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今年は春の訪れが例年に比べて随分早いようですね。春は、アレルギーや持病の発作や症状などが出やすい時期と言われてます。老廃物が排出される、ということは つまりデトックスの季節です。そのデトックスによって、とっても負担がかかるのが肝臓。効能が肝臓に届くと言われる食材を積極的に摂って、肝臓の働きを補ってあげましょう!
今回ご紹介するのは、そんな『春』におすすめの食材を使った『鮭のちらし寿司』。もうすぐ訪れるひな祭りにもおすすめの簡単レシピです。
目次
- スーパーで簡単に手に入る!愛犬用鮭と菜の花のちらし寿司の材料
- 調理時間10分!愛犬用鮭と菜の花のちらし寿司の作り方
- 効能が内臓にまで届く!愛犬用鮭と菜の花のちらし寿司の食材について
- 鮭と菜の花のちらし寿司を愛犬にあげるときの3つ注意点
スーパーで簡単に手に入る!愛犬用鮭と菜の花のちらし寿司の材料
<材料>
・生鮭 1/2切れ(約40g)
・菜の花 15g
・卵 1/2個
・ミニトマト 1個
・酢飯→白米or雑穀米 35g、りんご酢 小さじ1、白すりごま 小さじ1/2
菜の花は、ブロッコリーやアスパラガスで代用できます。生鮭は鯛でも代用可。
炒めたきのこや 茹でたひじきなどを細かく切って酢飯に混ぜると、より栄養価がUPしますよ。
体重約5キロの避妊去勢済み成犬 1食分の目安です。(1日2回食の場合)おうちの子の体格・体重に合わせて量を調整してください。
調理時間10分!愛犬用鮭と菜の花のちらし寿司の作り方
まずは酢飯づくりから。
菜の花の茎の部分は細かく切って、酢飯に混ぜてもOK!ミニトマトは1/4か1/8にカットしておきましょう。
続いて卵の準備。
最後に盛り付け。
これで色鮮やかなちらし寿司の完成です。
効能が内臓にまで届く!愛犬用鮭と菜の花のちらし寿司の食材について
★鮭
春にお腹を壊しやすい子や、お魚に初めてチャレンジする仔にもおすすめのお魚です。胃腸を温めて、消化機能を改善する働きがあるので、お腹の冷えやすい仔にも、また、疲労回復効果もありますので、体力のない疲れやすい子にもおすすめです。
赤い色をしていますが、白身魚の一種で、ピンク色の色素は、アスタキサンチンという強力な抗酸化物質で、強い抗ガン作用もあると言われます。
鮭に含まれるオメガ3の脂肪酸であるEPAやDHAはアレルギー症状にも効果があると言われています。オメガ3は不飽和脂肪酸のため、動脈硬化を防ぎ、脳細胞の活性化にも有益です。
★菜の花(なばな)
βカロテン、ビタミンEやK、葉酸などのビタミン類を豊富に含む高栄養の緑黄色野菜です。デトックス(解毒)効果が強く、春にはおすすめのお野菜のひとつです。
薬膳的には、血の流れをよくしてくれる働きもあります。
シュウ酸カルシウムを含みますので、別茹でして茹で汁は捨てましょう。
また、アブラナ科のお野菜ですので、甲状腺に疾患のある仔には与えず、春菊や豆苗、セロリ、ピーマンなどで代用しましょう。
鮭と菜の花のちらし寿司を愛犬にあげるときの3つ注意点
①塩鮭ではなく、必ず『生鮭』をお使いください。
サーモンは脂質が高いので、白鮭がおすすめです。『生鮭』と書いて売ってあるものは白鮭が多いです。銀鮭は白鮭よりも脂質が高いので、お使いの場合は少し量を減らしましょう。
生鮭が手に入らない場合は、春が旬の鯛でも お作り頂けます。鯛は低脂質で消化しやすく、こちらもわんちゃんにおすすめのお魚です。
②りんご酢は必ず、りんご100%の純りんご酢もしくはアップルサイダービネガーをお使いください。商品によっては、人が食べやすいように砂糖などを加えてあるものもあります。原材料をご確認ください。
③わんちゃんによって、丸飲みしちゃう子、よく噛んで食べる子、様々です。
丸飲みしちゃう子の場合は具材を細かく、よく噛んで食べる子は一口サイズで、というように、おうちのわんちゃんのお口のサイズや食べ方によって 食材のサイズを変えるとよいと思います。
今回は、春におすすめの食材を使った『鮭と菜の花のちらし寿司』をご紹介しました。
旬の食材は、その他の季節よりも 栄養価も味もぐーんとアップしていますし、その季節特有の体の不調に役立つことも多いです。
旬の美味しい食材を食べて、元気に毎日を過ごしましょう!
《愛犬手作り健康ごはん》では、簡単にササっと出来るヘルシーなレシピを紹介していくのでまた是非見てみてください♪何か作ってあげたい、でも手の込んだものはちょっと大変…という初心者さんに寄り添えたら嬉しいです。