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ペットフード販売士。2006年カインズ入社。販売ラインマネージャー・副店長・店長を経て現職(ペット部バイヤー)8年目。

愛犬のごはん「本当においしいのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
私たち人間が普段食べるものとは、まったく異なる見た目、香りがしているので不安になる方も多いのではないでしょうか。
ご存じの通り、犬は私たち以上に嗅覚が鋭い動物です。そんな、香りや風味に敏感な愛犬たちに、毎日おいしい食事を楽しんでもらいたい!」という想いから、この度カインズこだわりのプレミアムドッグフード『ぜいたく素材ごはん』を開発しました。
素材へのこだわり、おいしさを閉じ込める工夫、そして何よりも続けやすい価格を実現するための企業努力とは? 商品開発に携わった持丸さんと、商品設計の北村さんがご紹介します。(PR)
タイトル【新鮮(*1)な生肉が第一原料(*2)】について
(※1) 製造時に乾燥粉末ではなく生肉原料を直接配合しているということ
(※2) 製造時に一番多く使用した原料のこと
目次
- カインズのプレミアムフード『ぜいたく素材ごはん』とは?
- なぜ「生肉の鮮度」にこだわったのか? 犬が自分で選びたくなるようなフード
- 「高品質なのにお手頃」を支える仕組み。どこでコストを削っている?
- 「人間の食品レベルの品質管理――カインズ独自の基準とEトレーサビリティ」
- 「こんな犬&飼い主さんにおすすめ――毎日をおいしく過ごすために」
- 『ぜいたく素材ごはん』がもたらす食卓革命? 普段の愛犬の食事傾向
- 三者三様の愛犬たちの食べっぷりはいかに!? 初回から1週間後の実食レポート!
- 「うまみと香りを逃さない」いまこそプレミアムなフードを試してみよう!
カインズのプレミアムフード『ぜいたく素材ごはん』とは?

北村 明(カインズ 設計技術部)
2019年カインズ入社。食品メーカーや小売など数社で商品開発に携わる。ペットフードのPB商品開発を技術面でサポートしている。

持丸 康介(カインズ ペット部 バイヤー)
ペットフード販売士。2006年カインズ入社。販売ラインマネージャー・副店長・店長を経て現職(ペット部バイヤー)10年目。

『ぜいたく素材ごはん』は、新鮮な(※3)原料をつかって仕上げました。多くのワンちゃんに喜んでもらえるおいしさと素材へのこだわりを両立し、愛犬の健康を気遣う飼い主さんにぜひ手に取って欲しい、カインズこだわりのドッグフードです。
(※3) 製造時に乾燥粉末ではなく生肉原料を直接配合しているということ

生の原料を使用すると、風味豊かなドッグフードになります。
私たちは、ワンちゃんに素材そのもののおいしさを感じて欲しいと思い、生の原料をできる限り配合しました

今回のラインナップは、ビーフ、チキン、サーモンの3種類。ビーフとチキンは、タイの指定農場から産地直送し、加工しています。特にチキンは飼料配合から鶏肉の加工までが工場近くにあるため、最初から最後まで一貫して扱える流通環境です。
一方で、冷たい海で育つサーモンはタイでの調達が難しいため、ノルウェー産やチリ産のアトランティックサーモンを使用しているとのこと。

今回、新商品にぴったりの工場を見つけるために、国内外で二桁以上の工場を回り、2年近くも探し続けました。品質を追求すればするほど、どうしても商品にかかるコスト、つまり商品の値段が高くなってしまいます。
しかし、たくさんのワンちゃんに食べて欲しいという一心で、輸入から店頭販売までを一括管理し、中間コストを徹底的に削ぎ落とした結果、高品質でも手頃な価格を実現できました。
食事は毎日のことですから、お客様のご愛犬においしく食べてもらえるだけでなく、続けやすい価格であること。私たちは、この点に非常にこだわりましたね
なぜ「生肉の鮮度」にこだわったのか? 犬が自分で選びたくなるようなフード

犬の本能を満たすために欠かせないもの
ドッグフードを選ぶうえで、飼い主は「栄養バランス」や「安全性」に着目する傾向にあります。もちろんそれも大切ですが、犬にとっては味や香りや食感など、素材本来のおいしさがとても大きな意味を持っています。

