剤入れを作ってみた
- 【クールネック】りんごデザインの愛犬用保冷剤入れの材料・作り方①
- 【ポーチ&リュック】りんごデザインの愛犬用保冷剤入れの材料・作り方②
- 保冷剤がなくても大丈夫! 愛犬が長くひんやりできる保冷剤の代用品一覧
【DIY入門】超簡単に作れる、愛犬用の保冷剤入れ(クールネック・ポーチ・リュック)の作り方ガイド動画
【熱中症対策】3種類の愛犬用の保冷剤入れを作ってみた
- 愛犬の首を冷やせるマフラー型の保冷剤入れ(クールネック)
- 愛犬の、ハーネスや洋服に付けられるポーチ型の保冷剤入れ(クリップ式)
- 愛犬の背中を冷やせるリュック型の保冷剤入れ
の3点です。
どれも、とっても簡単に作れます。愛犬との生活や使用シチュエーションに合わせて、お試しください。
【クールネック】りんごデザインの愛犬用保冷剤入れの材料・作り方①
愛犬の首を冷やせる、マフラー型の保冷剤入れの作り方です。
<材料・道具>
- 赤い生地:縦22cm×横(犬の首回り+約20cm)
- フェルト:赤・緑・黄・茶(約10cm四方)
- 布用ボンド(コニシ 裁ほう上手スティック)
- 布用マーカー(マービー 布描きしましょ)
- 保冷剤(クールクール保冷剤 4個入)
<作り方>
1.赤い生地の上下の端を1cm折り返し、布用ボンドで貼り付けます。
2.中央に保冷剤ポケットを作るため、保冷剤の幅に合わせてさらに上下を折り畳みます。
今回は、保冷剤の幅(7.3cm)に合わせて、上下を6cmずつ折り畳み、縦幅を8cmに設定しました。
保冷剤ポケット以外は布用ボンドで貼り付けます。
3. 黄色いフェルトを縦8cm×横5cmにカットします。縦幅は、赤い布の幅に合わせてください。
赤い生地の右端に、カットした黄色いフェルトをはさんで貼り付けます。
4.赤い生地の左端を5cmオモテ側に折り返し、①左端から4.5cmのところ②③保冷剤ポケットとなる場所の両脇、の3箇所を縫います。
5.かざりのりんごを作ります。
赤いフェルトをりんごの形に切ります。
茶色のフェルトを枝の形に、
緑のフェルトを葉っぱの形に切って貼り付けます。
葉っぱに布用マーカーで葉脈を描き入れます。
6.最後に、クールネックのオモテ側、折り返し部分(4で折り返したところ)の上にかざりのりんごを貼り付けて完成!
中央のポケットに、保冷剤を入れてお使いください。
かざりりんごの下の輪に、クールネックの右端を通して、首に巻けるようになっています。
【ポーチ&リュック】りんごデザインの愛犬用保冷剤入れの材料・作り方②
愛犬のハーネスや洋服にクリップで留められる、ポーチ型の保冷剤入れと、愛犬の背中を冷やせるリュック型の保冷剤入れの2つの作り方をご紹介します。
<材料・道具>
- 赤いフェルト:約18cm四方
- 緑のフェルト:約10cm四方
- 茶色のフェルト:少量
- 布用ボンド(コニシ 裁ほう上手スティック)
- 布用両面テープ(3M スコッチ 布用両面テープ 強力薄手)
- 布用マーカー(マービー 布描きしましょ)
- ジッパーバッグ(抗菌ダブルジッパーバッグ SSS)
- 名札クリップ(クツワ 安全名札クリップ クリア)
- 保冷剤(クールクール保冷剤 4個入)
リュックを作る場合には、以下の材料を使用 - マスク (不織布マスク 大人用 ふつう)
<作り方>
1.赤いフェルトをりんごの形にカットし、
緑のフェルトを葉っぱの形、茶色いフェルトを枝の形にカットしたものを、布用ボンドで貼り付けます。
葉っぱには、布用マーカーで葉脈を描き入れます。
2.ジッパーバッグに両面テープを付けて、りんごの背面に貼り付けます。
このとき、りんご側の開き口も両面テープで固定します。
3.開き口の手前側を、余っているフェルトで補強します。
4.ジッパーバッグの補強した部分に名札クリップをつけて、ポーチ型の保冷剤入れの完成です。ジッパーバッグに保冷剤を入れてお使いください。
名札クリップを使用しているので、安全ピンなどでつけるのよりも、安全で付け外しも楽々!
お散歩やお出かけのとき、ハーネスやお洋服につけるだけで、ひんやり過ごせるのではないでしょうか。
5.両面テープで、ジッパーバッグにマスクを貼り付ければリュック型の保冷剤入れの完成です。
りんご以外でも、お好みの生地や形で作れば愛犬にピッタリの可愛らしいひんやりグッズができますよ!
※愛犬が紐などを誤飲することがないよう注意し、飼い主さんの目が届くところでお楽しみください。
保冷剤がなくても大丈夫! 愛犬が長くひんやりできる保冷剤の代用品一覧
いろいろな形の保冷剤入れを作ってみましたが、保冷剤を使わなくてもひんやりグッズにすることもできます。
- おうちに保冷剤がない!
- 保冷剤では硬くなりすぎる……
- 万が一、愛犬が保冷剤の中身を食べてしまったら心配……などの場合には、保冷剤の代用するのがよいでしょう。
意外と、身の回りの日用品でも、保冷剤のような役割を果たしてくれます。
今回は、保冷剤以外に6つのアイテムを冷やして、冷却期間を比べてみました!
<使用したもの>
- 保冷剤(クールクール保冷剤 4個入)
- メラミンスポンジ (水だけでこすれば落ちるメラミンスポンジ M)
- マイクロファイバークロス (使い捨てマイクロファイバークロス)
- 吸水クロス (キッチン セルローズ 吸水クロス)
- ネットスポンジ (泡立つネットスポンジミニ 2個入)
- スクラブクロス (使い捨てスクラブクロス 20×22cm 50枚)
- ニットふきん (綿100%のニットふきん 3枚入り)
それぞれにたっぷり水を含ませて、ジッパーバッグに入れて一晩凍らせてみました。
すると……意外な結果が!
なんと、メラミンスポンジが一番ひんやりさが長持ちしました!
スポンジ等は、保冷剤よりゆっくり解凍するようです。解凍時間が長いぶん、冷却期間も長くなるため、ひんやりさが長持ちしていました。
ちょっとしたお出かけには、解凍後も濡れタオルとして活用できる、マイクロファイバークロスが使いやすそうです。
真夏を過ぎても、まだまだ熱中症の注意が必要そうです。秋の行楽シーズンも愛犬の暑さ対策を心がけ、保冷剤入れなどを使いながら、楽しくお出かけしてください。
※売り切れや取り扱い終了の場合はご容赦ください。
※店舗により取り扱いが異なる場合がございます。
※一部商品は、店舗により価格が異なる場合があります。
下記から、レビューが投稿できます。みなさんの感想やコメント、記事にまつわる愛犬の画像などもお待ちしています!