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お家の中で、ちょっと立って用事をしたいけれどわんちゃんを置いておけない時、ちょっと一緒にお出かけする時など、抱っこ紐(スリング )があれば、手が使えるので便利ですよね。
今回は、使わなくなった古着のトップスをリメイクして簡単なスリングを作ります。わんちゃんにぴったりなものを是非作ってみてください。
目次
- 【動画】リメイクで簡単!小型犬用抱っこ紐の作り方
- 【材料・道具】人間用のトップスを活用!小型犬用抱っこ紐(スリング )
- 【STEP1/3】底を形成する〜小型犬用抱っこ紐(スリング )の作り方〜
- 【STEP2/3】肩紐を形成する〜小型犬用抱っこ紐(スリング )の作り方〜
- 【STEP3/3】バッグの口を縫う〜小型犬用抱っこ紐(スリング )の作り方〜
【動画】リメイクで簡単!小型犬用抱っこ紐の作り方
【材料・道具】人間用のトップスを活用!小型犬用抱っこ紐(スリング )
<材料>
・長袖トップス(トレーナー・フリース・ニットなど) 1枚
→ほつれにくい素材&強度のある生地のもので、わんちゃんが心地良く過ごせるものでだと◎。
・補強用の布(10cm x 30cnくらい)
→マスク用布など、切りっぱなしで使える布が便利です。
10cm x 30cnくらい
・カラー紐 2本(各約1.5mのもの)
<道具>
・ミシン
・ハサミ
・まち針
・紐通し
※安全設計のため、ミシン縫製を推奨します。
【STEP1/3】底を形成する〜小型犬用抱っこ紐(スリング )の作り方〜
底を縫いやすくするために、両肩の線を袖ぐりのところまで(↑ピンクの線)切ります。
トップスの裾を重ねてバッグの底部分にします。
裾口を↑写真のように折って広げ
上下に折り込みます。裾同士の重なる幅は、作りたいスリングの深さに合わせて調整してください。
表側からピンクの線をミシンで縫います。
切った襟口を広げて、先ほど重ねた裾(底となる部分)にミシンをかけます。余計な所を縫わないようにします。
裏に返して、底部分の裏も縫ってより丈夫にします。↑のブルーの線に沿って縫ってください。
補強用の布(グレー)を底の部分の重なりよりも大きめにカットします。そして、裏にしたまま、縫った部分を覆うように補強用の布(グレー)を縫い付けます。
【STEP2/3】肩紐を形成する〜小型犬用抱っこ紐(スリング )の作り方〜
両袖の縫い目を上にして重ねて肩にかけてみて、まち針やクリップなどでちょうど良い長さに印をつけておきます。
肩紐を縫い合わせる長さは、飼い主さんの体形に合わせて調整してください。わんちゃんを入れると重さで下がるのを考慮して少し短めに肩紐の長さを決めるようにします。
肩から近い方の袖だけにクリップを付け直し、
襟から手を入れて、片袖に手を通して片方の袖をもう片方の中に引っ張り入れ、先ほど印をつけた位置まで持ってきます。
中に入っている袖の先端部分にもクリップをとめます。
袖と袖が重っている部分(↑ピンクの線)をしっかり縫います。
【STEP3/3】バッグの口を縫う〜小型犬用抱っこ紐(スリング )の作り方〜
バッグの入り口の大きさを調整できるための紐通しを作ります。
底を下にして平らに置き、肩線に向かって前後の見頃を折ります。折った部分にまち針をさしとめます。
両脇のまち針をとめた位置に合わせて、中央にもまち針をとめます。はみ出してしまう部分は、中に折り込みます。
折り返した下側(↑ピンクの線)を縫います。
横から見ると↑このようになります。
今回は、ピンクの線の上にレースを乗せて縫ってみました。
先ほど縫ったところにカラー紐を通して
完成です!
レースで飾りをつけたり、ポケットをつけたり、お好みのデザインのスリングを作ってみてください♪
右:レディースニットSサイズを使用、左:トレーナーMサイズを使用
今回はニットで作りましたが、トレーナーでもオススメです!トレーナーなどの生地は、ほつれにくいので端の処理も楽ですし、丈夫で伸縮性も高くわんちゃんが飼い主さんとくっついている感じがするので、きっと安心してくれると思います♪
早速スリングに入って、お出かけ準備をしていました!
ご使用前に、縫い目が緩んだり、生地が伸びたりしていないか確認してください。
また、お使いの際はなるべく片手で底から支えるなど、わんちゃんの安全にどうぞお気をつけて、わんちゃんと楽しい時間をお過ごしください。