犬は言葉で『これが好き』とは言えないけれど、匂いと味にはものすごく敏感です。
生肉の鮮度と、わんちゃんの嗜好性を引き出す香りにこだわっていますので、興味を持ってくれる自信があります。「これが食べたい!」という気持ちが自然に湧くようなフードに仕上がっているのではないでしょうか
愛犬の日々の食事が「退屈な時間」になっていないか

同じメニューが続くドッグフードは、犬にとってただお腹を満たすだけの存在になりがち。しかし、素材本来の香りや味がしっかり残っていれば、犬は嗅覚と味覚をフルに使って食事を楽しめるようになるかもしれません。
- 香りが立つと、食欲がそそられる
- 噛むたびにうまみを感じやすいと、食いつきも変化
- いつものフードが「ちょっとワクワクする時間」に変わる
シニア犬や食べムラの多い子ほど、匂いに惹かれて食欲が戻るケースが多いという声も。原料の「生肉の鮮度」を保ったまま使用することで、愛犬の食事が「少しぜいたくなイベント」に変わるかもしれません。
栄養価だけでなく、愛犬の食べる喜びを重視

持丸さんは「ドッグフードで栄養が摂れるのは当たり前。そのうえで、犬が味や香りをしっかり楽しめるかが重要」と語ります。
こうした考えの背景には、「栄養価があっても、犬がおいしく食べなければ意味がない」という人間の食事であれば当たり前の事実があるのです。

飼い主さんはどうしても『健康のために良い成分を』と考える方が多いですよね。でも犬が食べてくれないと元も子もない。結局、おいしさがともなってはじめて栄養が活きるんです。
できるだけ鮮度を保った肉や魚を使うほうが香りもうまみも強く、完食したくなるフードになるはずです
「高品質なのにお手頃」を支える仕組み。どこでコストを削っている?

素材の質や鮮度にこだわるほど、おのずとコストはかさんでいくもの。実際、『ぜいたく素材ごはん』も従来のカインズ製品に比べて、食材の原価は大幅に増えているそうです。しかし市場のプレミアムフードと比べてリーズナブルな価格設定を実現しています。
その背景には、品質を落とさずに削れるコストを徹底的に見直す仕組みがあるといいます。
工場と直接契約で、リーズナブルな価格を実現

一般的に、ドッグフードは「工場→メーカー→問屋→小売」を経て店頭に並ぶため、複数のコストが発生します。
しかしこのフードは、カインズが工場と直接製造契約を結び、輸入から店頭販売まで一括管理する体制を確立。そうすることでコストを抑えられています。

原料費は確かに割高です。
でも、原料費や品質維持にかかるコスト以外を削るという姿勢を徹底し、結果的に高品質でも手頃な価格設定を実現しました。品質重視のアプローチを理解してくれる工場だったことも大きな要因となりましたね
「人間の食品レベルの品質管理――カインズ独自の基準とEトレーサビリティ」

重要なのは工場の管理品質。製造〜出荷まで徹底した管理体制
「安全で安心なフードを届けたい」という想いから、『ぜいたく素材ごはん』は人間の食品製造と同等レベルの管理体制を導入しています。
工場の候補は二桁以上におよびましたが、最終的に選ばれたのは、ISO9001(国際標準化機構の定める品質マネジメントシステム)やHACCP(危害要因分析重要管理点)など食品製造で一般的な認証規格を満たすだけでなく、カインズ独自の品質管理基準をクリアした工場です。


この工場では、原材料の受け入れから製造・出荷に至るまで徹底した工程管理が行われています。
Eトレーサビリティシステムが導入されているため、「どの原料がいつ使用され、どんな工程を経て製品化されたか」をQRを用いて、工場内ではオンライン上で確認できる仕組みが整備されています

人間向けの食品と同じレベルで管理できる工場であることは欠かせませんでした。
生肉を使うからこそ品質基準の厳しさは増します。でも、そのぶん『犬が本当においしいと思える味』も守りやすいはず。
私たちとしては、『おいしさ』と『安全性』が両立できてはじめてプレミアムと呼べるフードになると考えています
「こんな犬&飼い主さんにおすすめ――毎日をおいしく過ごすために」

