犬種図鑑
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獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。
人のパートナーとして、世界中で活躍しているラブラドール・レトリーバー。性格や外見の特徴、かかりやすい病気などを解説します。
目次
- ラブラドール・レトリーバーの性格や外見の特徴
- ラブラドール・レトリーバーをしつけるときのコツ
- ラブラドール・レトリーバーがかかりやすい病気
ラブラドール・レトリーバーの性格や外見の特徴
ラブラドール・レトリーバーは、もともと水漁犬として人と生活をともにしてきました。そのため、従順で賢く、飼い主さんと信頼関係を築きやすい犬種といえます。
ラブラドール・レトリーバーのカラーは、大きく分けて3種類。茶色系統のイエロー、濃い茶色のチョコレート、全身真っ黒のブラックです。
ラブラドール・レトリーバーをしつけるときのコツ
ラブラドール・レトリーバーは学習能力がとても高く、考えて物事を行うことが得意です。通常のしつけに加え、「〇〇を持ってきて」などの複雑な指示を教えて、作業欲を満たしてあげるといいでしょう。
また、見た目通り体力があり、活動的な犬種でもあるラブラドール・レトリーバー。毎日の散歩やドッグランでの遊びなど、運動量をしっかりと確保してあげてください。ドッグスポーツで技を教えるなど、達成感を得やすい運動がおすすめですよ。
ラブラドール・レトリーバーがかかりやすい病気
ラブラドール・レトリーバーは脂っぽい毛質なので、皮膚が蒸れやすく、皮膚疾患全般に注意が必要です。
また、大型犬であるラブラドール・レトリーバーは、股関節に異常が起こる「股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)」にもなりやすい犬種とされています。子犬の頃から定期健診を欠かさず、こまめにチェックしてもらいましょう。
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