岡本 直也

岡本 直也

曳家岡本の親方。かつて昭和南海大地震からの住宅復興のために興隆した土佐派の曳家技術の正統継承者。現代的な重力とび職から派生した曳家とは異なる繊細さが伝統構法や宮大工からの支持を集める。代表例は川越市うなぎ屋「小川菊」、石巻市雄勝町「モリウミアス」等。東日本大震災時の体験を書いた「曳家が語る家の傾きを直す沈下修正ホントの話」(主婦と生活社)、また建築系マンガ「解体屋ゲン」に実在の人物ながらセミレギュラー出演中。

日本一「ジャッキ」を大量に使う。家を動かす曳家職人の話

日本で一番ジャッキを使い、ジャッキの取り扱いに詳しい曳家職人・岡本直也が、ジャッキの使い方や種類、選び方について持論を展開。オイルジャッキ、建築ジャッキ(通称きりん)、ジャーナルジャッキ、低床型のミニオイルジャッキ、中国製の安価なオイルジャッキ、それぞれについて利点と懸念点を説明します。曳家とは、古民家などの建築物やお城などをその形のままでほかの場所へ移動する技術。東日本大震災からの住宅復興でも注目された伝統工法です。古民家の多くは不同沈下を起こしているため、ジャッキアップの後、基礎を造り替えます。曳家岡本は、ひとつの工事現場で大量のジャッキを使用します。約40坪の古民家の工事で、通常の業者なら大型オイルジャッキ30台くらいのところを、曳家岡本の場合、約300台のジャッキを用いています。

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