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長時間の留守番中でも、愛犬が安心して過ごすためには、飼い主さんが犬目線で環境を整えてあげることが必要です。今回は、愛犬が安心できる環境づくりと、不安にさせないために避けたほうがいいことをご紹介します。
目次
- 留守番中はトイレとハウスつきのサークルで
- 帰りが遅くなるときは電気をつけたままで出かける
- ペットシッターや見守りシステムを利用する方法も
留守番中はトイレとハウスつきのサークルで
長時間の留守番中、愛犬が過ごすスペースに欠かせないのは、休む・体を動かす・排せつする・水を飲むといったことが不自由なく行える環境です。
休むためには、四方を囲まれたクレート等のハウスを寝床として用意して、好きなときに入れるようにしておきます。
体を動かすためには、愛犬が過ごすサークルや柵の中に、体を伸ばしたり横になったりできる十分なスペースをつくりましょう。
また、何回か排せつしても問題ないように、トイレはワイドタイプを用意。水はボウルに入れたもののほか、万が一こぼしてしまったときのために、ボトルタイプの水も用意しておくのがおすすめです。
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狭いサークルでの長時間の留守番はNG!
体を伸ばせないサークルで長時間過ごすと、犬はストレスがたまり不安になります。体にも悪影響を及ぼすので注意が必要です。
トイレを寝床のすぐ隣に置くのはNG!
トイレのすぐ隣に寝床があると、ウンチが気になって食べたり遊んだりしてしまうことがあります。また、寝床がクレートではなくふわふわしたベッド等だと、トイレとの区別がつきづらく、ベッドでオシッコをしてしまうことも。
寝床はクレートを用意して、ベッドと寝床の間隔はある程度あけるようにしましょう。
外が見える場所で留守番させるのはNG!
愛犬が退屈しないようにと、外が見える場所で留守番させるのは避けたほうがよいでしょう。特に窓のそばは、人や車が通るだけで吠えてしまったり、直射日光があたってしまったりと、愛犬の体にもよくない場合があります。できるだけ環境の変化が少ない、静かな場所で留守番させるようにしましょう。
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帰りが遅くなるときは電気をつけたままで出かける
ふだん家に人がいるときは、夜でも電気をつけて明るくしていますよね。犬は、いつもと違う環境に不安を感じやすい生き物なので、留守番中も同じ環境をつくってあげてください。
留守番が長時間にわたり、暗くなるまで帰れない可能性があるときは、電気をつけたまま出かけるか、暗くなったらスイッチが入るように、タイマー付きの照明を使用するなどの工夫を取り入れるとよいでしょう。
ペットシッターや見守りシステムを利用する方法も
愛犬をペットホテルに預けたり、ペットシッターさんの手を借りたりするのもひとつの方法です。相手をしてくれる人がいれば、愛犬が不安になることも少ないでしょう。
最近では、犬の保育園などほかの犬とふれあえる施設や、スマートフォンから愛犬を見守ったり話しかけたりすることができるシステムもあるので、愛犬の性格に合わせて検討してみてもいいですね。
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