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WanQol編集部が街角で出会った素敵な愛犬家とわんちゃんを紹介する《WanScene》。 今日は多摩川で、守谷さんとナナ(キャバリア)に出会いました。愛嬌たっぷりなナナちゃんとの暮らしについて、愛犬家の守谷さんにお話を伺いました。
多摩川で出会った愛犬家とわんちゃん
愛犬データ No.91
ナナ/犬種:キャバリア(1歳)
ペットショップで見たナナが忘れられなくて
-ナナ(キャバリア)を飼い始めたきっかけは?
昨年の春に天国に行ってしまったキャバリアを思い出すと、日に日に寂しさが募り、気がつくとペットショップを覗くようになっていました。妻は「犬はもう飼わないのよ」と言うので眺めるだけにしていたのですが、ある日、そのペットショップで、小さなブレンハイムのキャバリアと目が合いました。当時3カ月目を迎えたナナがその子です。ナナは私と目を合わせると尻尾を振って喜んだのですが、「このおじさんはきっと見てるだけね……」という態度でプイっと顔を背けてしまいました。ナナの横顔が忘れられなくなり、妻をどうにか説得して我が家に迎えることができました。
犬の本で知ったキャバリアそのもの!
-ナナ(キャバリア)はどんな子ですか?
前のキャバリアを飼う時、『人なつっこくて明るくて初心者向き』と犬の本に書いてありました。それが選んだ決め手だったのですが、ナナはその通りの性格です。大きな犬にも尻尾を回して寄っていきます。自分から吠えることもないので、子どもさんが寄ってきても安心して見ていられます。ナナの名前は母音の「あ」や「お」の連続音が聞きやすいと思い、ララ、ココ、トトなど五十音順に考えて、女の子らしいナナに決めました。名前をすぐに覚えたナナは、私たち夫婦が名前を呼ぶと、まんまるの目をさらに大きくして喜んでくれます。
夫婦の生活に彩りをくれた愛犬
-ナナ(キャバリア)との暮らはいかがですか?
最初はナナを迎えることに反対していた妻も、今ではすっかり溺愛しています。なんといっても我が家に活力が蘇りました。ナナは脚力が強く、近所の山に散歩に行くと1時間~1時間半でも余裕で歩いてくれます。山を登る時は私たちより先に歩き、グイグイと引っ張ってくれますので、こちらも日々脚力を鍛えなければなりません。いたずらっ子ぶりも1歳らしく、靴を加えてどこかに隠したり、妻のバッグやゴミ箱を漁っては遊んでいます。
夫婦で旅行に行く時はナナと出会ったペットショップに預けていきます。ナナは私たちと離れることに抵抗がないようで、ペットショップが自分の故郷とばかりに喜んで預けられ、留守番をしてくれます。
私たちは旅行を楽しみますが、夜、宿泊先で落ち着くと「ナナがいないと寂しいね……」という言葉が自然に出てきます。前の子が亡くなってから4カ月後に家族になってくれたナナ。我が家は仲の良い夫婦だと思いますが、歳を重ねた夫婦の日々は落ち着いたもので、ハプニングも起こりません。そこにナナが来て生活は一変しました。ナナのいたずらや、私たちに対する反応は小さくて嬉しいハプニングの連続です。夫婦二人で「ナナのためにも健康に気をつけて長生きしようね」と話しています。