更新 ( 公開)
獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。
運動とストレス発散のためにも必要な犬の散歩。毎日、散歩の時間を楽しみにしている犬も多いですよね。そんな楽しい散歩タイムは、愛犬との絆を深める絶好のチャンス!散歩方法のちょっとしたコツを知ることで、もっと楽しく充実した時間が過ごせるはずですよ。
目次
- 散歩となると興奮しすぎてしまう犬への対処法は?
- 帰るのを嫌がる愛犬にはどう対応すればいいの?
- 散歩に行きたがらない犬への対処法
散歩となると興奮しすぎてしまう犬への対処法は?
愛犬に「散歩に行くよ」と声をかけると、ジャンプしたり走りまわったりと、興奮しすぎてしまうことはありませんか?愛犬が全身で喜びを表現してくれるのはうれしいことですが、そのまま外に出てしまうと、ぐいぐい引っ張っていってしまったり、いきなり走り出そうとしてしまったりと、落ち着いて散歩を楽しめなくなってしまいますよね。
愛犬が散歩というワードで興奮しすぎてしまうタイプなら、散歩の時間以外にもリードをつけてみてください。リードを装着したまましばらく過ごし、落ち着いているタイミングを見計らって何気なく散歩へ出かけましょう。
家を出る前に何度かアイコンタクトをとり、愛犬を落ち着かせながら行くとより効果的です。
帰るのを嫌がる愛犬にはどう対応すればいいの?
愛犬が散歩から帰りたがらないのは、おそらくもっと歩きたいから。しかし、帰宅拒否をされたからといって、そのまま愛犬のわがままを通してしまうのは、しつけの面であまりよくありません。
愛犬が帰るのを嫌がってもいったんは帰宅し、しばらくして落ち着いてから、再度散歩に出かけてあげるのがおすすめ。次からの散歩では、もう少し愛犬のエネルギーを発散できるように、普段と違うコースを行ってみたり、距離を伸ばしたりして、帰宅拒否されないようにしましょう。
散歩でしっかり愛犬が満足感を得られれば、飼い主さんとの散歩をもっと好きになってくれるはずですよ。
散歩に行きたがらない犬への対処法
外はたくさんの音や人、ほかの犬などであふれているので、慣れるまでは散歩に行きたがらない犬もいます。そういった場合は無理に歩かせるのではなく、抱っこやケージなどに入れて外に連れ出してあげてください。
公園や河川敷などの比較的静かでゆっくりできる場所に連れて行き、少しでも歩いたらたくさんほめます。これを繰り返すことで、外での散歩は楽しいことだと感じるようになっていくでしょう。
※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。