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「遊んで学ぶ!しつけ⑭」の「トリック」ができるようになると、音楽に合わせて「ドッグダンス」を楽しめるようになります。わんちゃんと一緒に踊ることで、ダイエットの効果はもちろん、オーナーとの絆が深まるというメリットも。また、トリックを連続させるので、わんちゃんの頭の体操にもなって集中力の高い子に育っていきますよ。
ドッグダンスをする際には、危険がないかを事前にチェックしておくことが大切です。まず、じゅうぶんな広さを確保してください。そして、ぶつかるものはないか、床は滑らないかなどの確認も念入りに。また、外で行う場合にはリードを必ずつけてくださいね。ドッグランなど、ノーリードOKの場所でも、周囲の人やわんちゃんに迷惑にならないかをしっかりとチェックしておくと、未然にトラブルを防げます。
ドッグダンスでは、何よりも「楽しさ」を優先するのが基本中の基本です。少しくらい音楽からズレても大丈夫! わんちゃんがオーナーと踊るのを楽しめるようにすることが、一番大切なのです。ダンサーになりきって、トライしてみてください。
目次
- STEP1 ドッグダンスの準備を整えよう
- STEP2 パターンを組み合わせてリズムに乗ろう
- 楽しく遊んでオーナーとわんちゃんの絆を深めよう
STEP1 ドッグダンスの準備を整えよう
①わんちゃんと向かい合うところからスタート
まずは、わんちゃんと向かい合うところからスタートです。中・大型犬には立った状態で、小型犬には膝立ちの状態でなど、わんちゃんの体高に合わせてオーナーは体勢を変えてみてください。
②わんちゃんのテンションに合わせて
わんちゃんの好きなオモチャやおやつを使って誘導しながら始めてみてください。テンションが高いわんちゃんには落ち着いたトーンで、テンションの低いわんちゃんにはたくさん声をかけながら褒めてあげることが大切です。
STEP2 パターンを組み合わせてリズムに乗ろう
①コンビネーションにチャレンジ
トリックをつなげた「コンビネーション」にチャレンジです! LESSON14で練習したトリックをつなげたパターンを5つご紹介します。
- 【パターン1】タッチ・タップ→ツイスト
- 【パターン2】バック→コイ
- 【パターン3】ツイスト→アラウンド→スワレ
- 【パターン4】アラウンド→タッチ・タップ→バック→ウィーブ
- 【パターン5】ウィーブ→アラウンド→ツイスト→タッチ・タップ
指示を出すときは、わんちゃんにとってのわかりやすさを重視。はっきりと丁寧に指示することで、スムーズになりますよ。
②音楽に合わせてレッツトライ!
次は、音楽に合わせての実践です。STEP2の①で紹介した5つのコンビネーションパターンを組み合わせて、音楽に合わせて実践してみてください。曲をよく聞いて、カウントを数えながら踊ると成功しやすくなります。うまくいかなくても、ダンサーになりきってリズムをとり続けることが大切です!
楽しく遊んでオーナーとわんちゃんの絆を深めよう
トリック自体は少し難しいと感じているわんちゃんも、リズムに合わせることで新しい楽しさを発見することができます。
ドッグダンスをする際には、曲をよく聞いてカウントを数えながら踊るのが基本になります。最初のうちはうまくいかなくても、リズムをとりつづけることで少しずつできるようになっていきますよ。しかし、ドッグダンスにおいて何よりも大切なのは楽しむことです。オーナー自身もダンサーになりきって、恥ずかしがらずにチャレンジしてくださいね。
好きな曲で踊るとオーナー自身が楽しんでいることがわんちゃんにも伝わるので、ドッグダンスをする際にはオーナーの好みに応じた曲を選ぶのもおすすめです。まずはオーナーの好きな曲で踊ってみて、わんちゃんがなかなかリズムについてこられないときには少しスローテンポの曲にするなど、注意して様子を見ていると、オーナーもわんちゃんも楽しむことができますよ。他にも、わんちゃんの性格、ペース、その日のテンションなども曲を選ぶ際に意識したいポイントです。わんちゃんもオーナーも決して無理はせず、ダンスを楽しみましょう!