ドッグフードといえば、以前は「栄養バランスが良ければOK」と思われていました。しかし近年は、それだけでなく「おいしさ」や「原料」に関心を持つ飼い主さんも増えてきました。

偏食気味の子や、食事でなかなか栄養を取り切れない子には、素材のうまみをしっかり残したフードが大きな助けになると思います。
だからこそ、本商品のように素材そのものの香りがあると、興味を持ってくれやすいのではないでしょうか。
ここからは、『ぜいたく素材ごはん』ならではの強みを活かせるシーンを見ていきましょう。

1. とことん「品質」にこだわりたい。愛犬の食事を熱心に考える方
- 冷凍解凍したお肉より、できるだけフレッシュな状態をキープしたものを食べさせたい
- 溺愛と言われても、愛犬には本当においしいものをあげたい
『ぜいたく素材ごはん』では、鶏肉・牛肉を主にチルドで調達。解凍によるドリップのダメージを少なくする取り組みは、愛犬にできるだけ「新鮮な素材を感じてもらいたい」方にぴったりです。
2. 普段はそれなりのフードをあげているけれど、もう一段こだわってみたい方
- 今のフードでも問題ないけど、実は「もうちょっと上」を試してみたい
- 記念日や特別な日に、ワンランク上のフードを食べさせてあげたい
『ぜいたく素材ごはん』は、ちょっと贅沢といえども、工場直取引でコストを抑えているため、継続もしやすい価格が魅力。手軽にお試しできる180g入りもしくは200g入りの商品も準備しましたので、まずは特別な日のごはんとして試してみて、愛犬の反応が良ければ、日常のフードに切り替える流れもおすすめです。
3. シニア犬や食欲不振の子でお悩みの方
- 年齢とともに食べなくなってきた
- 食べ渋りが増えてきて、健康面が心配……
嗜好性の高い原材料を使用しており、食欲に配慮したつくりです。
4. 今のフードが合わず、別のフレーバーを探している方
- 愛犬に合ったフードが見つからない
『ぜいたく素材ごはん』にはチキン、ビーフ、サーモンの3フレーバーのご用意があります。
5. 愛犬の肥満が気になる方
- 同じ量を与えるのでも、少し脂質控えめなものに変えたい.......
- 今もプレミアムフードを与えているけど、もう少し低脂質なものに変えたい......
『ぜいたく素材ごはん』は低脂質にこだわってつくられています。現在与えているフードと脂質の割合を比較してご検討ください。
シニア犬や食欲が落ち気味のワンちゃんほど、香りやおいしさが大切です。
『ぜいたく素材ごはん』は、生肉や特別な製造方法によって素材本来のうまみと香りを強く残せるため、ワンちゃんが興味を示しやすく完食率が上がったという声も多いです。
「ちょっと高級品だけど手軽に続けられる」
「自然な風味で犬が自分から食べたくなる」
「シニア犬や食欲不振の子にも配慮した素材選び」
といった要素が揃った『ぜいたく素材ごはん』は、上記のような悩みや希望を持つ飼い主さんにとって心強い味方になるはずです。

『ぜいたく素材ごはん』がもたらす食卓革命? 普段の愛犬の食事傾向
では実際に筆者の愛犬にお試ししてみたリアルなレポートをお届けします。愛犬がどんな反応を見せてくれるのか、いまから楽しみです!

なっとう(トイプードル 3歳 男の子)
- 体重:3kg(標準~スリム体型)
- 散歩・運動量:1日2回、1回の散歩は30分程度
- 1日の食事回数・量:2回、1食あたり70g
偏食気味。嫌いなものには一切手をつけない。過去30種類以上のフードを試すなど、飼い主が苦労している。知育玩具だと食べるが普通の皿では残してしまう。

こんぶ(チワワ 2歳 女の子)
- 体重:2.5kg(標準体型)
- 散歩・運動量:1日1回、30分くらい
- 1日の食事回数・量:2回、1食40g
何でも食べる。病院の薬までおいしそうに食べる「フードファイター」。知育玩具を使わないと5秒で完食してしまう。肥満には注意が必要なタイプかも。

ねぎ(柴犬 2歳 女の子)
- 体重:8kg(標準体型)
- 散歩・運動量:1日2回、合計120分以上
- 1日の食事回数・量:2回、1食あたり120g
同じフードを1週間続けると食べるペースが遅くなる。飽きっぽいが、まったく食べないわけではない。トッピングで味を変えるなどの工夫が必要。
三者三様の愛犬たちの食べっぷりはいかに!? 初回から1週間後の実食レポート!

