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気付きのはWanQol編集部が街角で出会った素敵な愛犬家とわんちゃんを紹介する《WanScene》(ワンシーン)。今日は光が丘で、ひとみさんに出会いました。名前の通り、真っ白で甘えん坊な小雪ちゃん(柴犬)との素敵な暮らしについてお話を伺いました。
目次
- 光が丘公園で出会った愛犬家とわんちゃん
- 目を引くほどの真っ白な子犬
- いくつになっても甘えん坊の愛犬
- 愛犬は私にとって1番の理解者
光が丘公園で出会った愛犬家とわんちゃん
愛犬データ No.97
小雪ちゃん/犬種:柴犬(16歳)
目を引くほどの真っ白な子犬
-多い時は3匹の柴犬と暮らしていました。
「日本犬は扱いが難しいから、飼いきれない…」というオーナーさんから、お話を聞いて引き取ったのが始まりでした。やがて柴犬が2匹に増え、その子たちから3匹の赤ちゃんが生まれました。両親も他の子も黒い毛だったのに、この子だけ真っ白。本当だったら、みんな揃って飼ってあげたいところでしたが、泣く泣く2匹は手放すことに。そこで、『白い犬は人間の生まれ変わり』と聞いたこともあったので、何かの縁を感じてこの子を大切に飼うことに決めました。
パパが小太郎、ママが小梅だったので両親から“小”という文字を引き継いで“小雪”と名付けました。
いくつになっても甘えん坊の愛犬
-目が見えなくなってしまっても、お散歩は大好き
両親と一緒に育ったので、聞き分けの良いお利口さんですよ。しつけで困った経験もありません。
ただ、その分とっても甘えん坊な面もあります。今はパパもママも亡くなってしまってひとりなので、お留守番は一層寂しく感じるようです。私がお仕事から帰ってくると、飛んで迎えてくれます。
私の膝の上に乗るのが大好き。いつもちょこんと座って落ち着いています。
今、小雪は両目が見えていません。それでもこの子はお散歩が好き。ゆっくりゆっくり、小雪に話し掛けながら歩いています。見えていた時の感覚は残っているみたいで、私の声を頼りに一生懸命進みます。
お散歩は、毎日1~2時間は行っています。真夏だと可哀想なので夕方と夜だけ。
柴犬は【緑内障】になりやすいみたいで、この子のママも患っていました。眼圧が高くなり、眼球が前に出てきてしまう症状があるんです。小雪にも同じような症状が見られたので、「もしかして…」とすぐに病院に行きました。眼圧の高い状態が続くと、やがて網膜などにも支障が出て失明してしまうのだそうです。この子の場合、早くに気付けたので発症から5年くらいは視力を保つことができました。
しかし、やはり不自由な部分はあるようです。家でも急に振り返ったりすると、家具や壁にぶつかってしまうことはあります。なので、出来るだけ室内のレイアウトは変えないようにしています。
→【獣医師監修】犬は目の病気になりやすい? かかりやすい犬種はいる?
愛犬は私にとって1番の理解者
-どこを切り取っても愛おしい。正直おしっこ姿だって可愛いです(笑)
話さなくても「いてくれるだけでいい」って思えるのって凄くないですか?恋人だって、そんな感覚でいられるのって最初だけじゃないですか(笑)同じ言語を使っていないのに、気持ちが伝わるという安心感。疲れている時や悲しい時には、黙って寄り添ってくれる。本当に癒やしです。
犬と暮らし始めてみて、お散歩など、仕事やライフワークが犬中心に変わりました。自分の健康を考えるようにもなりましたね。「私に何かあったら大変!」と、自分自身の体調にも気を付けています。毎回、帰宅時に廊下を飛んで迎えてきてくれる小雪を見るとなおさら。目が見えなくても変わらず、お部屋から出てきて飛びついてくれる。そんな小雪が大好きです。
小雪のどこが可愛いとか言い表せないですね、全てが愛おしいから。寝顔やごはんを一生懸命食べる姿、変な話ですが用を足してる時だって可愛くて仕方ありません(笑)。「うちの子になってくれてありがとう」っていつも思っています。