今回は、性格や食習慣が異なる3匹に『ぜいたく素材ごはん』を試してもらいました。(※4)
偏食・早食い・飽きっぽいなどそれぞれ独特のクセがある中、果たしてどのような反応を見せてくれるのか。さっそくレポートしていきます!
なっとう(トイプードル/偏食気味)

初日から意外なほど「すんなり」
普段から「嫌いなものは絶対に食べない」ことで筆者を悩ませてきたなっとうですが、旧フードに3割ほど新フードを混ぜた初日から、匂いをしっかり嗅いだあと自然に口をつけてくれました。
いつもなら知育玩具を使わないと一口も食べないことが珍しくないのに、今回は食いつきがとても良かったです。やはり香りのインパクトが気に入ったのかもしれません。
1週間後には完食率アップ
3日目あたりで旧フードと半々にしても、ペースが落ちることなくむしろ完食率が上昇。
最終的に新フード100%になったときも、8割以上は安定して食べてくれました。うれしい!
こんぶ(チワワ/何でも食べるフードファイター)

初日から圧倒的な早食いモード
普段から病院の薬でさえおいしそうに食べるこんぶは、新フードが混ざった初日から勢いが止まりません。旧フード7:新フード3の割合でスタートしたところ、お皿に突進してあっという間に平らげてしまいました。やはり今後も早食い防止のお皿が必須のようです。

1週間後でも飽きる気配なし
3日目から半々の配合に移行しても食いつきは相変わらず。 最終的に新フード100%になった7日目も、しっぽをぶんぶん振りながら「もっと欲しい!」とせがむほどの満足度。食いつきだけで言えば完璧ですが、早食いや肥満リスクが気になるため、筆者としては量や器の工夫が欠かせないと感じています。
ねぎ(柴犬/飽きっぽい)

初日から最後まで飽きを感じさせず
同じフードを1週間続けるとペースダウンするねぎ。しかし、今回は飽きる様子はなく7日後もいつもより元気に食べ続けている!!

「トッピングでごまかす必要がないのは本当に楽」と筆者も感心しており、「もう少し様子を見て続ければ、飽きやすい子でもローテーションしなくて済むかも」と期待しています。
(※4)ドッグフードを変更するときは、いきなり新しいフードに切り替えてはいけません。最初は現在与えているフードを多めにし、新しいフードを少しずつ混ぜながら、徐々に新しいフードの割合を増やしていきましょう。今回の実食レポートは1週間かけて切り替えました。
「うまみと香りを逃さない」いまこそプレミアムなフードを試してみよう!
以上、我が家の愛犬たちに『ぜいたく素材ごはん』を試してもらったレポートでした。こだわりがもたらす素材本来のうまみや香りは、愛犬だけでなく、私の心にも深く響きました。

食いつきが悪かった子が嬉しそうに完食したり、飽きっぽい子が何日経っても勢いを落とさなかったり。
「ほんとにそんなに違うの?」と私自身も半信半疑でしたが、このフードがもつ鮮度と味わいの力を改めて感じました。
実際に目の前でお皿をペロペロ舐め回す姿を見るたびに、「これが本当の“ごちそう”なんだな」としみじみ。
ぜひ、この幸せをあなたの愛犬にも体験してほしいなと思います。毎日の食事がちょっと贅沢になれば、ワンちゃんの笑顔はもちろん、あなたの日々もきっと明るく楽しくなるはず!
この記事が、新しいフードとの出会いのきっかけとなり、愛犬との「おいしい」を共有するヒントになれば嬉しいです。
